ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





上:鯉万。日本橋浜町2-40
1990(平成2)年5月27日
左:セントギャルズ。日本橋浜町2-33
1987(昭和62)年4月26日

鯉万は明治座の裏にあった料亭と思われる建物。戦前は軒並み待合(待合茶屋)だったところで、戦後は料亭にかわって、昭和30年頃の火保図を見ると周囲に15軒ほどがある。鯉万はその地図では空白(空地?)で、あるいは高度成長期に乗って開業した店かもしれない。
現在は「浜町二丁目防災センター」で、空地と細長い小屋が建っている。

2枚目写真のビルは清州橋通り沿い、明治座のすぐ北にあった。日よけのテントに「㈱セントギャルズ」とある。昭和11年の火保図に「青雲堂印刷(コ三)〈コンクリート造3階建〉」とあり、ごく小さいが戦前に建てられたビルである。屋上に4階を増築している。
現在は周囲の建物と一緒に、「アクシア日本橋」(2000年10月築、15階地下1階建80戸)というマンションに替わった。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (じったん。)
2021-09-16 21:55:37
母が言うには、鯛万ていう料亭だそうですよ。
 
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