大橋むつおのブログ

思いつくままに、日々の思いを。出来た作品のテスト配信などをやっています。

高校ライトノベル・ムッチャンのイレギュラーマガジン・21[なぜ『が』には『`』が一つ多いのか?]

2015-02-28 15:03:19 | イレギュラーマガジン
ムッチャンのイレギュラーマガジン・21
[なぜ『が』には『`』が一つ多いのか?]



 濁音の平仮名を頭に思い浮かべていただきたい。

 がぎぐげご、ばびぶべぼ、だぢづでど、と並べてみて『が』だけが、肩の`が一つ多い。
 片仮名はすなおである。ガギグゲゴ、バビブベボ、ダヂヅデド、みな仲良く肩の`は二つである。

 実は、小学一年生のとき、これにひっかかった。

 先生は説明なんかしてくれない。ただ「おぼえなさい」だけであった。
 先生に質問する勇気がなかったわたしは、クラスで勉強のできる女の子に聞いてみた「なんで『が』は`が一つ多いのん?」
 今でも覚えている。

「アホとちゃう?」

 言葉にはしなかったが、取り巻きのカシコイ女の子といっしょにそういう目で見られた。
「先生が、そない言うてはるんやから、そうなんや。書き取りの見本にも、そないなってるやろ(このアホが)」
 そんな言葉でかわされた。
「カタカナの『ガ』と区別するためやで」
 バカな口げんかになりそうなのを、勉強のできる男の友だちがとりなしてくれて、その場はいったん納得したが、学校の帰り道、また気になりだした。

 『が』は肩のところが女性的な優しさがある。『ガ』は肩がいかつい。`の数とは関係がないのではないかと。
 現に平仮名の『へ』と片仮名の『へ』はパソコンで打つと全く同じであるが、字で書くと山のところが、柔らかくて優しい。良心的に仲裁してくれた友人には、申し訳ないが、出まかせとしか思えなかった。

 大学に入って分かった。

『が』は『か』に濁点を打ったものだから、そうなる。ほかの濁音の肩には、`が無い。
 多分教えてもらったのは教科教育方の講義であったように記憶する。人にものを教えるときには、教えることの成り立ちや因果関係をしっかり言わなければ、知識は生きたものにならないというようなことを言われたような気がする。

 ことほど左様にひっかっかる難儀な児童生徒であったので、分かったものの理解は早くて堅牢だが、ひっかっかっても、ただ「覚えろ」という教えられ方では頭に入ってこなかった。
 英文は、書くと、いまだに筆記体になる。これは中学一年で筆記体を教えられ、書いているうちに元のアルファベットから急いで書くと、こうなることが実感できたからである。だから息子が書く英文は昔の丸文字のように「おちょくっとんのか!?」という感性になってしまう。

 東日本大震災の年に、震災をネタにした演劇部が近畿大会まで進んだ。わたしは、これを観てひっかかった。学校が特定されないように、どこにひっかかったかを述べる……ちょっとむつかしい。
 要点だけ言うと、震災で死んだ子も、都会で交通事故で死んだ子も「死」においては同じである。だから悲しむことなんかないよ。という芝居であった。
 観ていてムカついた。震災と、震災による「死」の意味が、まるで分かっていない。よくこんなものが近畿大会まで出てきたもんだと、この芝居をここまで進ませた審査員に怒りを覚えた。
 で、幕間交流で手を上げてブチマケテしまった。感情のまま言ったので細部は忘れたが、「現在進行形の大震災をこんな取り上げ方をしていいのか?」「二つの死の意味は違う。最初から和解とカタルシスを描きたいために材料としてだけ震災をもってきている。これは犠牲者への冒涜だ!」「フィールドワークはしたの?」などを怒りを抑えながら言った記憶がある。

 その日、わたしのブログは炎上した。

「あんたのせいで、空気が壊れた」
「場をわきまえなさい、いい歳をして!」
「しょせん、あんたに芝居なんか分かるか!」
「あんたが、こんな人だとは思わなかった!」
「生徒に言うのは、お門違い!」
 まあ、いろんなコメントが来た。

