バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

翻訳同伴システムを利用した抗菌ペプチドの大量発現方法

2011年09月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2008-300301 出願日 : 2008年11月26日
公開番号 : 特許公開2009-159952 公開日 : 2009年7月23日
出願人 : 韓国科学技術院 発明者 : キム スンチャン 外6名

【課題】翻訳同伴システムを利用した抗菌ペプチドの大量発現方法を提供する。
【解決手段】遺伝子構造物には、一つのプロモーターの下で相反された電荷値を有した酸性ペプチドと塩基性の抗菌ペプチドとをコーディングする二つの独立したシストロンが翻訳同伴状態で存在する。翻訳同伴された酸性ペプチドと塩基性抗菌ペプチドは、発現と同時に互いに電気的に結合して抗菌ペプチドの細胞毒性を中和させ、抗菌ペプチドによる宿主微生物の死滅を防止することができる。それだけではなく、化学物質または酵素による分解なしに結合された酸性ペプチドと抗菌ペプチドとを分離することができて、組替え微生物から抗菌ペプチドを容易に量産することができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

特定遺伝子の検出方法

2011年09月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2008-215591 出願日 : 2008年8月25日
公開番号 : 特許公開2010-46042 公開日 : 2010年3月4日
出願人 : 学校法人武庫川学院 発明者 : 木下 健司

【課題】被検試料における核酸の分離・精製等の前処理を必要とせず、簡易に高感度で検出し得る特定遺伝子、具体的には、特定ウイルスまたは特定微生物の検出方法を提供することである。
【解決手段】表面処理された不溶性担体の上にキャプチャーDNA鎖を固定化させてチューブ状のDNA固定化担体を作製する第1工程と、被検試料のなかで、被検試料から微生物由来遺伝子またはウイルス由来遺伝子を遊離して、遺伝子溶解溶液を作製する第2工程と、DNA固定化担体の上に遺伝子溶解溶液を添加し、キャプチャーDNA鎖と遺伝子溶解溶液中のDNA鎖またはRNA鎖とをハイブリダイズさせて、DNA鎖断片またはRNA鎖断片を分離する第3工程と、DNA固定化担体に対して直接、DNA鎖断片またはRNA鎖断片を増幅する第4工程とを備える特定遺伝子の検出方法に関する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

抗ヒトTRAIL受容体DR5モノクローナル抗体(AD5-10)およびその製法と用途

2011年09月08日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2007-526167 出願日 : 2005年3月7日
公表番号 : 特許公表2008-509938 公表日 : 2008年4月3日
出願人 : ザ インスティチュート オブ ベイシック メディカル サイエンシーズ オブ チャイニーズ アカデミー オブ メディカル サイエンシーズ 発明者 : リュウ ヤンシン 外2名

 本発明は、ヒト腫瘍壊死因子関連アポトーシス誘導リガンド受容体DR5(死受容体5(death receptor 5))の細胞外領域に対するモノクローナル抗体(AD5-10)に関する。また、本発明は、前記モノクローナル抗体の生産方法、および前記モノクローナル抗体の重鎖および軽鎖の可変領域のアミノ酸配列を提供するものであり、また前記モノクローナル抗体を各種癌および/またはAIDS治療の治療薬の生産に使用することを提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

T細胞免疫応答阻害剤

2011年09月08日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2006-553418 出願日 : 2005年1月31日
公表番号 : 特許公表2007-524688 公表日 : 2007年8月30日
出願人 : 中国▲農▼▲業▼大学 発明者 : 王▲賓▼ 外3名

本発明は、T細胞免疫応答阻害剤を開示する。本発明で提供するT細胞免疫応答阻害剤は、ターゲットとされる病原体の核酸ワクチンおよび前記核酸ワクチンの発現タンパク質抗原を含むか;またはターゲットとされる病原体の核酸ワクチンおよび前記核酸ワクチンの発現タンパク質抗原の活性ポリペプチドを含むか;または不活性化病原体およびターゲットとされる病原体の核酸ワクチンを含む。本発明のT細胞免疫応答阻害剤は、生物を刺激して、正常特異的抗体免疫応答を生じ、そして特異的細胞免疫応答、特にTh1免疫応答を阻害することも可能であり、したがって自己免疫疾患、臓器移植、アレルギーおよびT細胞レベルの調節の治療に有効に適用可能である。明細書pdf >> かんたん特許検索

内皮細胞保護・閉鎖性動脈硬化予防効果を有するガノデルマ・ツガエの活性物質

2011年09月08日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2009-139186 出願日 : 2009年6月10日
公開番号 : 特許公開2010-285366 公開日 : 2010年12月24日
出願人 : 生展生物科技股▲分▼有限公司 発明者 : 魏▲ギョク▼珊 外2名
発明の名称 : 内皮細胞保護・閉鎖性動脈硬化予防効果を有するガノデルマ・ツガエの活性物質及びその組成物

【課題】閉鎖性動脈硬化の予防効果を有するガノデルマ・ツガエの活性物質を提供する。
【解決手段】ガノデルマ・ツガエ活性物質であって、ガノデルマ・ツガエを下記ステップによって産生する、(1)ガノデルマ・ツガエを液体発酵培養する、(2)取得した発酵ろ過液をエタノール抽出し、エタノール抽出沈殿物を得る、(3)得られたエタノール抽出沈殿物をゲルろ過クロマグラフィによって純化し、ゲルろ過クロマグラフ分析物を得る、(4)得られたゲルろ過クロマグラフ分析物をアセトンで抽出し、得られた上清液が即ちガノデルマ・ツガエ活性物質である。本発明は又、上述ステップを経て産生したガノデルマ・ツガエ活性物質を含有する組成物を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)
註)ガノデルマ・ツガエ(Ganoderma tsugae)は、レイシ属扁平状多孔性キノコ類で、又台湾では食膳補充材とされている栽培品種でもある。Wikipedia