バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

血球細胞の初期化法

2011年09月14日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2008-145022 出願日 : 2008年6月2日
公開番号 : 特許公開2011-160661 公開日 : 2011年8月25日
出願人 : 協和発酵キリン株式会社 発明者 : 長 尾 研 二 外2名

【課題】体細胞から効率的に多能性幹細胞を製造する方法の提供。
【解決手段】体細胞から多能性幹細胞を製造する方法であって、(a)体細胞を、IL-6シグナル伝達因子刺激因子および少なくとも1種のサイトカインを含む細胞培養培地中で培養する工程、および(b)体細胞を脱分化させる工程を含んでなり、工程(a)の後に工程(b)が行われるか、または工程(a)と工程(b)が同時に行われる方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

前駆脂肪細胞分化抑制剤及びその製造方法

2011年09月14日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2005-262722 出願日 : 2005年9月9日
公開番号 : 特許公開2007-77025 公開日 : 2007年3月29日
出願人 : 有限会社 シーバイオン 発明者 : 奥谷 康一

【課題】抗肥満剤となる前駆脂肪細胞分化抑制剤及びその製造法を提供する。
【解決手段】海洋細菌シュードモナス・エスピーが生産する酸性ムコ多糖類WAK-1-AのO-アシル誘導体を有効成分とする前駆脂肪細胞分化抑制剤。その構造式はN-アセチルガラクトサミン3分子とグルクロン酸1分子とピルビン酸1分子との繰り返し単位からなる。また、培養液から抽出し、アルコール等による沈殿を繰り返し、水透析、噴霧乾等によりWAK-1-Aを得ることができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

止瀉作用と整腸作用を同時に実現する消化器症状の防止剤

2011年09月14日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2007-164636 出願日 : 2007年6月22日
公開番号 : 特許公開2008-189651 公開日 : 2008年8月21日
出願人 : 竹田 節子 発明者 : 竹田 節子
【課題】 医薬品、食品として摂取される糖アルコール類に特有のA)下痢、及び/または、B)腸内異常発酵による消化器症状を改善又は防止する薬剤の提供。
【解決手段】 1種または2種以上の多糖類を有効成分として、糖アルコール類に一定割合で配合し、または別途に摂取するにより、糖アルコール類特有のA)下痢、及び/または、B)腸内異常発酵による胃腸症状などの消化器症状を主訴とする副作用を軽減ないし消失させる。多糖類の特質を生かし、多糖類を2種以上組み合わせることで、多糖類単独の場合より少ない量で、止瀉作用と整腸作用のどちらをも同時に実現する。また、摂取が容易な形態に変えることも可能となる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

診断薬及びそれを用いた診断方法

2011年09月14日 | 抗体 免疫 抗原 

出願番号 : 特許出願2006-142648 出願日 : 2006年5月23日
公開番号 : 特許公開2007-315779 公開日 : 2007年12月6日
出願人 : 礒部 信一郎 発明者 : 礒部 信一郎

【課題】抗体に対する標識率が高く、蛍光強度の大きい蛍光色素を用いた診断薬を提供すること。
【解決手段】本発明の診断薬は、蛍光色素に有機EL色素から成る発色部と、抗体と結合する結合部とを有するものを用いる。従来に比べ抗体に対する標識率を向上させるとともに、固体状態でも高い蛍光強度により抗原をより高感度で検出することができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

がん8割に共通「促進因子」 九州大グループ発見 横断的な検査法やワクチン開発に道

2011年09月14日 | 癌 ガン がん 腫瘍
 ヒトの体に、なぜがんはできるのか。この答えは「細胞の働きを決める遺伝子に異常が起きることで起こる」と考えられている。だが、ヒトの遺伝子の数は2万5千あるとされ、がんができる臓器もさまざま。どの遺伝子がどの細胞のがん化にかかわり、どう働いているのかを解き明かすのは容易ではない。世界で研究競争が繰り広げられる中、九州大学の研究グループが、ある遺伝子が日本人のがんの約8割にかかわっていることを発見したと発表した。西日本新聞 2011年06月20日

高血圧リスクの28種の遺伝子特定 愛媛大など

2011年09月14日 | 医療 医薬 健康
 愛媛大学プロテオ医学研究センターの田原康玄(やすはる)講師(遺伝学)らの研究グループは、高血圧のリスクを高める28種類の遺伝子を特定したと発表した。新薬の開発のほか、遺伝子の違いに合わせた予防や治療法の開発につながるという。英科学誌ネイチャー(電子版)に掲載された。朝日新聞(Web版)2011-09-14

世界10億人超…高血圧の遺伝子を解明 愛媛大・阪大など国際研究チーム

2011年09月14日 | 医療 医薬 健康
 日本人を含む世界の約26万人を対象とした遺伝子解析から、高血圧の原因に関与する遺伝子を解明したと、愛媛大や大阪大、滋賀医大などが参加する研究グループが12日、発表した。これらの遺伝子の解明で原因の特定や治療、創薬への応用が期待されるという。成果は英科学誌「ネイチャー」電子版に掲載された。MSN産経ニュース2011.9.13

遺伝子操作で「緑色に光る猫」、エイズ治療に道 米研究

2011年09月14日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

 米国の研究チームがこのほど、遺伝子操作により、猫のエイズを引き起こす猫免疫不全ウイルス(FIV)に耐性のある細胞を持った「緑色に光る」猫を生み出した。猫エイズの感染防止のほか、人間の後天性免疫不全症候群(エイズ)研究にも役立てたいとしている。MSN産経ニュース 2011.9.14

耳のわずかな軟骨からのインプラント型再生軟骨の開発に成功

2011年09月14日 | 細胞と再生医療

-世界初の臨床研究がスタート-
2011年9月9日
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 村田 成二
 NEDOは、三次元複合臓器構造体研究開発の成果として、患者さんの耳からわずかな軟骨を取って、鼻の形の軟骨を再生させる技術(インプラント型再生軟骨)を開発、再生軟骨を口唇口蓋裂の患者さんの鼻に用いる世界初の臨床研究が東京大学でスタートしました。
 これまで、顔面の軟骨の変形や欠損を治療するためには、身体の他の部位の軟骨や骨を移植する方法は行われてきましたが、鼻の高度な変形を治すような大きな軟骨を採取することはできませんでした。今回開発した技術は耳の目立たない部から採取されるわずかな軟骨を使用して、再生させるものであり、耳の変形、気管の軟骨の欠損、そして将来は関節の軟骨の再建などに応用できるものと期待されます。http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100048.html