ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





上:雲形装飾のある家。江東区東陽1-33
左:スナックらん、かにや。東陽1-26
1996(平成8)年1月7日

写真2枚とも洲崎橋跡から大門通りを南へ行ってすぐの洲崎橋南交差点を東へ入ったところにあった建物。
上の写真の家はカフェーだったと判る装飾をすっかり外してしまって残っている。今見るとなんの特徴もない住宅だ。写真では青いタイルを貼った両脇の柱、不揃いな3連アーチのベランダの手すり、その上の雲形に切った壁、といったなんとなく和風に見える装飾で外観を飾っている。茂木アパートのように入口も前面に3か所が並んでいたようである。洲崎遊廓を紹介する本やサイトには必ず登場する有名物件だった。
2枚目写真の家は、洋風看板建築の飲食店に見えるが、やはりカフェーだった建物なのだろうか。現在は「ガーラシティ東陽町」(2007年2月築、10階建て36戸)というマンションに建て替わった。

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