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バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

週単位で使用可能な幹細胞用フィーダー(支持)細胞を開発! 〜幹細胞研究への応用を視野に〜

2019年03月09日 | 細胞と再生医療

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.03.08
岩手大学

岩手大学理工学部生命コースの福田智一教授、国立環境研究所の片山雅史特別研究員、国立がん研究センター研究所の清野透主任分野長・部門長らの研究グループは、週単位で使用可能なフィーダー細胞*1の開発に成功しました。

https://research-er.jp/articles/view/77985

ヒトの臓器もった動物の出産、解禁 文科省が指針改定

2019年03月05日 | 細胞と再生医療

3/4(月) 6:50配信 朝日新聞デジタル

 動物の受精卵が成長した胚(はい)に、ヒトの細胞を注入した「動物性集合胚」の取り扱いについて、文部科学省は1日、より幅広い研究ができるように指針を改定した。禁じられていた動物性集合胚の動物への移植や、この胚を使った出産が可能になる。動物の体内でヒトの臓器を作る研究が国内でも本格化するとみられる。ヒトの子宮への移植や、この方法で生まれた動物の交配は禁じる。Yahooニュース.,2019-03-04

細胞と細胞を張り合わせるジッパーの形の違いを生み出す仕組みの解明

2019年02月28日 | 細胞と再生医療

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.02.27
名古屋大学 日本医療研究開発機構


名古屋大学細胞生理学研究センター(CeSPI)/大学院創薬科学研究科の中村駿研究員、入江克雅助教、藤吉好則客員教授らの研究グループは、大阪大学大学院生命機能研究科・医学系研究科の月田早智子教授らとの共同研究により、皮膚や血液脳関門の形成といった生体内でのバリア機能を担うタンパク質であるクローディンの一種であるクローディン3の形を原子レベルで明らかにすることに成功しました。
https://research-er.jp/articles/view/77680



「ヒトiPS細胞由来肝星細胞の作製と細胞間相互作用を介した肝細胞の成熟化に成功」

2019年02月16日 | 細胞と再生医療
― 肝再生医療発展への寄与、肝硬変の治療法開発に期待 ―

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.02.15
東京医科歯科大学 日本医療研究開発機構

東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 肝臓病態制御学講座の柿沼晴准教授と朝比奈靖浩教授、同消化器病態学分野の渡辺守教授(副学長・理事)と三好正人大学院生らの研究グループは、東京大学、スタンフォード大学、東海大学との共同研究で、ヒト iPS 細胞から肝星細胞を誘導・作製する培養系を新規に構築し、転写因子 LHX2 がヒト iPS 由来肝臓前駆細胞とヒト iPS 由来肝星細胞との相互作用を促進することで、ヒトiPS 由来肝臓細胞の成熟化を促進することをつきとめました。

https://research-er.jp/articles/view/77359

J-TEC 自家培養軟骨の低侵襲化で承認取得 再生医療等製品

2019年02月11日 | 細胞と再生医療

ニュース
Monthlyミクス

公開日時 2019/02/08

ジャパンティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)は、再生医療等製品の「自家培養軟骨ジャック」について、使用する際に現在より簡便で低侵襲化する一部変更承認を取得したと発表した。

この製品は、怪我などにより膝関節の軟骨が欠損した場合などに用いる。現在の製品は、軟骨を培養し、欠損部に移植した後、患者の脛骨の骨膜を採取し、欠損部を覆うという方法になる。今回承認取得した手技は、患者から採取していた骨膜の代わりに、人工コラーゲン膜を使用できるようにするもの。それにより、ジャックを用いた治療の低侵襲化と、移植手技の簡便化が可能になるとしている。
https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/66962/Default.aspx

