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大橋むつおのブログ

思いつくままに、日々の思いを。出来た作品のテスト配信などをやっています。

RE・滅鬼の刃・8『REを付けることにしました』

2021-01-21 16:11:11 | エッセー

RE滅 エッセーノベル    

8・『REを付けることにしました』   

 

 読者の方から、ややこしいというメッセを頂いたので、わたし(栞)の回は頭にREを付けることにしました。

 

 昭和二十八年生まれのお祖父ちゃんは十分に年寄りです。

 でも、お祖父ちゃんのお友だちなどに伺うと、その昭和二十八年前後生まれのお友だちからしても古いのだそうです。

 高校で日本史を教えていたということもあるんでしょうが、よその地方を言う時も~県と呼ぶよりは~の国という旧分国名で言った方がピンとくる人なんです。

 ちなみに、大阪は摂津・河内・和泉の三国です。

 摂津というと、ちょっと文化的な印象で。河内というと、元気というかけんかっ早いというか、ちょっとヤンチャな感じ。和泉というと泉州と言う方がピッタリで、タオルとかの織物工業、堺とかでは鉄砲づくりが早くから世界的な発展を遂げ、鉄砲が廃れてからは、その技術を生かして包丁とかの刃物や自転車の生産が発達したところ。岸和田とかのダンジリとかもあって、高校生のわたしには、やっぱ、ちょっとやんちゃな感じ。

 一口に大阪と言っても、なかなか一色(ひといろ)ではないことが分かります。

 お祖父ちゃんは、MT世代はお節介なくらい面倒見がいいと言いますが、お祖父ちゃんはMT世代に好かれる人なんだと思います。

 たかが部活繋がりの若者に、そうそう就職の世話まではしてくれないと思います。

 孫のわたしから見ても、お祖父ちゃんの考え方とか感じ方は、いい意味で古いと感じます。

 以前、お祖父ちゃんと小旅行をしていて、青森の方と知り合いになりました。

 青森と言うと、ねぶた祭りやリンゴしか思い浮かばないわたしですが、お祖父ちゃんは、青森の人にこう聞きました。

「津軽ですか、それとも南部ですか?」

 そう聞くと、青森の人は「はい、津軽です」と笑顔で答えられ、急に話が膨らんでいきました。

 あとで聞くと、青森は旧津軽藩と旧南部藩の北半分をむりやりくっつけた県で、文化が違うんだそうです。

 あとは調べてごらんと言うので、調べてみると、秀吉が天下を取った時、南部藩の家老であった津軽氏が主家の南部を乗り越えて秀吉と交渉して独立の大名と認められたので、南部の人たちは「あの津軽めが!」と思うところがあるんだそうです。

 その確執を知った上で、廃藩置県の時に一緒にして青森県にしたのは、明治政府の意地悪だと思いました。

 その機微を知った上で、南部か津軽かを聞いたお祖父ちゃんは、やっぱり戦後生まれのMT人なんだろうと思いました。

 もうちょっと書きたいのですが、学年末試験にそなえて勉強……三年になったら特推受けられる成績にしたいので(n*´ω`*n)。これで失礼します。

 

http://wwc:sumire:shiori○○//do.com

 Sのドクロブログ!

 

 おう、またアクセスしたんだ。

 来たんだったら話すけどさあ。

 なんだよMT世代ってさ!

 もう、ほとんど死んじまってるじゃん。

 ギリの大正15年生まれでも、ええと……95才?

 考えてもみてよ、クソジジイって友だちいねえのよ。

 だからさ、昔は良かった風に、ことさらMT世代を懐かしがったりしてんのよ! ったく!

 あたしってさ、クソジジイの唯一の身内だからさ……分かんでしょ、老後の世話すんのあたしなわけよ。

 30前後で結婚するとしてさ、クソジジイは80代の前半よ!

 ひいジイちゃんもひいバアちゃんも、そんくらいで死んだんだよ。二人とも死ぬ5年くらい前からは完ぺきのボケ老人でさ。

 クソジジイといっしょに見舞いに行ったら、ひ孫のあたしのこと忘れててさあ。

「アハハ、お婆ちゃん、栞のこと忘れてたなア」

 で、つぎ行ったら、クソジジイのことも忘れてていい気味だっかけどお。

 結婚するくらいの歳になって、ボケられるなんてごめんだしい!

 もっとさ、広い世代のお友だちとか、知り合いとか作っとけよな。ガッコの先生やってたんだしさあ。

 ネットニュースとかで、たまに出てるじゃん、卒業生とかが恩師の心配とか世話とかしてんの。

 そーゆー老後の事なんか考えてないんだから、いい気なもんよ、思わない!?

