ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




洋風長屋。千代田区神田司町2-10。1986(昭和61)年6月8日

司町の北東の角付近から南のほうを見ている。道路の向かいは多町である。洋風の三軒長屋があって青いトタンと思われる板貼りの家があり、写真左の洋風のモルタル壁の家が司アパート。

左:松永商店。司町2-10。1987(昭和62)年1月1日
右:司アパート:司町2-12。1986(昭和61)年6月22日

司アパートの写真はもう少し撮る角度を考えればいいのに、と思わずにはいられない。中途半端な写真で恥ずかしいが、「司町二丁目町会」に「懐かしい神田の建築物」として建物全体を納めた写真を見ることができる。キャプションに『……(女優の)故清川虹子氏も住んでいたとか。……』とある。


トタン張りの家。1987(昭和62)年9月13日

1・2階とも高い位置に窓があるから、町工場か食品加工でもしていたような感じがする。外に籠がたくさん出してあるから、あるいはまだなにか作っているのかもしれない。司アパートの建っていた所が更地になっている。
まことに失礼だが、増築しているわけではないのに九龍城の写真が思い浮かんでしまった。

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