ETUDE

~美味しいお酒、香り高い珈琲、そして何よりも素敵な音楽。
これが、私(romani)の三種の神器です。~

ブルクミュラー:「クラリネットとピアノのためのデュオ」変ホ長調 op15

2006-11-29 | CDの試聴記
今日は、日帰りで名古屋出張でした。
昨日までのぐずついた天気が、まるで嘘のような快晴。
新幹線から見えた富士山の何と美しいこと!
お陰様で、気分よく仕事をさせてもらいました。

そして帰路の新幹線では、いつものように同行した部下と乾杯。
長らく、我が家の定番ビールは、バドワイザーと決まっています。
小ぶりの薄手のグラスで飲むバドワイザーの爽快さは、いつどんな場合でも格別のもの。
しかし、今日のように晴れやかな気持ちで「お疲れー!」という時や、特別の日に飲むのは、勝負ビールです。(うん?勝負ビール?)
そう、私にとっての勝負ビールは「ザ・プレミアムモルツ」。
「モンドセレクション最高金賞を受賞した・・・」というようなキャッチフレーズはともかく、この芳醇でフルーティな感じすら漂わせた味は、本当にビール?と思うくらい美味しい。

そんなこんなで、すっかり「ご機嫌さん」になった私が帰宅後聴いたのは、ブルグミュラーのクラリネットやピアノ、歌曲を集めた作品集。
ブルグミュラー?あの美しいピアノのための練習曲を書いた作曲家?
そう思われる方も多いと思いますが、このノルベルト・ブルグミュラーは、有名な練習曲を作曲したヨハン・フリードリヒ・フランツの実弟です。

このディスクには、ピアノソナタや歌曲(何と白井光子さんが歌っています!)も収録されていて、どの曲もなかなかチャーミングな佳曲ばかり。
その中でも一番気に入っているのが、このクラリネットとピアノのための作品です。

三楽章あわせて10分強の小品ですが、素朴で思わず口ずさみたくなるようなメロディが本当に素敵。
愛すべき作品だと思います。
欲を言えば、クラリネットが、もう少しデリカシーを持って吹いてくれたら言うことなしなんですが・・・。
でも、それは言いますまい。
すっかりご満悦のromaniでした。

  

N.ブルグミュラー室内楽集
<曲目>
■ピアノソナタ ヘ短調 op8
■クラリネットとピアノのためのデュオ 変ホ長調 op15
■13曲の歌曲集
<演奏>
■ディッター・クレッカー(クラリネット)
■マルコ ヒロコ(ピアノ)
■白井光子(ソプラノ)
■ハルトムート・ヘル(ピアノ)








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