ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




足立布団店。台東区浅草橋2-20。1992(平成4)年5月2日

前の通りは左衛門橋通りという通称名が付いたJR浅草橋駅西口から入谷の金美館通りに至る通りで、その都立忍岡高校がある辺り。
クリーム色のモルタル壁、洋風窓の家は切り妻屋根の妻側を看板建築にしたものらしい。今はマンション(メディウス浅草橋、10階建て18戸、2003年11月築)に建て替わっている。その右は1986年の地図では片岡商店。この家は住宅に改装されたが残っている。出桁造りの家は今もそのままの姿で残っている。1986年の地図では「足立フトン」。



左:清水勝商店。浅草橋2-20。1992(平成4)年5月2日
右:民家。浅草橋2-20。2013(平成25)年4月29日

清水勝商店は上段写真の家の裏に今もある商家。出桁造りの家だが、一階の屋根を省略した形だ。現在は1階右側の引き戸とその上の窓がアルミサッシのものに取り換えられたが、それ以外は写真のままだ。
左衛門橋通りと清水勝商店のある裏通りの間に路地が1本通っている。右写真の民家はその路地の角。3階建てというのが珍しい。屋根の付いた門が残っているが、庭をつぶして駐車場にしている。外壁が改修されているが、元は和風下見板だったのだろう。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )