バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

HIV増殖抑制を確認 タカラバイオ サルの免疫細胞で

2007年07月18日 | NEWSクリッピング
 タカラバイオは17日、エイズ遺伝子治療法の確立に向け、中国の研究機関と行ったサルの細胞試験で、同社開発の「RNA(リボ核酸)分解酵素」を組み込んだ免疫細胞(T細胞)にエイズウイルス(HIV)の増殖を抑える効果があることが確認できたと発表した。9、10月にもサルの生体試験に乗り出す。 京都新聞2007-07-17

選抜マーカー遺伝子の影響が排除された遺伝子導入細胞、組織又は植物の作成方法

2007年07月18日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2005-105251 出願日 : 2005年3月31日
公開番号 : 特許公開2006-280282 公開日 : 2006年10月19日
出願人 : 日本製紙株式会社 発明者 : 渡邊 惠子 外2名

発明の名称 : 選抜マーカー遺伝子の影響が排除された遺伝子導入細胞、組織又は植物の作成方法

【課題】 形態異常誘導遺伝子を利用した又は植物の作成方法において、マーカーフリーの組織の作成効率を向上させる。
【解決手段】 まず、目的遺伝子、サイトカイニン合成遺伝子以外の選抜マーカー遺伝子、及び、脱離部位を有し、上記選抜マーカー遺伝子が脱離部位に配されている目的遺伝子導入用ベクターを植物細胞に導入し、選抜マーカー遺伝子の発現を指標としてこの細胞を選抜する。次いで、この植物細胞に、形態異常誘導遺伝子、脱離酵素遺伝子、及び、脱離部位を有し、形態異常誘導遺伝子と脱離酵素遺伝子とが脱離部位に配されている選抜マーカー除去用ベクターを導入し、形態異常誘導遺伝子の発現によって生じる、培養組織の形態変化を指標として、マーカーフリーの遺伝子導入細胞又は組織を選抜する。

マーカー遺伝子の除去方法

2007年07月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平5-73802 出願日 : 1993年3月31日
公開番号 : 特許公開平6-276872 公開日 : 1994年10月4日
出願人 : 三菱商事株式会社 外1名 発明者 : 島本 功 外1名

発明の名称 : マーカー遺伝子の除去方法

【構成】それぞれが異種プラスミド由来の外来遺伝子およびマーカー遺伝子を有する形質転換植物体の次世代以降の子孫を育種して外来遺伝子のみを有する品種を選抜することによりマーカー遺伝子を除去する。また、外来遺伝子を有するプラスミドおよびマーカー遺伝子を有するプラスミドからなる複数異種のプラスミドを植物組織または植物組織に由来する細胞に共存導入して形質転換し、該形質転換体から再生した植物体の次世代以降の子孫を育種することによりマーカー遺伝子の除去された形質転換植物を作出する。
【効果】本発明によれば、意図的に選択マーカー遺伝子を除去できるので、微生物由来の選択マーカー遺伝子を持たない、食用作物では好適な形質転換植物が得られる。

ドレックスレラ属の新菌株及びそれを含有する雑草防除剤並びに雑草防除組成物

2007年07月18日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平5-66399 出願日 : 1993年3月25日
公開番号 : 特許公開平6-277042 公開日 : 1994年10月4日
出願人 : 三井東圧化学株式会社 発明者 : 郷原 雅敏 外5名

発明の名称 : ドレックスレラ属の新菌株及びそれを含有する雑草防除剤並びに雑草防除組成物

【構成】 雑草のノビエであるエキノクロア属の全ての種に対して、常温のみならず15℃においても除草作用を示し、イネ等の栽培植物に対して何等影響を及ぼさない新規微生物、ドレックスレラ属モノセラス種(Drechslera monoceras)の菌株、安全で選択性の高いヒエ防除用除草剤並びに雑草防除組成物。
【効果】 15℃以下の低温条件でもノビエに対して実用的防除効果が得られる。従来防除不充分であった、田植え時期でのノビエ防除に充分な効果が得られる。上記微生物菌株と化学除草剤との混合組成物は、各単独では防除することが出来ない除草剤施用量で、十分な防除効果を示し、除草剤の施用量低減を可能とするとともに、環境汚染や薬剤抵抗性雑草の出現回避にも寄与する。

枯草菌およびその形成方法

2007年07月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平5-302053 出願日 : 1985年12月11日
公開番号 : 特許公開平6-277069 公開日 : 1994年10月4日
出願人 : エニリチエルチエ・エス・ピー・エー 発明者 : グランデイ・グイド 外1名

発明の名称 : 枯草菌およびその形成方法

【目的】本発明は組換えDNA技術に用いられ、枯草菌中において高効率で異種蛋白遺伝子、特にβ-ラクタマーゼの発現が可能な新規プラスミドベクター、その製造方法および該プラスミドベクターを有する枯草菌を提供すること。
【構成】本発明のプラスミドベクターは、β-ラクタマーゼを形成するために用いられるプラスミドであって、プラスミドpSM115およびpSM112の線状断片を連結させることによって得られることを特徴とするハイブリッド組換型pSM119プラスミドである。

新規なヒト組織プラスミノゲン活性化因子突然変異体

2007年07月18日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願平6-19382 出願日 : 1986年4月22日
公開番号 : 特許公開平6-277071 公開日 : 1994年10月4日
出願人 : ジェネンテック・インコーポレイテッド 発明者 : ヘルベルト・ルイス・ハイネカー 外1名

発明の名称 : 新規なヒト組織プラスミノゲン活性化因子突然変異体

【目的】 新規なヒト組織プラスミノゲン活性化因子突然変異体をコードするDNAを提供する。
【構成】 部位特異的突然変異により275位のアミノ酸がアルギニン以外のアミノ酸で置換されており、そして/または277位のアミノ酸がリジン以外のアミノ酸で置換されている、組換え宿主細胞によって生産されるヒト組織プラスミノゲン活性化因子突然変異体をコードしているDNA。

E型プロスタグランジン類の製造方法

2007年07月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願平5-64005   出願日 : 1993年3月23日
公開番号 : 特許公開平6-277080  公開日 : 1994年10月4日
出願人 : 大正製薬株式会社 外1名   発明者 : 安達 孝 外4名

発明の名称 : E型プロスタグランジン類の製造方法

【目的】 短時間で、収率よく、かつ異性体の生成を極めて少なく抑えてカルボン酸に3重結合が共役したE型プロスタグランジン類を製造する。

【構成】 式[式中、Rは低級アルキル基を示し、R1及びR2は同一または異なって水素原子または水酸基の保護基を示し、A、R3およびR4は反応に関与しない任意の基を示し、Bはビニレン基またはエチニレン基を示す。]で表されるE型プロスタグランジン類の低級アルキルエステルに、アスペルギルス属またはシュウドモナス属に属する微生物が生産するエステル加水分解能を有する酵素を作用させ、式(式中、R1、R2、A、R3、R4およびBは前記と同意義である。)で表されるE型プロスタグランジン類を製造する方法。


組換えタンパク質の生産・精製方法

2007年07月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平5-71559 出願日 : 1993年3月30日
公開番号 : 特許公開平6-277088 公開日 : 1994年10月4日
出願人 : 東洋エンジニアリング株式会社 発明者 : 釜澤 正実 外2名

発明の名称 : 組換えタンパク質の生産・精製方法

【構成】 形質転換された宿主生物中で目的とする組換えタンパク質をトリコデルマリーゼイのセルロース分解酵素のセルロース結合領域を含むペプチド鎖をアフィニティー精製用タグとして付加した融合タンパク質として生産し、該融合タンパク質をセルロースを担体とするアフィニティークロマトグラフィーを用い精製する。得られた融合タンパク質を特異的プロテアーゼ処理して該融合タンパク質からアフィニティー精製用タグとして用いた所定のセルロース結合領域を含むペプチド鎖を分離して、目的とする組換えタンパク質のみを選択的に回収する。
【効果】 得られる融合タンパク質の中で組換えタンパク質の異常なフォールディングが起こらず、立体障害による特異的プロテアーゼによる開裂障害がなくなった。また、安価なセルロースをアフィニティークロマトグラフィーの担体として使用可能となった。

複合ハイブリッド蛋白質、その調製方法

2007年07月18日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平5-24368 出願日 : 1993年2月12日
公開番号 : 特許公開平6-277092 公開日 : 1994年10月4日
出願人 : コミツサリア タ レネルジー アトミーク 発明者 : ジャン-クロード ブーラン 外3名

発明の名称 : 複合ハイブリッド蛋白質、その調製方法、その診断薬としての、治療用の薬剤としての又はメディカルイメージングにおいて使用できる試薬としての応用

【構成】他の蛋白質Pと融合した免疫グロブリンフラグメントを含むタイプのハイブリッド蛋白質であって、(1)SU1 はL鎖免疫グロブリンの可変および不変領域を有し、SU2 はH鎖免疫グロブリンの少なくとも可変領域およびCH 1ドメインを有し、該ペプチド鎖SU1 およびSU2 が互いに少なくとも1つのジスルフィド架橋によって結合している、2種の異なるペプチド鎖SU1 およびSU2 ;および(2)ペプチド鎖SU1 およびSU2 の1種のN末端を介して融合した2量体蛋白質Pの2つのサブユニットの1種の機能性フラグメントの少なくとも1種からなる基本単位Uを有し;基本単位Uが、基本単位Uと同一または異なる他の基本単位U´と、蛋白質Pのサブユニットまたはそのフラグメントにより結合している複合ハイブリッド配列からなることを特徴とするハイブリッド蛋白質。
【効果】蛋白質の定量等を簡単に行えるようになった。