ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




上智大学クルトゥルハイム。千代田区紀尾井町7。1983(昭和58)年3月

上智大学四谷キャンパスにある、ミサと結婚式が行われる建物。クルトゥルハイムとはドイツ語で「文化の館」を意味するそうだ。「クルトゥルハイム聖堂」とも言われるらしい。『日本近代建築総覧』では「上智大学聖堂」としている。陸軍の軍人だった高島鞆之助(1884-1916)の邸宅として、明治30年代に建てられた洋館。1912(明治45)年に学校設立のため、カトリック修道会イエズス会が購入した。内部、特に2階はかなり改装されていると思われる。
「ネオルネッサンス風を基調とした建物で、外壁は、装飾を抑えた比較的シンプルな仕上がりとなっており、1階部分は石積み風、2階部分は茶系のタイル貼り、軒下から屋根廻りは木仕上げにするなど建物に変化を与えており、ペディメント(三角破風)を配した玄関が重厚な印象を与えている」( Visit Chiyoda(千代田区観光協会))。

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