 で、その全てが匿名であった。

 わたしが高校演劇について書いていたころ、さまざまなコメントをいただいたが、そのほとんどが匿名であった。高校演劇と縁を切る直前にきたものなど、ふざけたことに、ハンドルネームが「大橋むつお」であった。生真面目に「大橋むつお(本物)」で返したが、さらに「大橋むつお」さんからの攻勢は続いた。
 読者の中には混乱して「大橋さん、なに一人芝居して遊んでんのん」と言う人まで出てきた。そして「大橋むつお」さんは書きすぎた。ある日、ある場所に居なければ書けない内容が含まれていた。したがって、読む人によっては個人が特定できてしまうような内容で、わたしは「大橋むつお」さんの名誉のために、そのコメントは削除した。

 話が横道にいってしまった。ことほど左様に、ひっかかると前に進めないたちで、そのくせ粘着力が弱いため、ウジウジとして投げ出してしまうことが多い。
 残り二十年あるかないかの人生。気楽にパスすることも覚えなければと思う今日この頃。



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高校ライトノベル・タキさんの押しつけ映画評『アカデミー賞発表!!』

2015-02-23 16:44:34 | 映画評
タキさんの押しつけ映画評
『アカデミー賞発表!!』



 これは悪友の映画評論家滝川浩一が個人的に身内に流している映画評ですが、もったいないので転載したものです。


 カデミー賞特集!

 今、発表が終わりました。これほど映画を見ずに論じるのは初めてですが、ボチボチ語りますか。
 この所 一人締めの作品があまりなく、賞がバラつく傾向にありますが、今年は特にバラバラでした。

 政治メッセージを盛り込んではいけない……一応そういうルールにはなっとりますが、いやあ~仰山、それとなく 皆さん言いたい放題でした。それを さらっと流して、豪華エンタメショーに仕上げたのは、アクシデントを見込んだ演出構成の見事さもさりながら、やっぱり司会のニール・パトリック・ハリス(子役スタート/“ゴーン・ガール”/“ザ・フォロイング)の巧さが第一ですね。
 アカデミーの司会は歌って踊れて ちょっとアブナイ人がベストチョイス、去年のオバチャンじゃ今年の修羅場はしのげません。政治メッセージとは言え、過日マーロン・ブランドが自身の主演賞を蹴ってまでアメリカ先住民政策を非難したほどショッキングじゃありませんが、共和党の移民政策にジョーク混じりながら物申したり……全て、ジョークをまぶしてはありますが、結構はっきり異議申し立てがありました。 夜の“字幕”放送では、どう表現するんですかね? きっとオブラートに包むんでしょうが、今更ですよね。アカデミーが政治含みのショーであるのは周知ですもんね。

 背景としては、リベラル大統領とはいえ、オバマには見切りを付けている民主党勢力(元々ハリウッドの製作スタッフはリベラルで、メジャースタジオは保守的。ここ40年はリベラルが優勢だったが、このところ保守勢力の浸潤が見られる)が、巻き返しを図る保守的勢力に警戒感を募らせているって事でしょう。
 資金的にオイルマネーやら中共資金、インド資本なんかが入り込んでますが、舵取りしているのは伝統的なユダヤ資本(メジャースタジオ)、ユダヤはリベラル/保守両方に軸足を置いていますが、このところ少々保守側に傾いています。
 ハリウッドはユダヤ寄りだとの批判をかわす為、ここしばらく極端なユダヤ贔屓は成りを潜めていますが、これもじわじわ復活の兆し……つな所が見え隠れしています。

