藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
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藤井祥子ピアノスタジオには、確実に上達できる喜びがあります 

『楽しい!』『練習したくなる!』のはとにかくわかりやすい指導だから。一人ひとりの成長に徹底的に寄り添って、生徒さんと一緒に音楽を楽しんでいます。 【ピアノレッスン】ピアノの楽しさをとことんお伝えします!年齢問わず、スムーズで音楽的な演奏ができるよう、工夫の詰まった指導です。お子様のレッスンは、心の成長を大切に見守りながら、自信と自己肯定感を育てます。合唱伴奏・ピアノコンクール・進学、全てお引き受けします。大人のレッスンは、初心者・経験者ともじっくり取り組みたい方が多数通われています。 【バイオリンレッスン】憧れのバイオリンだからこそ、身につくまで丁寧にお教えしています。東京芸大卒業後ドイツにて学んだ先生による、分かりやすく楽しいレッスンです。初心者も大歓迎! お問合せTel.090-2301-4587まで。レッスン詳細は藤井祥子ピアノスタジオHPをご覧ください。

感覚

2007年06月01日 | ピアノレッスン
人間は5つの感覚、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚を持っています。
ではその中でピアノを弾く時に使うものは?

答えは、視覚・聴覚・触覚の3つ。(残念ながら味覚と嗅覚は使いません。笑)
この3つの感覚、バランスよく使いこなせると良いのですが・・・。

日常生活の中では視覚に頼るところがずいぶん多いようです。
たとえば、道路を渡る時には「右見て左見て、ちょっとだけ音を聞いてまた右を見る」というように。
台所でコンロの火を消すときも、ちゃんと目で見ないと安心できないし。

ではピアノを弾くときにも視覚を一番頼りにするのかというと、そうではないのです。聴覚や触覚を頼る部分が実は想像以上に大きく、視覚は音楽をするためには(楽譜を読んだり鍵盤を探したりする)あくまで補助の役割。
鍵盤を探すことも音色を求めてタッチを探ることも触覚でほとんど可能ですし、聴覚と想像力をフルに結びつけることであらゆる事を感じることすら出来ます。

先日のレッスン、視力が落ちてきたので楽譜が見えるように眼鏡をかけると鍵盤が見づらくて・・・というお話を聞きました。
それを聞いて、「そうだ!感覚をバランスよく使いそれを磨くという訓練も積極的に取り入れなくては!」と反省。
眠っていた感覚を呼び覚ませば、何歳になっても上達の余地があります。
また上手になるヒントを発見した気分です。