おばさんの料理教室

家庭菜園の野菜を使い皆で料理を楽しもう

おばさんの料理教室レポートNo.353 各地の郷土料理『いとこ煮』

2010年10月01日 | 日記
●各地の郷土料理『いとこ煮』

いとこ煮とは、小豆などを煮た料理で、各地に伝わる郷土料理で、富山県・新潟県・山口県に伝わるものが知られている。素材を煮えにくいものから追々入れていくことから、「おいおい」を「甥甥」すなわちいとこにかけたものが語源らしい。
北陸地方のいとこ煮・・・・根菜類(大根・人参・里芋・ごぼうやコンニャク・油揚げなどを煮たものに、あらかじめ下ゆでした小豆を加えて、味噌や醤油などで味付けしたもの。浄土真宗の開祖で、親鸞の命日である報恩講が営まれるが、その際の精進料理の一つ。
萩のいとこ煮・・・・少量の醤油を加えた昆布出汁で小豆を、形を崩さないように甘く煮たものに、かまぼこ・林檎・椎茸などを加えたもので、冠婚葬祭の際の料理として饗される。かまぼこや椎茸の入ったぜんざいのような感じで甘みは少なく会席料理の一品である。

 ◎カボチャを使った『いとこ煮』
      
①カボチャ600gを洗って一口大に切る。
②小豆100gをたっぷりの水を加えて柔らかくなるまで煮て、ザルで水を切り取り置く。   
*豆は大豆や丹波の黒豆・ツタンカーメンの豆等でも良い。
③だし汁600mℓ・醤油大匙1・塩小匙1/2・みりん大匙1にカボチャを加えて煮立てる。
④煮立ったら火を弱めて、カボチャが柔らかくなれば、②のゆで小豆を加え、煮汁がなるまで煮て、味を十分に浸みこませる。
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