 さて、今年の目玉はM・キートンの“バードマン”とリンクレーターが12年かけて作った“6歳のボクが、おとなになるまで”の一騎打ち、そこにB・カンバーバッチ“イミテーション・ゲーム”E・レッドメーン“博士と彼女のセオリー”が絡む。
 結果、作品・監督こそ“バードマン”が穫りましたが、後は見事にバラバラ。 主演男優賞、マイケル・キートンの功労(名演技なのは間違いなさそう)かホーキング博士を演じた新星レッドメーン(レ・ミッズ)のどちらか、これは思った通りレッドメーンに軍配!いかなる名演技も身体を酷使した演技には勝てないのもここ10年の傾向。
 身体の酷使と言えるのか、助演女優賞は“6歳の~”のP・アークエットに栄冠。演技的には“ワイルド”のR・ダーン(ジュラシックパーク)と“イミテーション~”のK・ナイトレイも高評価ながら、敵は12年の変化を演じている。ハリウッド女優がみんなシェイプアップしているのに12年かけてオバチャンになっていった……これって立派に身体の酷使?
 主演女優賞J・ムーアと助演男優賞J・K・シモンズはどちらも鉄板、どこからも文句は出ない(…と、皆さん そう仰います) ムーアは5回目ノミネートで無冠、“アリスのままで”は50歳でアルツハイマーに成ってしまった言語学者の話。シモンズの“セッション”は音楽学校の鬼コーチ、フルメタル・ジャケット鬼軍曹の音楽版? “
 イミテーション~”あわや無冠かと思いきや、脚色賞ゲット!

 主要6賞にばかり目がいきますが、脚色/脚本/編集/撮影の行方も重要です。ユダヤ贔屓はまずこの辺りからジワジワ復活のようです。
 賞の行方はアカデミー会員の投票によります……とショーの最後にテロップが出ますが、それだと「全米俳優協会賞」の結果と殆ど同一になるはずが、これがビミョ~~に違う。
 あんまりハッキリ書いてしまうと夢を壊してしまいそうですが、ある種の思惑が絡んでいるのは明白です。ただ、それに抗う勢力もあり、また それを一大エンタメショーとして全世界に配信できるのがハリウッドの底力です。

 以上、今年はノミネート作品中“グランド・ブタペスト・ホテル”以外 全て未見、あんまり「押し付け」じゃないんですが“政治背景”はあまり言及されませんので、その辺「押し付け」です。

 私的事情で このところ映画を見れていないのですが、なんとかしたいと思っています。なんとブツクサ文句たれようとも“映画大好き!”ですから〓
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高校ライトノベル・ムッチャンのイレギュラーマガジン・20『わたしとドール』

2015-02-16 16:30:34 | イレギュラーマガジン
ムッチャンのイレギュラーマガジン・20
『わたしとドール』



 
 変態の言い訳……息子やカミさんには何を言っても、こうなる。

 まあ仕方がない。ひょっとしたら読んでいる人の八割がたは、そう思われるかもしれない。





 これがわたしがオビツ150という汎用素体をもとにして作った1/1ドールのアップである。
 写真の加工が分からないので巨大な写真で出ているかもしれない。気持ちの悪い人には申し訳ない。

 去年の今ごろは、新しく出すラノベ本の作業に追われ、原稿の手直し、装丁プランのあれこれを版元と忙しくやりとりしていた。

 そのラノベの仕事が終わってから、この人形(ドール)にハマリ始めた。
 前回も書いたが、最初はオモチャの一つであった。できあいのフギュアを置いて気が済んでいた。
 そのうちネットで、ドールという半完成品に手を加えるという人形との付き合い方があることを発見した。

 初期は、ボディーとヘッドを買って、パーツの目玉やウィッグを買い、シャドウやチークなどを自分で塗っていた。そのうち、ほとんどノッペラボーの素体というのを発見した。造形は鼻が申し訳程度に隆起しているだけで、目や口の輪郭も無い。
 上の写真は、そういう素体に一から目、口、眉、などを描いたものである。

 最初はアナ雪のアナをイメージしていたが、作り描き進んでいくと別物になってきた。

 気づくと、人形の方から、ああしろ、こうしてほしいなどと言い始める。その完成途上の顔が、これである。前回出した写真の顔とずいぶん違うことに気が付かれるだろうか。

 目と目の間隔が広くなり、より吊り上がった目になったがきつさは感じさせない。修正しているうちに目は一回り小さくなった。
 口は、彫刻刀で半開き状態に開けてしまった。あたかも、これから何かを喋り出しそうである。

