藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
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藤井祥子ピアノスタジオには、確実に上達できる喜びがあります 

『楽しい!』『練習したくなる!』のはとにかくわかりやすい指導だから。一人ひとりの成長に徹底的に寄り添って、生徒さんと一緒に音楽を楽しんでいます。 【ピアノレッスン】ピアノの楽しさをとことんお伝えします!年齢問わず、スムーズで音楽的な演奏ができるよう、工夫の詰まった指導です。お子様のレッスンは、心の成長を大切に見守りながら、自信と自己肯定感を育てます。合唱伴奏・ピアノコンクール・進学、全てお引き受けします。大人のレッスンは、初心者・経験者ともじっくり取り組みたい方が多数通われています。 【バイオリンレッスン】憧れのバイオリンだからこそ、身につくまで丁寧にお教えしています。東京芸大卒業後ドイツにて学んだ先生による、分かりやすく楽しいレッスンです。初心者も大歓迎! お問合せTel.090-2301-4587まで。レッスン詳細は藤井祥子ピアノスタジオHPをご覧ください。

ピアノ向きの手

2013年12月27日 | ピアノレッスン
ピアノを弾くタッチだとか、そうでないとか。
ピアノを専門的に掘り下げて考えていくと、往々にしていきあたるお話なのですが、
小さい時から本物のピアノを弾いて育てば、自然とピアノ向きの手になるのかどうか、
一概にも言い切れないように思います。

ただ言えるとすれば、ピアノは楽器で手は音楽を奏でるためにあるということ。
ピアノの音はテレビのようにスピーカーから出てくる音ではなく、
ピアノはピアノ線の震えを楽器全体に響き渡らせて、歌うように鳴るのです。
そして鍵盤は電気のON/OFFスイッチではなく、
ピアノを歌わせるために手や指を自在に使いあらゆる触り方をするのです。

そのために試行錯誤できる手の運動神経と触感を持ち、
出てきた音の違いをとらえる耳と美的な歌心があれば、
ピアノに向いた手は徐々に作られていきます。

幼児には幼児の、10代には10代の、50代には50代の演奏があるのです。
ピアノを弾く手も美的な歌心も、年齢とともに変化して限りはありません。
弾く人のすべてがピアノに伝わり、音楽になるのですから。