ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



近藤額縁店。埼玉県川越市松江町1-21
1989(平成1)年9月18日

立門前通りの川越街道に近いほうにあった看板建築にした店。2015年10月に川越市の「景観重要建造物」に指定された。名称は「木村家(桝屋)主屋及び袖蔵」で、その袖蔵が近藤額縁店で、写真左の「桝屋食料品店」が主屋である。撮影時は見た目通りの昭和初期の看板建築と見ていて、桝屋も日本家屋の町家の前面を看板で隠していたとは気が付かなかった。
今は、主屋は看板を外されて1階の格子戸を復元し、2階の格子窓も見えるようになった。2017年の工事による。袖蔵は2020年に「蔵の宿 桝屋」という宿泊施設として開業した。
広報川越 平成27(2015)年10月25日』によると、主屋は川越大火(明治26年)後と推定され、袖蔵は明治26年の建築。主屋の左に車庫にしている平屋の家がある。その家の奥に土蔵があって、それが明治13年の建築。
木村家の家業がなんだったのか分からないのだが、やはりこの辺りに多かった米問屋だろうか?

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