 そーそー。

 三分と四分、なんて読む? 宿題にしといたわよね。

 あたしは、サンフン ヨンフンって読むよ。あんたは?

 でしょでしょ、やっぱ、サンフン ヨンフンだよね(^▽^)/

 クソジジイは、サンプン ヨンプン だよ!

 どーでもいいけどお、そいういうので、孫に突っかかるのは、ほんとカンベンしてほしいのよ。

 じゃね。

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やくもあやかし物語・60『ドッペルゲンガーかも』

2021-01-21 08:57:56 | ライトノベルセレクト

物語・60

『ドッペルゲンガーかも』    

 

 

 自分にソックリなお化けをドッペルゲンガーっていうんだよ。

 知ってた?

 

 ドッペルゲンガーを見ちゃうと死んじゃうとか、気が狂ってしまうとか言う。

 お母さんもお爺ちゃんお婆ちゃんも、それを見たんだよ。

 え?

 ちがうよ、お母さんがお母さんを見たんじゃなく、お爺ちゃんがお爺ちゃん、お婆ちゃんがお婆ちゃんを見たんじゃなくて、やくも(わたし)のソックリさんを見たんだよ。

 お母さんは、駅前のロータリーのとこを、まるでデートする相手の男の子を見つけたみたいに軽やかに走っていくわたしを。

 お爺ちゃんお婆ちゃんが見たのは、図書館で熱心に本を読んでいる『耳をすませば』の雫みたいなわたし。

 その時は、デザートのショートケーキ食べながら『けいおん』のティータイムみたく、アハハと笑ってしまいだった。

 でもね、お風呂に入ってると泡と一緒に『ドッペルゲンガー』って言葉が浮かんできた。

 

 だって、ソックリおばけを本人が見たらドッペルゲンガーでしょ!?

 

 ドッペルゲンガーって、本人が見ちゃったら死んじゃうんだよ!

 萩原朔太郎さんなんかが文章に書いてるし、ネットとかで確認したら、そういうこと書いてあったし。

 でも、ま、私自身が見なきゃドッペルゲンガーってことにはならない。

 うん。

 それにさ。

 この世の中には、自分にソックリな人が三人はいるって言うし。

 ただ単にソックリさんて言うだけなら面白いよ。それなら平気。

 って言うか、ソックリさんと仲良くなったら素敵じゃない。

 ときどき入れ替わって、みんなを驚かしたりしたら面白いよ。

 そう思いなおして、お風呂あがって、ホットミルクコーヒーを飲んだら平気になって、よく眠れた。

 

 で、本当に見てしまった!

 

 校門をくぐって昇降口に向かうとね、あとニ十歩ほどで昇降口というところで見つけてしまった。

 ロッカーを開けて上履きを出そうとしているわたしを!

 上履きを取り出そうとしたら、封筒が入っていて、それがポトリと落ちてビックリしてるわたし。

 え!?

 たまげて、一瞬立ち止まる。

「おはよう!」

 後ろから声をかけられて、またビックリ。

 図書委員仲間の小桜さんが挨拶してくれたんだ。

「おはよう、小桜さん(^▽^)/」

 と返事して、振り返ると、もう、わたしの姿は無かった。

 小桜さんと並んで階段を上がる。

 小桜さんはハキハキした人で、最初は苦手だった。

 図書委員の仕事でいっしょになっても、こちらから打ち解けて話すのは、ちょっとね……だった。

 いまみたいに昇降口でいっしょになっても、ちょっとタイミングをずらして、いっしょに階段を上がるなんて絶対しない。

 それが、自然に並んで階段を上がってる。我ながら進歩……いえいえ、こういうわたしでも受け入れてくれる小桜さんの方がえらいんだよ、きっと。

 階段あがったところ小桜さんと分かれて、教室に向かう。

 すると、また見えた。

 教室に入っていく寸前のわたし。

 自覚している自分とは違って、小柄ながらスラっとしてて、かわいくスカート靡かせて教室に入っていった。

 自分でビックリするんだから、これは、もうドッペルゲンガー!?

 弱気なわたしは、思わず、ひとりエンガチョをしてしまった。

 

※ ひとりエンガチョ:頭の中で、両手の親指人差し指のリングを絡ませて、自分の気合いでリングを切るイメージを作る。

  • やくも       一丁目に越してきた三丁目の学校に通う中学二年生
  • お母さん      やくもとは血の繋がりは無い 陽子
  • お爺ちゃん     やくもともお母さんとも血の繋がりは無い 昭介
  • お婆ちゃん     やくもともお母さんとも血の繋がりは無い
  • 小出先生      図書部の先生
  • 杉野君        図書委員仲間 やくものことが好き
  • 小桜さん       図書委員仲間
  • あやかしたち    交換手さん メイドお化け ペコリお化け えりかちゃん 四毛猫 愛さん(愛の銅像) 染井さん(校門脇の桜) お守り石

 

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誤訳怪訳日本の神話・8『ヨモツヒラサカ 女は怖い! その③三度のピンチ』

2021-01-21 06:40:21 | 評論

訳 日本の神話・8
『ヨモツヒラサカ 女は怖い! その③三度のピンチ』
  


 黄泉醜女(よもつしこめ)たちが、すぐ後ろまで迫ってきました!

