ETUDE

~美味しいお酒、香り高い珈琲、そして何よりも素敵な音楽。
これが、私(romani)の三種の神器です。~

新国立劇場のオペラもろもろ(備忘録)

2009-12-29 | オペラの感想
今年聴いた新国立劇場のオペラのうち、書きもれたものを備忘録として。

◎ワーグナー:「ワルキューレ」
<日時>2009年4月12日(日)14:00開演
<歌手>
■ジークムント:エンドリック・ヴォトリッヒ
■フンディング:クルト・リドル
■ジークリンデ:マルティーナ・セラフィン
■ヴォータン:ユッカ・ラジライネン
■ブリュンヒルデ:ユディット・ネーメット
■フリッカ:エレナ・ツィトコーワ ほか
<演奏>
■指 揮:ダン・エッティンガー
■管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
<演出他>
■演 出:キース・ウォーナー
⇒「ラインの黄金」も良かったが、この「ワルキューレ」はさらに良かった。
第3幕はもう泣けて泣けて・・・。
すっかりワルキューレ症候群に罹ってしまい、出張の新幹線の車中でもずっと第3幕を聴いていたら、体内のセンシティヴゲージが振り切れんばかりに全開!
その結果、肝心のセミナーでは、テンションが全然上がらないという由々しき事態に・・・。
大きな教訓をもらった。


◎ショスタコーヴィチ:「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
<日時>2009年5月10日(日)14:00開演
<歌手>
■ボリス:ワレリー・アレクセイエフ
■ジノーヴィー:内山 信吾
■カテリーナ:ステファニー・フリーデ
■セルゲイ:ヴィクトール・ルトシュク
■アクシーニャ:出来田 三智子
■ボロ服の男:高橋 淳
■番頭:山下 浩司
■屋敷番:今尾 滋
■司祭:妻屋 秀和
■ソニェートカ:森山 京子 ほか
<演奏>
■指 揮:ミハイル・シンケヴィチ
■管弦楽:東京交響楽団
<演出他>
■演 出:リチャード・ジョーンズ
⇒ボリスの存在感と、カテリーナ役のフリーデが抜群。
初めてみるオペラだったが、大いに引き込まれた。
でも、やっぱり若杉さんの指揮でみたかったなぁ。


◎ロッシーニ:「チェネレントラ」
<日時>2009年6月14日(日)14:00開演
<歌手>
■ドン・ラミーロ:アントニーノ・シラグーザ
■ダンディーニ:ロベルト・デ・カンディア
■ドン・マニフィコ:ブルーノ・デ・シモーネ
■アンジェリーナ(チェネレントラ):ヴェッセリーナ・カサロヴァ
■アリドーロ:ギュンター・グロイスベック
■クロリンダ:幸田浩子
■ティーズベ:清水華澄
<演奏>
■指 揮:デイヴィッド・サイラス
■管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
■合 唱:新国立劇場合唱団
<演出他>
■演出・美術・衣装:ジャン=ピエール・ポネル
■再演演出・演技指導:グリシャ・アサガロフ
⇒最高の配役で定評のあるポネルの演出。何も言うことがないくらいの出来。
カサロヴァは、チューリッヒオペラの「ばらの騎士」以来だったが、さすがとしか言いようがない。
すっかり堪能させてもらった。


◎清水脩:「修禅寺物語」
<日時>2009年6月28日(日)14:00開演
<歌手>
■源左金吾頼家:村上敏明
■夜叉王:黒田博
■かつら:小濱妙美
■かえで:薗田真木子
■春彦:経種廉彦 ほか
<演奏>
■指 揮:外山 雄三
■管弦楽:東京交響楽団
<演出他>
■演 出:坂田 藤十郎
⇒この公演の前日、思わぬアクシデントに遭遇して、心待ちにしていた小菅さんのコンチェルトもキャンセルしたくらい。
そして心配ごとが解決しないうちにみた公演だったので、正直あまり記憶がない。
ただ、とても透明感のある美しいオペラだったことはよく覚えている。

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