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バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

「腸内細菌には電流を生成する能力がある」との研究結果

2018年09月27日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

松岡由希子

私たちの腸内に生息する細菌には、電流を生成する力があるかもしれない----。スウェーデンのルンド大学の研究プロジェクトは、腸内細菌が電気を生成する過程を明らかにし、その研究成果を生化学分野の学術誌「バイオケミストリー」で発表した。Mewsweek日本版 2018年9月26日

脊椎動物の腸の進化から哺乳類の腸内細菌の特殊性を解明

2018年09月27日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
マイナビNews., 2018/09/27 13:53:10

鷲山奈津子
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、哺乳類の腸管表面の粘液層に定住する腸内細菌が、「キチン」を主要素としたバリア免疫機構を失うことと引換えに成立していること、また、それが動物進化の観点から見ると新しい存在であることが明らかになったと発表した。
https://news.mynavi.jp/article/20180927-698008/

座る大腸検査 イグ・ノーベル

2018年09月14日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

座って大腸検査「苦痛少ない」自ら試しイグ・ノーベル賞

朝日新聞(Web版)2018-09-14

 人々を笑わせ、考えさせた研究に贈られる今年のイグ・ノーベル賞の発表が13日(日本時間14日)、米ハーバード大(マサチューセッツ州)であった。座った姿勢で大腸の内視鏡検査を受けると苦痛が少ないことを自ら試した昭和伊南(いなん)総合病院(長野県駒ケ根市)の堀内朗医師(57)が、医学教育賞を受けた。日本人の受賞はこれで12年連続となった。(朝日新聞デジタル)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180914-00000015-asahi-soci

早期乳児の腸管内ビフィズス菌定着に分娩直前の抗菌薬投与が影響を及ぼす

2018年08月21日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
早期乳児の腸管内ビフィズス菌定着に分娩直前の抗菌薬投与が影響を及ぼす~抗菌薬使用により乳児腸管内のビフィズス菌の割合が低下~

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.08.21
順天堂大学

 順天堂大学大学院医学研究科マイクロバイオーム研究講座の井本成昭助手、渡邉心准教授、救急災害医学研究室の橋口尚幸教授らの研究グループは、 アサヒグループホールディングス株式会社コアテクノロジー研究所、岩手県立磐井病院小児科・新生児科との共同研究により、日本人の早期乳児期*1における腸管内ビフィズス菌占有率が、分娩直前の母体への抗菌薬投与により低下することを明らかにしました。

https://research-er.jp/articles/view/73230





貧血の予防又は治療用組成物

2018年08月10日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願人: 森永乳業株式会社
発明者: 和泉 裕久, 清水 隆司, 峯岸 真梨緒, 名村 真理子, 佐藤 洋平

出願 2014-130821 (2014/06/25) 公開 2014-196339 (2014/10/16)

【要約】【課題】貧血、特に鉄欠乏性貧血の予防又は治療に効果的な手段の提供。【解決手段】ビフィドバクテリウム属に属する細菌を有効成分とする、哺乳動物の乳における乳幼児用の貧血の予防又は治療作用を高めるための医薬組成物。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014196339/

インターフェロン産生増強剤及び飲食品

2018年07月08日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願人: 森永乳業株式会社
発明者: 山内 恒治, 久原 徹哉, 伊藤 岳人

出願 2004-268776 (2004/09/15) 公開 2006-083089 (2006/03/30)

【要約】【課題】 経口摂取が可能なラクトフェリンを有効成分とするインターフェロン−α産生増強剤及び/又はインターフェロン−β産生増強剤を提供する。【解決手段】 ラクトフェリンを有効成分として含有するヒトを含む哺乳動物のインターフェロン−α産生増強剤及び/又はインターフェロン−β産生増強剤、及び該インターフェロン−α産生増強剤及び/又はインターフェロン−β産生増強剤を含有してなる飲食品、並びにラクトフェリンを含有し、インターフェロン−α及び/又はインターフェロン−βの産生増強のために用いられるものである旨の表示を付した飲食品。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2006083089/

新規炎症性腸疾患治療法の開発

2018年06月19日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
新規炎症性腸疾患治療法の開発 ~インターロイキン 17F を抑制することにより、腸内細菌叢を改善し、炎症性腸疾患を 予防、治療することができる~
プレスリリース 掲載日:2018.06.19
東京理科大学
東京理科大学生命医科学研究所の研究グループは、インターロイキン 17F(IL-17F)を欠損させたマウスは、人の潰瘍性大腸炎によく似た大腸炎を化学物質で誘導した時に軽症になることを発見しました。そこで、IL-17F の中和抗体を投与したところ、大腸炎の発症を抑制できることを見出しました。
https://research-er.jp/articles/view/71669


酪酸菌及び/又は乳酸菌を含有してなる消化管洗浄助剤

2018年05月07日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願人: ミヤリサン製薬株式会社
発明者: 熊谷 進司, 田中 守

出願 2006-230810 (2006/08/28) 公開 2008-050325 (2008/03/06)

【要約】【課題】経口消化管洗浄剤の服用量を低減可能であり、当該経口消化管洗浄剤の使用時に、優れた洗浄効果を具現可能な、消化管洗浄助剤を提供すること。【解決手段】酪酸菌(例えば、クロストリジウム・ブチリカム(Clostridium butyricum)等)及び/又は乳酸菌(例えば、ラクトバシラス属(Lactobacillus)及びビフィドバクテリウム属(Bifidobacterium)に属する乳酸菌等)を含有してなる消化管洗浄助剤。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2008050325/

世界初!C型肝炎患者の腸内フローラ異常を解明

2018年05月02日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
―腸内フローラの正常化による肝炎悪化・肝がん予防の可能性―

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.05.01
名古屋市立大学 九州大学 日本医療研究開発機構

名古屋市立大学大学院医学研究科の田中靖人教授、井上貴子講師は、九州大学大学院農学研究院の中山二郎准教授、奈良県立医科大学、愛知医科大学との共同研究の成果として、C型肝炎ウイルス(HCV)の持続感染が腸内フローラを変化させ、病状が悪化するにつれて腸内フローラの破綻(dysbiosis)(注1)が進むことを世界で初めて証明しました。

https://research-er.jp/articles/view/70293