ヒト多能性幹細胞から視床下部ニューロンへの分化誘導

2019年02月07日 | 細胞と再生医療

出願番号 特願2017-562850
出願日 平成29年1月18日(2017.1.18)
国際出願番号 JP2017001544
国際公開番号 WO2017126551
国際出願日 平成29年1月18日(2017.1.18)
国際公開日 平成29年7月27日(2017.7.27)
優先権データ
特願2016-010940 (2016.1.22) JP
発明者
須賀 英隆
小川 晃一郎
笠井 貴敏
有馬 寛
出願人
国立大学法人名古屋大学
発明の名称 ヒト多能性幹細胞から視床下部ニューロンへの分化誘導 NEW コモンズ
発明の概要 ヒト多能性幹細胞から視床下部ニューロンへと効率よく分化誘導する方法を提供する。また、ヒト多能性幹細胞から視床下部組織と下垂体組織が一体化した細胞構造体を構築する方法を提供する。ヒト多能性幹細胞の凝集塊を、低濃度の骨形成因子シグナル伝達経路活性化物質及び低濃度のShhシグナル経路作用物質を含む培地中で浮遊培養するステップと、当該ステップで得られた細胞凝集塊を、低濃度のShhシグナル経路作用物質を含む培地中で更に浮遊培養するステップを含む方法によって、視床下部組織を含む細胞構造体を得る。また、ヒト多能性幹細胞の凝集塊を、骨形成因子シグナル伝達経路活性化物質及びShhシグナル経路作用物質を含む培地中で浮遊培養するステップと、当該ステップで形成された細胞凝集塊を、骨形成因子シグナル伝達経路活性化物質及びShhシグナル経路作用物質を含む培地中で更に浮遊培養するステップと、当該ステップで得られた細胞凝集塊を、下垂体及び視床下部の同時誘導に適した培地中で浮遊培養するステップを含む方法によって、視床下部組織と下垂体組織を含む細胞構造体を得る。 J-Store >>国内特許コード P190015799

iPS細胞からインスリン産生細胞を作製 再生医療を目指すオープンイノベーション研究を開始

2019年01月28日 | 細胞と再生医療
iPS細胞からインスリン産生細胞を作製 再生医療を目指すオープンイノベーション研究を開始 東京工業大・第一三共など


2019年01月18日
 東京工業大学と第一三共、三菱UFJキャピタルは、iPS細胞(人工多能性幹細胞)からインスリン産生細胞を作製し、再生医療・細胞治療への活用を目指すオープンイノベーション研究を共同で開始すると発表した。
http://dm-rg.net/news/2019/01/020005.html?pr=dmrg009

京都大学の山下潤教授論文Cell Stem Sell(2012)の撤回について

2019年01月28日 | 細胞と再生医療
CiRAニュース News 京都大学iPS細胞研究所
2018年12月28日

論文の撤回について
 京都大学の山下潤教授が責任著者として、前所属部局において研究を実施し、2012年に発表した米国科学誌『Cell Stem Cell』掲載の論文1報(以下、CSC論文)が撤回されましたのでご報告いたします。2018年12月28日午前1時(日本時間)にRetraction Notice(撤回公告)がウェブサイトに掲載されました。

論文の概要:マウスES細胞が他の細胞へ変化する(細胞分化)のを早くするためのメカニズムの一端を解明した。

https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/other/181228-100000.html

ヒトミエロイド系血液細胞及び該細胞の作製方法

2019年01月26日 | 細胞と再生医療

出願番号 特願2017-071597
公開番号 特開2018-171005
出願日 平成29年3月31日(2017.3.31)
公開日 平成30年11月8日(2018.11.8)
発明者
千住 覚
出願人:国立大学法人 熊本大学

発明の概要 【課題】本発明の目的は、悪性腫瘍に対する、予防又は治療剤を開発することである。
【解決手段】本発明は、c-MYC遺伝子を発現するヒトミエロイド系血液細胞において、該c-MYC遺伝子の発現を抑制し、それにより当該c-MYC遺伝子の発現が抑制されたヒトミエロイド系血液細胞を得る工程を含む、造腫瘍性の抑制されたヒトミエロイド系血液細胞の作製方法に関する。さらに本発明は、該方法によって作製された細胞を含む、癌の予防又は治療剤、及び該細胞を用いた癌の予防又は治療方法などに関する。J-Store >> 国内特許コード P190015786