医師の診断に時間がかかるのが課題となっている肺炎などの肺の病気について、AI=人工知能が支援することで診断時間を短縮できるとする技術を大手電機メーカーの富士通が開発しました。
肺炎や肺気腫といった肺の病気の診断は、CTと呼ばれる医療装置で撮影した画像を医師が1枚1枚確認して過去の似た症例と比べることで行うのが一般的です。しかし、医師の高度な知識や過去の経験に頼るところが大きいうえ、CTの高性能化によって一度の検査で撮影する画像の枚数が1000枚を超えるようになったことから、病名の診断に時間がかかるのが課題となっているということです。 NHKニュース 2017年6月23日