ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



黒田陶苑。神奈川県鎌倉市長谷2-17。1992(平成4)年5月3日

長谷寺駅から県道を海岸のほうへ行って長谷駅前通り星の井通りに出る数軒手前にあった看板建築の商店。2階の前面をベランダにして2階の壁面は一段後退している。建物右の店は閉まっているようだが床屋だったような造りだ。
現在は2軒の家に建て替わって、そのうちの1軒は「ダリ」というプデックになっている。



左上:1992(平成4)年5月3日。左下:2000(平成12)年10月7日。右:遠藤薬局。1992(平成4)年5月3日

2000年に撮った写真では遠藤薬局がなくなっている。また写真左に「ファミリー・サロン オシャレ」という店が写っている。この店は現在もあって、思ったとおり理美容室なのだが、現在の建物もやはり平屋だし2箇所あるドアも写真と同じだ。前面を改装して建物自体はまだ使っているのである。
遠藤薬局はタバコも売っている。昭和の時代は薬局がタバコ店も兼ねるのは多かったような気がする。そんな薬局の典型的な店先ではないかと思う。現在は「以ず美」という寿司屋になっている。

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