ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





江東電設。江東区福住1-1
1988(昭和63)年12月18日

佐賀1丁目と福住1丁目をつなぐ御船橋(みふねばし)の通りで、写真右奥が 大衆食堂みよしの交差点。「深川福住商店街」となっている地図もあるが、しもた屋となった家が多い。現在、社名が判るのは写真右手、モルタル仕上げの「江東電設」だけだ。
左写真の家は現在では改装して平板な正面になってしまった。上写真の二軒長屋の看板建築とその右へ写っている家は写真のままで残っている。
この並びの家の裏側は、小さい家では背中合わせの家があってすぐ道路である。明治の地図を見ると大島川西枝川から東へ入っている掘割がある。写真の家並みはその掘割を埋め立てた跡に建っているのだと思う。明治末に埋め立てられたらしい。
下の写真は上の写真の並びで、横丁を1本超えて東へいったところ。写真右手のビルが浅野印刷で、そのビルとその右の「三洋工業」の建物が残っている。



看板建築。福住1-2。1991(平成3)年11月10日

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