バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

造血幹細胞の培養システム

2011年09月25日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2004-102529 出願日 : 2004年3月31日
公開番号 : 特許公開2005-287305 公開日 : 2005年10月20日
出願人 : ニプロ株式会社 外1名 発明者 : 中畑 龍俊 外3名

【課題】従来ではなしえなかった細胞培養容器を用いた造血幹細胞のより効率的な体外培養方法の開発が求められている。
【解決手段】本発明は、内面にフッ素系樹脂層を有する細胞培養容器において、造血幹細胞を懸濁した培地を播種し、該造血幹細胞を培養することを特徴とする造血幹細胞の培養方法であり、特に細胞数の少ない臍帯血造血幹細胞の培養においてその効果を発揮する。

ekouhou 特許公開・明細書(全文)



培養装置

2011年09月25日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2005-172155 出願日 : 2005年6月13日
公開番号 : 特許公開2006-345714 公開日 : 2006年12月28日
出願人 : オリンパス株式会社 発明者 : 田中 宏和
発明の名称 : 培養装置

【課題】 検体及び培養液の飛散又はエアロゾル化に伴って、細胞が飛散又は浮遊した場合であっても、クロスコンタミネーションの発生を極力防止すること。
【解決手段】 接着性細胞を収容する複数の培養容器2と、該複数の培養容器2をそれぞれ出し入れ可能に収容する複数の培養室3と、該複数の培養室3の出入口をそれぞれ開閉すると共に閉状態のときに培養室3内を密閉する開閉扉4と、接着性細胞に対して所定の処理を施す処理室5と、培養容器3を出し入れする搬送手段6と、培養液を貯留する貯留容器7、又は、接着性細胞の培養に必要な試薬を貯留する貯留容器8の少なくともいずれか1つの貯留容器と、交換可能なチップ9とをそれぞれ収納する収納室10と、該収納室10の出入口を開閉すると共に閉状態のときに収納室11内を密閉する密閉部材11とを備え、収納室10及び密閉部材11が、培養室3の数に応じて複数設けられている培養装置1を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)



転写因子結合物質

2011年09月25日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2003-392892 出願日 : 2003年11月21日
公開番号 : 特許公開2007-37401 公開日 : 2007年2月15日
出願人 : 財団法人先端医療振興財団 発明者 : 田中 宏和 外4名

【課題】本発明は、転写因子結合物質及び転写因子の制御方法を提供し、これらを用いて、幹細胞を効率良く増幅する技術を提供することを目的とする。
【解決手段】転写因子結合物質は、転写に関わる複合体を形成しうる2以上の転写因子の少なくとも1つの転写因子と結合能を有する転写因子結合物質であって、転写に関わる複合体を形成しうる2以上の転写因子の間の少なくとも1つの結合の阻害能を有する。2以上の転写因子には、HOXファミリータンパク質及びPBX1を含むことができる。転写因子結合物質は、核移行シグナルをもつペプチドであることができる。この転写因子結合物質を用いて、転写因子を制御することができる。また、この転写因子結合物質を用いて、幹細胞を増幅することもできる。幹細胞は、造血幹細胞であることができる。明細書pdf >> かんたん特許検索

正常造血ならびに白血病発症に体内鉄動態が及ぼす影響についての解析

2011年09月25日 | 細胞と再生医療
2009年度 研究実績報告書
代表者:田中 宏和
本研究は生体内過剰鉄による細胞増殖、分化、死の制御機構、さらには幹細胞の未分化性維持機構についての分子メカニズムを明らかにすること、さらには過剰鉄がもたらす病態についてその機序を明らかにすることを目的としている。科学研究補助金DB 研究課題番号:21790914

治療効果の高い血管内皮前駆細胞を用いた難治性血管障害に対する治療法の研究開発

2011年09月25日 | 細胞と再生医療
2009年度 研究実績報告書
代表者:長野 真澄

虚血性疾患に対しては骨髄・末梢血よりCD34陽性細胞を分離して虚血部位に注入する方法が臨床応用されているが、疾患によっては画期的な効果は上がっていないのが現状である。すなわち、CD34に代わるEPC単離方法の確立が必要である。研究代表者は、CD34に代わるマーカーとしてAldehyde dehydrogenase(ALDH)活性に着目し、ヒト臍帯血由来EPCから虚血改善能の高い細胞群を抽出することに成功した(Nagano et al., 2007 Blood)。この知見を基に、患者本人から虚血改善能の高いEPCを単離し、EPCの自家移植に向けた解析を行った。科学研究補助金DB 研究課題番号:21790702

男女産み分け目指しタイへ 日本人急増、年に約30組

2011年09月25日 | 医療 医薬 健康
 子どもを望む日本人夫婦がタイに渡り、受精卵の染色体を調べて、男女産み分けをするケースが増えている。朝日新聞の取材で、この1年間で少なくとも30組の夫婦が利用していたことが分かった。受精卵の診断は「命の選別につながる」として、日本では重い遺伝病などに限られており、倫理的な課題が多い。朝日新聞(Web版)2011-09-25