出願番号 : 特許出願2012-171688 出願日 : 2012年8月2日
公開番号 : 特許公開2012-223198 公開日 : 2012年11月15日
出願人 : フィトン ホールディングス,リミティド ライアビリティ カンパニー 発明者 : 吉田 敏臣 外2名
【課題】ヒト型の糖鎖をもつ有用糖タンパク質を提供すること。
【解決手段】ヒト型糖鎖をもつ糖タンパク質の生産方法であって、植物細胞に、グリコシルトランスフェラーゼの遺伝子および異種糖タンパク質の遺伝子を導入することによって、形質転換植物細胞を得る工程、および得られた形質転換植物細胞を培養する工程を包含する。上記グリコシルトランスフェラーゼは、非還元末端アセチルグルコサミン残基へのガラクトース残基の転移反応を行い得る。上記ヒト型糖鎖をもつ糖タンパク質は、コア糖鎖および外部糖鎖を含み、このコア糖鎖は複数のマンノースおよびアセチルグルコサミンを含み、そしてこの外部糖鎖は、非還元末端ガラクトースをもつ末端糖鎖部分を含み、直鎖状構造または分岐状構造をもつ。上記ヒト型糖鎖をもつ糖タンパク質は、フコースまたはキシロースを含まないため、ヒトに対する抗原性を示さない。
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出願番号 : 特許出願2008-262161 出願日 : 2008年10月8日
公開番号 : 特許公開2009-28054 公開日 : 2009年2月12日
出願人 : ザ ダウ ケミカル カンパニー 発明者 : 吉田 敏臣 外2名
発明の名称 : ヒト型糖鎖をもつ糖タンパク質の生産方法
【課題】ヒト型の糖鎖をもつ有用糖タンパク質を提供すること。
【解決手段】ヒト型糖鎖をもつ糖タンパク質の生産方法であって、植物細胞に、グリコシルトランスフェラーゼの遺伝子および異種糖タンパク質の遺伝子を導入することによって、形質転換植物細胞を得る工程、および得られた形質転換植物細胞を培養する工程を包含する。上記グリコシルトランスフェラーゼは、非還元末端アセチルグルコサミン残基へのガラクトース残基の転移反応を行い得る。上記ヒト型糖鎖をもつ糖タンパク質は、コア糖鎖および外部糖鎖を含み、このコア糖鎖は複数のマンノースおよびアセチルグルコサミンを含み、そしてこの外部糖鎖は、非還元末端ガラクトースをもつ末端糖鎖部分を含み、直鎖状構造または分岐状構造をもつ。上記ヒト型糖鎖をもつ糖タンパク質は、フコースまたはキシロースを含まないため、ヒトに対する抗原性を示さない。
ekouhou 特許公開・明細書(全文)
出願番号 : 特許出願2003-293314 出願日 : 2003年8月14日
公開番号 : 特許公開2005-58111 公開日 : 2005年3月10日
出願人 : 大阪大学長 外1名 発明者 : 大政 健史 外6名
発明の名称 : 糖鎖修飾制御方法
【課題】 本発明の課題は、チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞を用いた異種蛋白質の産生において、糖鎖修飾を制御する方法、より詳細にはフコース結合糖鎖量を抑制する方法を提供することである。
【解決手段】 CHO由来α1,6フコース転移酵素をコードする遺伝子の塩基配列のうち、連続する少なくとも20塩基の塩基配列を含むオリゴヌクレオチドおよびその相補鎖からなる二本鎖RNAを導入した異種蛋白質産生可能なCHO由来の細胞を培養することにより、フコース結合糖鎖量が抑制された異種蛋白質を産生する。
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