 イザナギは髪に付けていた「黒い木の蔓つるの輪(シュシュのようなもの)」を投げました。
 それは、瞬くうちに、たわわに身を付けた野葡萄の木に変わります。黄泉醜女たちは一せいに群がって、ムシャムシャベチョベチョと野葡萄を食い漁ります。
 その間にイザナギは、いくらかの距離を稼ぐことが出来ました。

 しばらくすると野葡萄を食べつくした黄泉醜女たちが再び背後に迫ってきて、イザナギは心臓バックンバックンで生きた心地もしません。
 イザナギは、次に髪にさしていた櫛の歯をバラバラと投げました。櫛の歯はたちまちみずみずしいタケノコに変わり、黄泉醜女たちは腹ペコの鹿か熊のようにタケノコに群がりハグハグボリボリと食べ始めました。
 再びイザナギは距離を稼ぐことができました。

「え、もう食っちまったのか!?」

 黄泉の国の国境である黄泉比良坂(よもつひらさか)の坂本までたどり着き、もう少しで生者の国に戻れそうになったとき、また黄泉醜女たちは背後に迫ってきました。
「くそ! もう息が続かねーーーー!!」
 危うく死亡フラグが立って、バッドエンドになりそうになって、道端の桃の木が目につきました。
「こ、これでも食らえーーーーー!!」
 必死のパッチで桃の実三つを後ろに向かって投げつけます。

「「「「「「「「「「も、も、桃おおおおおおおおおおおお!!!!!」」」」」」」」」

 桃に食らいつき、ブシュグチャグチャグチュグチュと汁を飛ばしながら桃に食らいつきます。

「こ、これで塞いでしまうぞ……オーーーーリャッ!!!」

 イザナギは路傍にあった大きな石を持ち上げて、黄泉の国の出入り口に蓋をしてしまいます。
 この石のことを千引岩(ちびきのいわ)といいます。
 なんとか、黄泉醜女たちから逃げ延びることに成功しました。

 ヤリーーーー!!

 この呪的逃走(マジックフライト)にはキーワードがあります。
 着目の仕方でキーワードは見え方が違いますが、わたしは以下のように考えます。髪と櫛と桃の三つです。
 いずれも古くから霊力が籠っているとされています。特に桃は桃太郎の桃に通じますね。
 桃太郎は大きな桃の実から出てきますね。古くから邪気を払う力があるとされてきたことの現れでしょう。

 桃の実がエクソシストの聖水のように効き目があると言うことは、奈良の纏向遺跡から桃の実がまとまって出てきたことや、関ヶ原の戦いで徳川家康が本陣を置いた桃配山(壬申の乱で勝利した大海皇子が邪気払いに部下たちに桃を配った)の名前や、鬼を退治する桃太郎の名前に現れています。

 また、二月の節分に撒く豆は、本来は桃の代用品だと言われています。正式な豆まきの豆は神社において神主が祈祷し、黄泉平坂でイザナミが投げた桃の霊力を豆に下ろすことによって鬼退治の力が宿るものだとされています。ちょっとビックリですね。

 三という数字。

 イザナギは逃走中三度のピンチに陥り、それを乗り越えました。最後に投げた桃は三つでした。
 三には、特別な意味があったようです。
 三というのは座りの良い数字です。例えば、三脚。二脚では立ちませんし、四脚では、よほどつり合いがとれないとガタガタになります。机がガタついて、脚の長さを微調整しなければなりません。
 三脚は、床や地面がデコボコしていても、きれいに安定して置くことができます。
 いろんなものが三または三の倍数の数字でできていますが、機会があれば触れるということにしておきます。

 黄泉醜女たちが食べ物に釣られて、イザナギを殺し損ねるということは注目していいと思います。

 黄泉醜女はゾンビなのですが、バイオハザードを思ってください。ゾンビたちが葡萄やタケノコや桃を目の色変えて食らいついている姿と言うのは、どこかユーモアがあります。一頃流行った大食いタレントさんが、ほとんど女性であったこと等と合わせて考えれば、面白い文化論になるかもしれません。

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妹が憎たらしいのには訳がある・37『まとまらない考え』

2021-01-21 06:23:11 | 小説3

たらしいのにはがある・37
『まとまらない考え』
          

 

