ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




洋風看板建築。静岡県伊豆の国市伊豆長岡1054。1998(平成10)年9月6日

伊豆長岡温泉に一泊のバスツアーで行ったときに、旅館にいったん入った後に町に出て撮った写真。ほんの少し歩いただけだったらしく写真は5枚しか撮っていない。上の写真がその1枚目で、「温泉場出逢い通り」という通りにあった看板建築の商店。そこから推定して、泊まったのは「山田屋」かもしれない。『ウィキペディア>伊豆長岡温泉』によると、山田屋旅館は2013年9月で閉館し、2018年には解体されている。
伊豆の国市は2005年4月に田方郡伊豆長岡町、大仁町、韮山町が合併して成立した。また「温泉場出逢い通り」という道路の愛称は、伊豆の国市が募集し2015年に選定した11路線の内のひとつ。撮影時はまだ田方郡伊豆長岡町(いずながおかちょう)で、もちろん温泉場出逢い通りの名称もない。
写真の建物は、戦前に建てられた看板建築のように見える。2階の窓の庇が壁とカーブでつながっている。現在は「ヴァンベール」(2001年7月築、3階建)というマンションになっている。



八百勝。伊豆の国市伊豆長岡1047。1998(平成10)年9月6日

1枚目写真の北に続く家並み。入母屋屋根の「八百勝」は、今も営業しているのかは分らないが建物は健在。その右の看板建築は袖看板の文字が「伊松商店」と読める。今は取り壊されて駐車場。さらに右の切妻屋根3階建ては「町重」という魚屋。

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