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バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

生物科学専攻の岩崎渉准教授が日本進化学会研究奨励賞を受賞

2018年08月29日 | 生命科学 生物誌

日本の研究・プレスリリース 掲載日:2018.08.29
東京大学

生物科学専攻の岩崎渉准教授が日本進化学会の「研究奨励賞」 を受賞されました。この賞は、進化学や関連する分野において研究業績上大きな発展が期待される、毎年若干名の若手の日本進化学会員に授与されるものです。
https://research-er.jp/articles/view/73418

ネアンデルタール人とデニソワ人の子ども、DNA解析で初めて確認

2018年08月26日 | 生命科学 生物誌
CNNニュース 2018.08.23

(CNN) 独マックス・プランク進化人類学研究所などのチームは22日、ロシアの洞窟で発見された5万年前の骨の断片について、ネアンデルタール人の母とデニソワ人の父を持つ子どものものであることが判明したと明らかにした。英科学誌ネイチャーに論文を発表した。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35124475.html

ヒトとチンパンジーの脳の違いを発見

2018年08月07日 | 生命科学 生物誌
基礎生物学研究所 プレスリリース.,2018.08.02

〜霊長類脳の遺伝子発現変動とエピジェネティック変動の網羅的解析〜

ヒトとチンパンジーの発現変動には転写因子*5の活性が主に関与しており,脳の領域差には,プロモーター*6領域のクロマチン*7修飾状態の違いが主に関与していることが明らかになった。
http://www.nibb.ac.jp/press/2018/08/02.html

野生のニホンザルはどのような腸内細菌を持っているか?

2018年07月24日 | 生命科学 生物誌
―屋久島のフィールドでのマイクロバイオーム解析の挑戦―

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.07.23
学習院大学 中部大学 日本学術振興会 京都大学

京都大学霊長類研究所 早川卓志 特定助教、半谷吾郎 同准教授、中部大学創発学術院 澤田晶子 学振特別研究員、学習院大学理学部 阿形清和 教授らの研究グループは、野生のニホンザルの糞便の DNA を分析し、どのような腸内細菌を持っているかを明らかにしました。また、実験施設 (ラボ)から遠く離れた森林でのフィールドワークにおいて、どのように野生動物の糞便を集め、腸内細菌の DNA を保存し、ラボまで持ち運んで分析するかという手法を確立しました。
https://research-er.jp/articles/view/72669

テラヘルツ光がアクチンタンパク質の繊維化を促進 新しい細胞機能操作の可能性

2018年07月15日 | 生命科学 生物誌
日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.07.13
東北大学

 東北大学大学院農学研究科の山崎祥他博士(現理化学研究所テラヘルツイメージング研究チーム基礎科学特別研究員)と原田昌彦准教授らは、京都大学大学院農学研究科の小川雄一准教授、理化学研究所テラヘルツイメージング研究チーム保科宏道上級研究員、福井大学遠赤外領域開発研究センターの出原敏孝特任教授らと共同で、テラヘルツ(THz)光注 1 照射によりアクチンタンパク質の繊維構造形成が促進されることを明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/72455

テントウムシの卵巣移植および卵巣凍結保存に成功

2018年07月15日 | 生命科学 生物誌

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.07.13
基礎生物学研究所


基礎生物学研究所 進化発生研究部門の川口はるか特任研究員と新美輝幸教授の研究グループは、テントウムシの卵巣移植技術を開発し、テントウムシ卵巣の凍結保存に初めて成功しました。米粒ほどの大きさのテントウムシの幼虫から卵巣を取り出し、凍結保護剤で処理した後に液体窒素中で凍結保存することが可能となりました。凍結保存した卵巣は、解凍後に別の幼虫の体内に移植することで、凍結卵巣由来の子孫を残すことが出来るようになりました。
https://research-er.jp/articles/view/72470

「アイスマン」の最後の食事、肉や穀物などバランス良く

2018年07月15日 | 生命科学 生物誌
CNNニュース 2018.07.14
(CNN) イタリアのミイラ研究所などは14日までに、イタリア北部のアルプス山脈の氷河で発見された「アイスマン」として知られる男性のミイラ「エッツィ」の最後の食事の内容が判明したとの研究報告書を公表した。

https://www.cnn.co.jp/fringe/35122488.html

初期人類の幼児、樹上で生活か 330万年前の化石を分析

2018年07月05日 | 生命科学 生物誌
「セラム」と名付けられた化石

CNN News.,2018.07.05

(CNN) 330万年前の初期人類の幼児は木に登って暮らしていた――。米科学誌サイエンス・アドバンスに4日、化石の足を詳細に調べた結果として、そんな論文が発表された。

この化石の通称は「セラム」で、エチオピアのアムハラ語で「平和」を意味する。アウストラロピテクス・アファレンシスと呼ばれる人類の初期の祖先に属しており、死亡時は3歳に近かった。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35122006.html

コアラの全ゲノム配列の解読に成功

2018年07月04日 | 生命科学 生物誌
コアラの全ゲノム配列の解読に成功 -コアラはなぜ猛毒のユーカリを食べるのか?-

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.07.04
京都大学

京都大学霊長類研究所・ワイルドライフサイエンス(名古屋鉄道)寄附研究部門の早川卓志 特定助教は、オーストラリア博物館が指揮する コアラゲノム・コンソーシアム』に参加しました。本コンソーシアムは、コアラの全ゲノム配列の解読に成功しました。さらに、コアラが持つユニークな生態の遺伝的背景を解明し、保全を目的とした遺伝的多様性の評価を実施しました。
https://research-er.jp/articles/view/72200

有機化学は炭素に限るか? ~有機化学と無機化学を隔てる百年の謎に終止符 ~

2018年06月11日 | 生命科学 生物誌

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.06.11
横浜国立大学

横浜国立大学の量子化学研究グループが、炭素化合物の不飽和結合において、シリコン化合物とは異なり、内殻電子が結合性に寄与することを世界で初めて発見しました。世界最高精度の第一原理計算の結果、炭素分子は内殻電子のトポロジーを変えられ、価電子が自在に共有結合を形成できるのに対し、シリコンを含むほとんどの元素では結合形成をしても内殻のトポロジーを変えないため柔軟な結合形成は阻害されることがわかりました。本研究から、生命における有機化合物の炭素は他の元素で置き換えられないことの根本的な原因が明らかになりました。
https://research-er.jp/articles/view/71460