バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

細菌叢の解析方法およびキット

2019年01月15日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願人: 王子製紙株式会社
発明者: 大渕 貴之, 泉 可也

出願 2005-256790 (2005/09/05) 公開 2007-068431 (2007/03/22)

【要約】【課題】試料中の細菌叢の総菌数を簡便に測定する方法を提供する。【解決手段】試料から抽出した細菌のDNA又はその一部を、特定の塩基配列の10塩基以上の配列又はそれらの相補的配列を含むPCRプライマーの少なくとも1つを用いて増幅する工程、増幅したDNA断片を定量する工程、および定量結果に基づいて細菌叢を分析する工程を含むことを特徴とする細菌叢の解析方法、並びにそのためのキット。

https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2007068431/

腸内フローラ改善用組成物

2019年01月15日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願人: 明治製菓株式会社
発明者: 村島 弘一郎, 遠藤 裕也, 馬場 裕子, 中村 博文

出願 JP2006320281 (2006/10/11) 公開 WO2007043563 (2007/04/19)

【要約】本発明による腸内フローラ改善用組成物は、1−ケストースを有効成分として含んでなる。また本発明によれば、ビフィズス菌と乳酸菌を同時に増殖させるものであって、1−ケストースを有効成分として含んでなる乳酸菌増殖剤が提供される。本発明によれば、ヒトに有益な働きをする腸内細菌、特にビフィズス菌と乳酸菌の両方を増殖させて、腸内フローラを改善することができる。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2007043563/

術前及び/又は術後環境におけるプロバイオティックス

2018年12月25日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願人: ネステク ソシエテ アノニム
発明者: シフリン, エドゥアルド

出願 2013-108350 (2013/05/22) 公開 2013-216658 (2013/10/24)

【要約】【課題】一般に栄養の分野に関し、より具体的には術前及び/又は術後環境において使用できるプロバイオティックスを提供する。【解決手段】術前及び/又は術後環境で、結腸に作用する栄養組成物又は薬剤の製造でのラクトバシラス属から選択されるプロバイオティックス又はプロバイオティックス混合物の使用。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2013216658/

優れた免疫賦活作用を示す新規なプロバイオティクス乳酸菌

2018年11月19日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
新規乳酸菌

出願人: 東海漬物株式会社, 国立大学法人静岡大学
発明者: 小村 美香, 西尾 翔子, 佐津川 満, 森田 達也, 日野 真吾

出願 2012-145915 (2012/06/28) 公開 2014-007987 (2014/01/20)

【要約】【課題】本発明は、胃酸や胆汁酸に対して安定であり消化管下部まで到達して腸内フローラを改善することができ、且つ、優れた免疫賦活作用を示す新規なプロバイオティクス乳酸菌を提供することを目的とする。【解決手段】本発明に係る新規乳酸菌は、Lactobacillus plantarum TK61406株(受託番号:NITE P−926)である。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014007987/

アレルギーの予防・治療血中中性脂肪の低減に有効な乳酸菌含有製剤

2018年11月18日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
乳酸菌含有製剤
出願人: 株式会社カネカ
発明者: 立垣 愛郎, 渡邊 豊輝, 濱田 和也

出願 JP2011055481 (2011/03/09) 公開 WO2011111734 (2011/09/15)

【要約】アレルギーの予防・治療及び/又は血中中性脂肪の低減に有効で、かつ安全性の高い乳酸菌及び乳酸菌製剤を提供する。乳酸菌ペディオコッカス・アシディラクティシ(Pediococcus acidilactici)R037株を培養して得られる乳酸菌菌体またはその処理物を含有する組成物を、有効成分として医薬品、飲食品に添加する。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2011111734/

D-アミノ酸による腸内細菌と宿主哺乳類の相互作用

2018年11月06日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
笹部 潤平
Nature Microb.,2016年10月号掲載

タンパク質を構成するアミノ酸には、分子構造が鏡像関係にある2つの光学異性体が存在する。L-アミノ酸とD-アミノ酸だ。あらゆる生物界で広く利用されているL-アミノ酸に比べ、D-アミノ酸はマイナーな存在だが、L-アミノ酸とは異なる重要な役割を担っていることが解明され始めている。今回、慶應義塾大学医学部の笹部潤平専任講師は、腸内細菌の作るD-アミノ酸に着目し、それが、宿主である我々の体にとってどんな意味を持つのか、初めて明らかにした。
https://www.natureasia.com/ja-jp/nmicrobiol/interview/8

