ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




HPS本部。中央区日本橋小舟町7。1987(昭和62)年頃

写真右の四つ角を右へ行くと堀留公園の西側の出入り口で、写真右奥のビルは建替え前の小倉ビル。芳町通り(金座通り)の富士銀行小舟町支店(現小舟町富士プラザ)の横を北へ来たところ。明治大正期には西堀留川と東堀留川の間を南北に通っていた道路があって、小舟町(西側)と堀江町(東側)を分けていたが、その道路である。
角の洋風の家は住宅地図には「HPSクリエート 帝国自動車」の記載。現在は「極東製薬工業」の本社ビルになっている。そのビルの竣工は1999(平成11)年ということだから、平成10年頃までは古い建物が残っていたのかもしれない。


左:HPS本部(北側)。1987(昭和62)年5月24日
右:小舟町会館。日本橋小舟町7。1987(昭和62)年9月13日

右写真は1枚目の写真の並びで何軒か手前である。写真中央の家は「小舟町会館」で、古そうな看板がかかっている。町会事務所だろう。その左の二軒は、撮影時の住宅地図では「ソーコ」と「車コ」だが、昭和30年頃の地図では「小野田繊維KK」と「島田豆腐店」。

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