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バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

空から降るウイルス、想定より千倍以上多かった

2018年02月14日 | 生命科学 生物誌
Newsweek.,2018年2月13日(火)

Andrey Danilovich-iStock

ウイルスは高度1000メートル以上の上空にも存在し、日々地上に降り注いでいる。こうした空から降るウイルスは、以前考えられてよりもはるかに多いことが、カナダのブリティッシュコロンビア大学(UBC)の研究者らによって明らかになった。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9518.php

光変換を起こすナノ粒子による新しい光遺伝学法の開発

2018年02月12日 | 生命科学 生物誌
光変換を起こすナノ粒子による新しい光遺伝学法の開発 -近赤外線を用いて非侵襲的に神経細胞の活動を制御する-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.09
理化学研究所

理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター神経回路・行動生理学研究チームのトーマス・マックヒュー チームリーダー、シュオ・チェン基礎科学特別研究員らの国際共同研究グループ※は、低エネルギーの光を高エネルギーの光に変換する「アップコンバージョン-ナノ粒子(UCNP)[1]」を用いて、マウスの脳組織に損傷を与えずに脳深部の神経細胞の活動を制御する、新しい非侵襲的[2]「光遺伝学法」を開発しました。
https://research-er.jp/articles/view/67756

英国人の祖先、黒い肌だった 骨のDNA分析で判明

2018年02月09日 | 生命科学 生物誌
CNNニュース 2018.02.08

(CNN) 今日の英国にあたる地域に1万年前に定住していた人々は肌の色が黒く、髪の毛は縮れていた――。英ロンドン自然史博物館などの研究チームがこのほど、20世紀初頭に見つかった骨格を新たに分析した結果として、そんな見解を発表した。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35114457.html?tag=top;topStories

1万年前の英国人は浅黒い肌に青い目、DNA解析で明らかに

2018年02月08日 | 生命科学 生物誌


[ロンドン 7日 ロイター] - 英ロンドン大学と自然史博物館の研究チームが行ったDNA調査で、英国南西部に1万年前に生きた男性は浅黒い肌に青い目、高い頬骨を持ち、黒い巻き毛の髪をしていたことが分かった。
https://jp.reuters.com/article/dna-idJPKBN1FS0UM

末期患者の「余命」を予測する人工知能、スタンフォード大学が開発

2018年02月06日 | 生命科学 生物誌

WIRED.,2018.02.05

がんなどで死期が近い末期患者に、どのくらいの時間が残されているかを予測する人工知能を、スタンフォード大学の研究チームが開発した。患者が必要な準備を始める適切なタイミングを知らせたり、よりよい医療サーヴィスを提供したりするのが狙いだという。
https://wired.jp/2018/02/05/ai-predict-death/

海部宣男・評 『ゲノムが語る人類全史』=アダム・ラザフォード著

2018年02月05日 | 生命科学 生物誌
今週の本棚
毎日新聞2018年2月4日 東京朝刊

遺伝子は可能性に過ぎず、運命ではない
 二〇〇一年、米・英が十年と三十億ドルをかけた「ヒトゲノム計画」の成果が公表された。初の「ヒトの遺伝子地図」は、三人のヒトのアミノ酸配列を示す、膨大な文字列。遺伝的な意味は、まだほとんど不明だった。ヒトは約二万個の「遺伝子」を持っていたが、それはゲノム(後述)全体のわずか二%以下で、ゲノムは重複と無駄だらけに見えた。
https://mainichi.jp/articles/20180204/ddm/015/070/003000c

「ヒトのクローンを作る理由はどこにもない」、中国で体細胞による初の“クローンサル”誕生

2018年02月05日 | 生命科学 生物誌

Ameba Times.,2018.02

 中華にちなみ「中中(チョンチョン)」「華華(ホワホワ)」と名付けられたサルの赤ちゃん2匹。クローン技術によって作り出された、元の個体と全く同じ遺伝子を持つサルだ。

 クローンのサルを作ったのは中国科学院の研究チームで、アメリカの科学誌「セル」に発表した。蒲慕明所長は「クローン人間が目的ではない。クローンのサルを通じて人間の健康、医療に役立てるため」とコメントしている。


https://abematimes.com/posts/3650561?categoryIds=537593

生命誕生に迫る始原的代謝系の発見

2018年02月03日 | 生命科学 生物誌
生命誕生に迫る始原的代謝系の発見 ~多元的オミクス研究による新奇TCA回路の証明~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.02
北海道大学 海洋研究開発機構 京都大学 製品評価技術基盤機構

国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という)海洋生命理工学研究開発センターの布浦拓郎主任研究員らは、北海道大学(総長 名和 豊春)、京都大学(総長 山極 壽一)、製品評価技術基盤機構(理事長 辰巳 敬、以下「NITE」という)と共同で、南部沖縄トラフの熱水活動域から採取した試料より単離した細菌が、アミノ酸など生命に必須の化合物の生合成に不可欠なTCA回路(tricarboxylic acid 回路:クエン酸回路)の中でも、最も始原的な形態の回路を有することを発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/67541

ヒトの祖先、いきなり二足歩行? 京大、従来説に異論

2018年02月01日 | 生命科学 生物誌

2018/1/31(水) 22:00配信 京都新聞

ヒトの祖先、いきなり二足歩行? 京大、従来説に異論
従来と今回の説
 ヒトの直立二足歩行は、手のひらを地面につけるサルの四足歩行から直接進化した、とする研究結果を、京都大理学研究科の森本直記助教らのグループがまとめた。ヒトの歩行は、チンパンジーやゴリラなどのように指の背を地面につける「ナックル歩行」から進化したとする従来の学説とは異なる内容で、英科学誌サイエンティフィック・リポーツで31日発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180131-00000161-kyt-sctch

光合成の鍵を握る光化学系Ⅱ複合体の結晶構造を解明

2018年01月29日 | 生命科学 生物誌

Nature Japan 2015年1月22日

沈建仁教授

岡山大学大学院 自然科学研究科 地球生命物質科学専攻 構造生物学分野の沈建仁教授、菅倫寛助教、秋田総理助教、理化学研究所らの共同研究グループは、このほど光合成による水分解反応の触媒である光化学系Ⅱ複合体の構造の詳細をフェムト秒X線自由電子レーザーを用いて明らかにした(Nature 517, 99–103)。これは光合成のメカニズムの解明、また人工光合成のための触媒開発の基礎となる大きな成果だ。さらに、この光化学系Ⅱ複合体は膜タンパクとしてこれまで2.0 Åを超える分解能で構造解析された最大のものとなったことから、今後の膜タンパク質の構造解析の手法としても注目される。

https://www.natureasia.com/ja-jp/jobs/tokushu/detail/348