         

 幸子は俺のメンテナンスしか受け付けなくなっている……。

 そんな考えが頭をよぎった。

 なにか大変なものが動き出している。そんな気がして、高機動車ハナちゃんに乗って大阪に帰る間、これまでのことを振り返る俺だ。
 メンテナンスして、幸子はもとに戻っていた。帰りは、その幸子を中心に、チサちゃん、佳子ちゃん、優子ちゃんも盛り上がっていたので、一人で集中することができた。

 この世はパラレルワールドと言って、ほとんど同じ世界が同時に存在し、そのことは両方の世界のごく一部の人間しか知らない。
 二つの世界の有りようについては、両方の世界に跨るグノーシスという組織がコントロールしているのだが、絶対ではない。 
 グノーシス自体揺れている。

 味方であったハンスが敵になったり、敵であった美シリ三姉妹が、味方になって、向こうの世界の幸子を千草子として預けにきたり。
 そもそも向こうでは、こちらが十年以上前に終えた極東戦争を今頃やり始めている。こちらの世界も、向こうの世界の失敗を学習し、修正を加えている。向こうの世界では、広島、長崎以外に新潟にも原爆が落とされているがこちらの世界では、修正されている。
 この二つの世界の関わり方に、両方の世界が、グノーシスを中心に揺れているのだ。

 そして、この二つの世界にとって、小学五年生から義体化している幸子は重要な存在で、幸子の周辺では、いろいろ事件が起こっているが、こっちの世界では甲殻機動隊が守ってくれている。
 幸子の頭脳の95%はCPで、普段はプログラムされた人格で暮らしている。残った5%あまりの本来の頭脳で取り戻そうと幸子は懸命だけど。それは、今のところCPのインストール能力を高めることにしか役に立っていないようで、それはAKRの小野寺潤を極限までコピーし、自他の区別がつかなくなるところまで適応過剰するようになってしまい、バグってしまった。

 そして、幸子は俺のメンテナンスしか受け付けなくなっている……。

 俺も、重要な存在になりつつあ……っと思ったら、優子ちゃんが振り回したスィーツが、まともに俺の顔に当たって思考は中断されてしまった。
「かんにん、太一にいちゃん」
 一瞬怒ったような顔になったのだろう、優子ちゃんが怯えたような顔で謝った。
「兄ちゃん、容量オーバーな考えしてると、不細工になって、いっそうモテなくなるよ!」
 幸子が、ニクソ可愛く言う。むろんプログラムされた人格で。
「ううん、考え事してるター君もなかなかやわよ」
 佳子ちゃんが、妹の不始末をティッシュで拭き取ってくれている。そのとき、ちょっとした衝撃が走り、ハナちゃんが少し揺れた。
「……ちょっと、二人、キスしちゃったでしょ!」
 チサちゃんが鋭く指摘した。
「そんなこと……」
「あった……!」
 優子ちゃんが、その瞬間をスマホで撮っていた。
「ちょ、ちょっと!」
 姉の、あらがいも虚しく、その映像は、車内のモニターに大きく映し出された。
「お、おい、ハナちゃん!」
『間違えた、こっちの映像』
 次ぎに出された映像は、強烈なパルス弾が、ハナちゃんの鼻先をかすめる瞬間になっていた。
「これって、攻撃を受けたの……?」
 お母さんが、顔を引きつらせた。
『……いいえ、流れ弾のようです』
 ハナちゃんは、佳子ちゃんたちの手前詳しく言わなかったが、ボクたちには向こうの世界からのものであると付け加えていた。
『でも、この瞬間の二人の心拍数、血圧、瞳孔の広がり、発汗などから、ラブラブになる可能性……』
「ウワー、そんなこと言わなくっていい!」
 佳子ちゃんの叫び声で、ハナちゃんの声は聞こえなかった……。

 

※ 主な登場人物

  • 佐伯 太一      真田山高校二年軽音楽部 幸子の兄
  • 佐伯 幸子      真田山高校一年演劇部 
  • 千草子(ちさこ)   パラレルワールドの幸子
  • 大村 佳子      筋向いの真田山高校一年生
  • 大村 優子      佳子の妹(6歳)
  • 桃畑中佐       桃畑律子の兄
  • 青木 拓磨      ねねを好きな大阪修学院高校の二年生
  • 学校の人たち     加藤先輩(軽音) 倉持祐介(ベース) 優奈(ボーカル) 謙三(ドラム) 真希(軽音)
  • グノーシスたち    ビシリ三姉妹(ミー ミル ミデット) ハンス
  • 甲殻機動隊      里中副長  ねね(里中副長の娘) 高機動車のハナちゃん

 

 

 

 

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