ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




左:こぐま。墨田区東向島1-23。2013(平成25)年3月17日
右:ヘアーサロンみゆき。2009(平成21)年3月29日

鳩の街商店街のカフェ「こぐま」とその並び。銅板張りの看板建築が並んでるような景観が見られる。古い航空写真を見ると長細い家が写っているので、食料品のスズキストアまでの五軒長屋だったらしい。こぐまによると、建物は昭和2年に建ったという。その3戸が残っているわけだ。
「ヘアーサロンみゆき」と隣の家は商売はやめたようだ。1970年頃では「みゆき」は「みゆき履物店」で、隣は「オリオン電気」という店だった。


こぐま。2013(平成25)年3月17日

「こぐま」は2006年11月に開店した「古民家カフェ」。建物は「金子薬品」という薬屋だったもの。横丁との角にあって、トタン波板が貼られた建物の横側が見えているが、そこに掲示板だか黒板だかが架かっている。内容はこぐまの案内板だが「㈱カネコ薬品」の表札がある。薬屋だったときから同じ位置にあったものだ。その表札をこぐまのものに替えずに、そのままにしているとは見識が高い。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (むにゅ)
2013-06-18 02:03:22
こぐま、お店も昔の小学校みたいで好きです。ぶらさがってる看板もかわいいし。
 
 
 
>むにゅ様 (流一)
2013-06-19 10:25:37
「昔の小学校」から、全木製の椅子を想像したのですが、あれは子どもにはけっこう重かった。机は二人用の上げぶた式で、たいてい境界線がナイフや彫刻刀で引かれていた。ネットで見ると、お店の椅子はパイプ製でしたね。
 
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