過日、ある場で「真実にはあやうさが・・・」のことばが、この心耳に聞こえてきた。聞こえてきた、というこの事実は不可思議に彩られているできごとだといえよう。私が聞こうとしたところでは、おそらく聞こえてきゃしなかったであろうから。日常何気なく交わし合っていることば(日常語)のところでは、実にいい加減なもんだ。聞かせていただく世界なき、言い合い・聞き合いをやっているに終始あるのみ。「真に救われないなあ」「落ち着けないなあ」のことばが自身に届けられてきたならば、そのことばがこの身に沁みたならば、そのことばに吾が身が尽くされたならば、救われる機になるであろうに。救われたような気になっていたり、救われたいと探していたり、救われたと思ってみたり・・・。そのことばの相(すがた)が、そのことばの相(すがた)として、吾が身に聞こえ聞かせていただく他に、そのことば(真実)に値遇(であ)わせていただける道なしの実感である。
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