 大げさに言うと、小説を書き進んで、しだいに人物の輪郭がはっきりしてくるのに似ている。

 小説や戯曲は、無から人間や世界を創る作業だが、人形も、これに似ている。文字通り人の形を作り、作った人形は空間を支配する。
 大げさに言うと、そこに作者の世界ができる。作者さえ意図しなかった虚実の狭間に世界ができる。

 そう思うと、家人の「気色悪い~!」も頷ける。


                          

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高校ライトノベル・イレギュラーマガジン・19『オビツ150でアナ雪のアナを造ってみました』

2015-02-09 17:12:48 | イレギュラーマガジン
ムッチャンのイレギュラーマガジン・19
『オビツ150でアナ雪のアナを造ってみました』



 このブログを見た人は「へんなやつ」が八割がた。残りの二割が「どれどれ……」だと思います。

 男という生き物は、遊び倒してなんぼ派と、集めてなんぼ派に分かれます。
 わたしは集めてなんぼ派の方です。
 本業が本書きです。本書きというのは大げさに言うと魔法使いで、何もないところから世界を創っていきます。

 この魔法=創作には環境が必要です。

 ちょっと前の『ハウルの動く城』というアニメがありました。ソフィーがハウルの城の中をきれいにしてしまうので、ハウルは怒ります。怒るどころか魔法さえ使えなくなってしまいます。それに似ています。
 数えただけで、本はもちろんのこと、実物とレプリカを合わせて鎧(よろい)が十数点。1/16のラジコン戦車が10両ほど、プラモが200ほど、等々があります。
 最初は1/6という世界最大の戦車のプラモデルに乗せる人形を買いました。『ガールズパンツアー』に合わせて、1/6のドールを集めました。中には素体というのがあって、ボディーは裸、顔はのっぺらぼーというのがあります。それを人数分集めたところで、戦車の本体が発売中止になり、ドールだけが残りました。

 もう戦車なんかどうでもよくなり、ドールの収集に走りました。

 走ったといっても、世間のコレクターの人から見れば、ほんの小走りです。
 1/6は1/3へ、そして、とうとう1/1の世界に……。
 別の稿で書こうと思うのですが、アナ雪というのは子供から年寄りまで鑑賞に堪える作品です。特に主役のアナが秀逸です。
 思考と好奇心が止まらない少女で、いつも目が生き生きしています。そのくせ、大きなところで抜けている日本人好み(かと思ったら、世界性を持ったキャラです)な子です。

 オビツは東京にある、下町工場の代表のような企業で、戦後ビニールのキューピーを造るところから発展した、この業界では珍しく完全なメイドインジャパンを通してきた企業です。
 そのオビツの目玉が、この等身大のオビツ150です。

 完全なノッペラボーの素体の状態でやってきます。勝負と言うか醍醐味は、ノッペラボーに目鼻を描いて、衣装を着せてポーズを付けさせ、命を与えることです。
「あ、これはアナになる」
 その直観で注文しました。

 顔の造作は全て手描きでやりました。衣装は人間の仮装用のを買いました。身長150ウェスト56というのはサイズでXSかXXSになります。仮装用の衣装やウィッグはサイズが小さいことが多く、Amazonでいくらでも出ています。アナにこだわったので、衣装とウィッグで12000円ほどかかりましたが、1/3のドール衣装をそろえてやっても、それくらいはします。素体としては高額ですが、衣装を考えればコストは安いものです。

 10キロという重さを舐めていました。小さいドールと違って自立ができません。ホームセンターで黒い30センチ四方の棚板を買い。スペーシアパイプとジョイントでマイクスタンドのようなものを作り、ウエストの上のところでタコ糸で結んでおけば済むかと思ったら、まるで半分糸の切れたマリオネットの状態。
 その後ホムセンに二度通い、股間と両足の三点支持すれば安定することを発見。写真のように自立に成功。

