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バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

細胞分裂期の染色体凝縮はマグネシウムイオンの増加によって起こる

2018年01月20日 | 生命科学 生物誌
細胞分裂期の染色体凝縮はマグネシウムイオンの増加によって起こる
~生細胞イメージングにより新たなメカニズムを検証~

プレスリリース 掲載日:2018.01.19
京都大学 科学技術振興機構 慶應義塾大学 大阪大学 国立遺伝学研究所 日本医療研究開発機構

国立遺伝学研究所の前島 一博 教授、大阪大学の永井 健治 教授、慶應義塾大学の岡 浩太郎 教授、京都大学の今村 博臣 准教授らの共同研究グループは、蛍光タンパク質技術を駆使してMg2+濃度の変化を高感度で感知できる蛍光センサーMARIOを開発し、生細胞内のMg2+濃度を蛍光イメージングにより可視化することに成功しました。
https://research-er.jp/articles/view/67109

線虫の摂食行動の制御機構の解明!

2018年01月10日 | 生命科学 生物誌
~摂食行動は体の運動を司る筋細胞の緊張状態を反映する~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.01.10
名古屋大学

名古屋大学大学院理学研究科の高木新准教授と高橋めぐみ大学院生(当時・現農林水産省)の研究チームは、線虫の体の移動運動を司る筋細胞の活動を抑えると、摂食器官の運動も停止するという新奇な現象を発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/66748

四重らせんDNA検出プローブ及びそれを用いた四重らせん構造の検出方法

2018年01月04日 | 生命科学 生物誌
出願人: 国立大学法人東京農工大学
発明者: 長澤 和夫, 池袋 一典, 吉田 亘, 飯田 圭介

出願 2013-026962 (2013/02/14) 公開 2014-060992 (2014/04/10)

【要約】【課題】新規な四重らせん構造検出プローブを提供し、ゲノムワイドに四重らせん構造を同定する方法を提供する。【解決手段】四重らせんDNA検出プローブ。前記プローブと、被検DNA又はその断片とを接触させ、ゲノムDNA又はその断片に結合したプローブを検出することを含む四重らせん構造の検出方法。上記の方法により検出された、四重らせん部位に結合し、該部位の近傍に位置する遺伝子の発現を、増大又は減少させる物質をスクリーニングすることを含む、四重らせん結合物質のスクリーニング方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014060992/

環境DNA調査により雄物川本流で絶滅危惧IA類のゼニタナゴの繁殖地を確認!

2017年11月14日 | 生命科学 生物誌

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.11.14
神戸大学

神戸大学大学院博士前期課程 坂田雅之(さかたまさゆき)、パシフィックコンサルタンツ株式会社 真木伸隆(まきのぶたか)、秋田県立大学 杉山秀樹(すぎやまひでき)客員教授、神戸大学 源利文(みなもととしふみ)准教授からなる研究グループは、広域の環境DNA調査と採捕調査の組み合わせによって秋田県の雄物川本流で絶滅危惧種IA類のゼニタナゴの繁殖地を発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/64968

硫黄呼吸= 哺乳類も 細胞内でエネルギー生産 ヒト生命維持に不可欠

2017年10月28日 | 生命科学 生物誌


毎日新聞2017年10月28日 東京朝刊

体内でエネルギーが作られる仕組み
 哺乳類の細胞が、酸素だけでなく、食物に含まれる硫黄を使った呼吸(硫黄呼吸)をしていることが分かったと、赤池孝章・東北大教授(生化学・微生物学)らの研究グループが27日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。硫黄呼吸は原始的な細菌だけが行っており、進化の過程で失われたと考えられてきたが、ヒトなどでも生命維持に不可欠だという。

https://mainichi.jp/articles/20171028/ddm/012/040/144000c