US Front Line.,2017年9月4日2017年9月号掲載
「腸内フローラ」という言葉を聞いたことがあるだろうか? 腸内に存在する100兆匹もの微生物の様子がお花畑のようにも見えることから、微生物群である腸内細菌の環境をそう呼ぶようになった。腸内細菌には身体に良い影響を与えるものと、悪い影響を与えるものとがある。最近の研究の結果、その腸内細菌の状態が、ガンをはじめとする各種の疾病、肌の状態、さらにうつ病など精神疾患の発症にまで関係があることがわかってきた。数年前に「腸内フローラ」を特集したNHKの番組では、身体に良い影響を与える腸内細菌を取り込むことで健康状態が画期的に改善した患者の事例も紹介されていた。
http://usfl.com/2017/09/post/111813