腸内細菌が産生するD型アミノ酸の新たな腎臓保護効果を発見

2018年11月06日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
~腎臓と腸管・腸内細菌叢をつなぐ新たな全身ネットワーク~

日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2018.11.02
岡山大学 北里大学 金沢大学

金沢大学医薬保健研究域医学系の和田隆志教授と大学院医薬保健学総合研究科医学博士課程の中出祐介さんは,早稲田大学理工学術院の服部正平教授,国立研究開発法人理化学研究所の須田亙研究員,岡山大学大学院環境生命科学研究科の森田英利教授,九州大学薬学研究院の浜瀬健司教授,北里大学薬学部の本間浩教授の研究グループとの共同研究により,生命現象のさまざまな局面において重要な生理機能を有する可能性のある D-アミノ酸が,腎臓と腸内細菌において産生されるとともに,腎臓保護効果を示す仕組みを世界で初めて明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/74971


好熱性微生物を用いた混合物、溶解液、及び医薬品

2018年11月04日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願人: 日環科学株式会社, 国立大学法人 千葉大学, 国立大学法人金沢大学, 独立行政法人水産大学校, 株式会社三六九, 京葉プラントエンジニアリング株式会社
発明者: 宮本 浩邦, 児玉 浩明, 西内 巧, 松下 映夫, 宮本 久, 堀内 三吉, 瀬田 真奈未, 森 建一, 服部 正平, 小川 和男

出願 JP2011052735 (2011/02/09) 公開 WO2011099514 (2011/08/18)

【要約】【課題】 粘膜免疫系遺伝子群や、腸、肝臓における代謝関連遺伝子群の調節を可能とする好熱性微生物を用いた混合物、溶解液及び医薬品を提供する。【解決手段】 好熱性微生物を含んだ有機物を50℃以上90℃以下で発酵させることによって得られ、動物へ投与することで、該動物の粘膜免疫系遺伝子群、腸における代謝関連遺伝子群、肝臓における代謝関連遺伝子群のうち、少なくとも一つの発現を調節する前記好熱性微生物として、好熱性のBacillus属、Oceanobacillus属、Paenibacillus属、Anoxybacillus属、Lysinibacillus属、Methanopyrus属、Geogemma属、Pyrolobus属、Pyrodictium属、Hyperthermus属、Pyrococcus属、Pyrobaculum属、Thermococcus属、Aeropyrum属、Aquifex属、Thermotoga属、Thermodesulfobacterium属、Thermus属、Geobacillus属、Thermomyces属の微生物を1種類以上含む。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2011099514/

腸内細菌叢改善剤及びその使用

2018年10月08日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

整理番号 S2017-0235-N0
掲載日 2018年9月21日
出願番号 特願2017-000245
公開番号 特開2018-108968
出願日 平成29年1月4日(2017.1.4)
公開日 平成30年7月12日(2018.7.12)
発明者
中井 博之
栗原 新
片山 高嶺
北岡 本光
出願人
国立大学法人 新潟大学
石川県公立大学法人
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 腸内細菌叢改善剤及びその使用 NEW
発明の概要 【課題】プロバイオティクス細菌を特異的に増殖可能な腸内細菌叢改善剤、並びに効率的なビフィズス菌の増殖促進方法及びクロストリジウム・ディフィシルの増殖抑制方法の提供。 J-Store >>国内特許コード P180015287

自然界のバクテリアは脂肪酸欠乏に陥ってコロニーが作れなくなる

2018年10月01日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
コロニーを作れない大腸菌が教える: 自然界のバクテリアは脂肪酸欠乏に陥ってコロニーが作れなくなる

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.10.01
東京大学

応用生命工学専攻の正木春彦教授(現名誉教授)らは、コロニー形成頻度を遺伝子発現の問題として捉え、コロニーを作れない変異株の分離を通じて、脂肪酸がコロニー形成の重要な制限因子であることを発見しました。バクテリアの分離におけるブラックボックスは、コロニー形成の遺伝学によって埋めていくことができると期待されます。
https://research-er.jp/articles/view/74125