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バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

どうやら「デブ菌」が現実に存在するらしい

2015年02月16日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
どうやら「デブ菌」が現実に存在するらしい、肥満者の糞便移植で受けた人が急速に肥満に

クロストリジウム・ディフィシルという細菌の感染症は、抗菌薬の使用により腸内細菌のバランスが崩れた結果、下痢を起こしたり、毒素を産生したりする病気だ。重症の場合には命に関わる。

 最近、この感染症の治療として、にわかには信じがたいが、健康な人から糞便の抽出物を腸内に移植する方法が注目されている。健全な細菌群を回復させるのが目的となる。 Medエッジ 2015年2月9日

腸管免疫に対するβグルカン及び乳酸菌の効果

2015年02月13日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

腸管免疫に対するβグルカン及び乳酸菌の効果
大星 航, 天川 雅夫, 加藤 亮二
医学検査 Vol. 63 (2014) No. 6 p. 673-679
in vitroでのマクロファージの貪食能効果を検討したところ,βグルカン及び乳酸菌の混合物はマクロファージの貪食能を有意に増強させた.以上の結果から,βグルカン及び乳酸菌の混合物は,それぞれ単独での利用と比較して両者による協同的作用によって腸管免疫系を強く活性化することが示唆され,また抗体産生時のアジュバント物質として利用可能と考えられた.
http://dx.doi.org/10.14932/jamt.14-4



腸内細菌が人間の摂食行動と食餌選択を支配との研究結果

2015年02月13日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

著者:Michael D. O'Neill カテゴリ:免疫学

まるでSF話のようだが、人間の体内にいて数では人体細胞の100倍もの数になる腸内細胞が、人間の食欲などに影響し、腸内細胞自身の食べたい物を人間が欲するように仕向けている上に人間の肥満をもたらしているのではないかという研究結果が出されている。 BioQuickニュース 2014/9/29

プラズマ乳酸菌摂取で上気道炎症状が軽減

2015年02月03日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

 東海大学大学院医学研究科ライフケアセンター(石井直明センター長)は、プラズマ乳酸菌摂取により、抗ウイルス物質であるビペリン遺伝子の発現量が増加することをヒトで初めて確認した。研究成果を、1月23日の第25回日本疫学会学術総会で発表した。
 同センターはキリンと共同で、プラズマ乳酸菌(Lactococcus lactis JCM5850株)について、感冒およびインフルエンザに対する効果を検証する大規模臨床試験を行い、咳や喉の痛みなど上気道炎症状を軽減することを、第73回日本公衆衛生学会総会で報告している。今回の成果は、さらに血液中の免疫指標について解析し、細胞中でウイルスの増殖や拡散を防ぐ重要なウイルス防御物質として注目されているビペリン遺伝子の発現量が、プラズマ乳酸菌摂取によって摂取前よりも2倍以上に増加することを確認したものである。The Science News.,2015年2月2日


腸内細菌は食べるモノで変えられる、遺伝子よりも食事、米国ハーバード大学の報告

2015年01月28日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

高脂肪、高糖分の食事の影響が強い
 米国のハーバード大学のFASシステム生物学センターを中心とした研究グループが、微生物の分野の国際誌、セル・ホスト&マイクローブ誌で2014年12月18日に報告している。

 人によって、また動物によって腸内細菌は変化すると分かっている。

 これが腸内細菌を持つ側の遺伝子によるものなのか食べる内容のような外部要因によるものかは曖昧なところもある。Medエッジ 2015年1月26日


乳酸菌を含むインターフェロン産生誘導剤

2015年01月23日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

国際出願番号 : PCT/JP2011/080359 国際出願日 : 2011年12月28日
国際公開番号 : WO2012/091081 国際公開日 : 2012年7月5日
出願人 : キリンホールディングス株式会社 外1名 発明者 : 藤原 大介 外2名

 乳酸菌を有効成分として含むIFN産生を誘導し得るIFN誘導剤、該誘導剤を含む免疫増強剤あるいはウイルス感染防御剤、該誘導剤を含むIFN誘導活性、免疫増強活性若しくはウイルス感染防御活性を有する飲食品の提供。
プラズマサイトイド樹状細胞(pDC)を活性化し、IFN産生を誘導し得る乳酸菌株であるLactococcus garvieae NBRC100934、Lactococcus lactis subsp.cremoris JCM16167、Lactococcus lactis subsp.cremoris NBRC100676、Lactococcus lactis subsp.hordniae JCM1180、Lactococcus lactis subsp.hordniae JCM11040、Lactococcus lactis subsp.lactis NBRC12007、Lactococcus lactis subsp.lactis NRIC1150、Lactococcus lactis subsp.lactis JCM5805、Lactococcus lactis subsp.lactis JCM20101、Leuconostoc lactis NBRC12455、Leuconostoc lactis NRIC1540、Pediococcus damnosus JCM5886、Stretococcus thermophilus TA-45を有効成分として含むIFN産生誘導剤。特許資料>>astamuse WO2012