ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




文部省。千代田区霞が関3-2。1986(昭和61)年7月27日

国土交通省>官庁営繕によると、設計=大蔵省営繕管財局、施工=大林組により、1931(昭和6)年に着工、1933(昭和8)年7月に竣工した中央官庁庁舎。大きな窓、スクラッチタイルの外壁、玄関上部のゴシック風の飾りなどが特徴。1階の石張りは伊豆長岡産の横根沢石という。平面は中庭のある五角形。
現在は再開発されて「旧文部省」のビルは桜田通りと三年坂側の部分が保存されたので、上の写真はそう大きくは変化していない。写真中央の白い建物は虎ノ門交差点の島にあった虎ノ門派出所。写真左端の第一銀行の入るビルは「虎ノ門第一ビル」。現在は「虎ノ門清和ビル」に建て替わって「みずほ銀行」が入っている。



1987(昭和62)年1月1日

上の写真には左に国立教育会館(虎ノ門ホール)が写っている。1964(昭和39)年に竣工した9階建てのビル。 文化庁月報平成24年7号によると、「国立教育会館は、全国の教職員の研修の場で、館内には虎ノ門ホールがあり、クラシック音楽の演奏会が数多く開かれていた」ということで、現在は解散し、建物は再開発により2005年に解体された。



西南に向いた後ろ側の5階建ての部分は取り壊された。1986(昭和61)年7月27日



三年坂側は保存された。奥の白いビルは会計検査院。1987(昭和62)年1月1日

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