 マスクは、色鉛筆で下描き、プラカラーで彩色、眉とチークは色鉛筆。アナ特有のまつ毛は、百均でつけまつげを六つ重ねて(なんといっても目の大きさだけは人間の倍あります)
 本編を見ると、目から顔の形まで、場面で違います。5回ほど観て四捨五入した顔です。まあ、70点ぐらいの出来かと思います。




 その後、実測するとオビツ150は、身長が144センチしかないことが分かり、身長を6センチ伸ばす大手術をやりました。以下がその写真です。ずいぶんスッキリ、スマートになったのが分かると思います。今は、さらに3センチ伸ばして153になっています。  


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高校ライトノベル・ムッチャンのイレギュラーマガジン・18『え、わたし幽霊だったんですか!?』

2015-02-04 17:25:14 | イレギュラーマガジン
ムッチャンのイレギュラーマガジン・18
『え、わたし幽霊だったんですか!?』



「残念です、大橋さんは幽霊でした!」

 葬儀会館の営業のKさんが悔しそうに言った。
 幽霊といっても、本物の幽霊ではない。この業界で言う幽霊会員のことである。

 幽霊会員とは、積立金が満了しているのに所在不明の会員を言う。
 Kさんとは、うちの近所に葬儀会館ができてからの付き合いで、つい先年、父と母がお世話になった。

 で、その都度Kさんから「大橋さんも一口どうですか」と勧められていた。

 わたしの母の実家は浄土真宗の寺で、葬儀というものにどのくらいかかるかということを承知している。
 正直、会員になっても、寺で葬儀をあげれば、1/2~1/3であがるのである。
 これは、大阪市内で住職をやっている従兄弟から聞いた話なので、確かである。
 
 今の葬儀会館は、多くの会館と営業職員を抱え、それにバカにならない費用がかかるので、どうしても平均的な頭脳で考えると途方もない金額。それも、この業界の慣習で、葬儀後三日以内くらいで全額支払わなければならない。

 で、わたしは渋っていた。

 従兄弟の寺で葬儀を行えば60万ほどであがる。
 ところが会館のそれは、値切り倒しても90万近くかかる。

 そのわたしが、会員になる決意をしたのは、会葬者の利便である。

 従兄弟の寺は、最寄りの駅からワンメーターとは言え、タクシーを使わなければたどり着けない。
 Kさんの葬儀会館は、某府立高校の真ん前で、生徒たちが毎日最寄りの駅から歩いて通っている距離である。
 いちおう80くらいまでは生きるつもりでいるので、この世とのしがらみは少なく家族葬に近いものになる。
 父と母の葬儀が、一年置いて続いたので、身内は、この葬儀会館に馴染んでいる。

 ということで、今度Kさんから電話があったら、即決しようと思っていた。

 縁と言うのかベテラン営業マンの勘というのか、わたしが、そう思った数日後にKさんから電話があった。
 で、話しは簡単に済んで、わたしも目出度く一会員になった……つもりでいた。
 それが、昨日「残念、幽霊でした」という電話になったしだいである。

 タネは簡単で、わたしが若いころ、亡くなった父が、わたしには内緒でわたしの名義で一口入っていたのである。
 1988年というから、当時一生独身でいるつもりであったわたしをなんとかと思って、結婚式用にかけたのである。
 わたしは40歳の晩婚だったので、家内と相談して式はあげないことにした。
 この段階で無駄になったし、かけた父もそのことを忘れたまま、呆けてしまった。

 Kさんは、月末の営業の締切に、やっと一口獲得し、事務処理の段階に入った。
「Kさん。大橋さんはとっくに会員よ!」
「え、幽霊だったの!?」
 Kさんの落胆は大きかった。でも、正直に、その話を電話してこられた。
 Kさんの正直さと、カミさんが、今年還暦なので、還暦祝いということでかけることにした。
 息子の結婚式にも使えるが、親に負けない変わり者なので、結婚そのものが怪しい。息子の葬儀にはおそらく60年はあるだろう。

 まあ、短編が一本書けそうなエピソードではあった。


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