ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





石井ミシン商会
神奈川県横須賀市大滝町2
2007(平成19)年11月16日

中央大通りの中間あたりを東へ入ったところで、国道16号の横須賀郵便局へ出る横丁。今、ストリートビューを見たらこの辺りは大変なことになっていた。中央大通りに面して西友があった1区画は再開発(大滝町2丁目地区第一種市街地再開発事業)され、1棟の38階建て高層ビル(ザ・タワー横須賀中央)にまとめられるようで、その建設中だ。
1枚目の写真は横丁から中央大通りの方を見ているが、写っている建物は今は跡形もない。三階建ての石井ミシン商会の建物が目を惹く。『横須賀建築探偵団』の「フォトギャラリー>表紙のコメント」によると、木造3階地下1階建の店舗兼住宅として1929年(昭和4年)に建てられたもので、当初は壁を銅板葺にしていたという。会社の創業は1913(大正2)年。

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