ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





上:ふじはら、1989(平成元)年10月1日。
左:玉龍亭、2016(平成28)年4月23日
中央区日本橋小舟町11

1枚目の写真は昭和通りの江戸橋北と本町二交差点の間の横町を東へ入ったところで、右(東)へ行くとすぐ堀留児童公園の西の入口。
1986(昭和61)年の地図では、写真左手の3階建ての銅板葺きの建物が「おもだかや」で、看板などから居酒屋のようだ。その右の白い看板建築は「ふじはら」。看板の文字を無理やり読んでみると「沖縄伝統工芸」と書いてあるらしい。その右の家は「丸美染織㈱」。さらに右の家から次の角までは五軒長屋で、地図では「石美商事㈱、㈲美選、アミ」とあって、長屋の端が中華料理の「玉龍亭」。
玉龍亭は数年前に閉店したらしいが、1966(昭和41)年の地図に載っているから、まあまあ永く続いてきた店だ。今は袖看板もなくなったが、角の入口の右には相変わらず鉢植えが置かれている。隣の「家庭料理、かめ」はいつ頃の開店だろう?
現在、五軒長屋は玉龍亭とかめの二軒を残して「永昌堂ビル」(永昌堂印刷)になった。また、おもだかやとふじはらの建物は取り壊されて駐車場になっている。

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