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バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

核酸分子の糖修飾用配糖体

2015年03月22日 | 糖鎖生化学

出願人 国立大学法人 筑波大学
公開番号 特開2011-016739 公開日 2011/1/27
特許番号 特許第5522355号

炭素環式環を含有する環式化合物を多官能性リンカーとし用い、該リンカーに炭水化物をその1位でO-グリコシド化した配糖体を生成し、該配糖体を固体支持体に固定する。次いで、固相でオリゴヌクレオチドを結合せしめると、オリゴヌクレオチドの機能に悪影響を及ぼすことなく、また、糖の特性、例えば、標的指向性を保持したままオリゴヌクレオチドの3’末端を糖残基で効率よく修飾することができる。
ライセンス情報番号 L2012001155

アルツハイマー病を進行させる糖鎖を発見

2015年01月16日 | 糖鎖生化学
アルツハイマー病を進行させる糖鎖を発見
-バイセクト糖鎖はアミロイドβ産生酵素の細胞内分布を制御-

理化学研究所(理研)グローバル研究クラスタ疾患糖鎖研究チームの木塚康彦基礎科学特別研究員、北爪しのぶ副チームリーダー、谷口直之チームリーダーらの共同研究グループ※は、バイセクト糖鎖と呼ばれる糖鎖[1]がアルツハイマー病を進行させることを発見しました。

理化学研究所 東京都健康長寿医療センター 広島大学
2015年1月16日の日本の研究記事 > プレスリリース

リポポリサッカライド刺激によって誘発されるIFN-γの産生

2015年01月12日 | 糖鎖生化学
出願番号 : 特許出願2001-52818 出願日 : 2001年2月27日
公開番号 : 特許公開2002-255824 公開日 : 2002年9月11日
出願人 : 明治乳業株式会社 発明者 : 中村 吉孝 外1名
発明の名称 : 免疫賦活組成物

【課題】 IFN産生能を増強する新たな食品素材を提供することを課題とする。
【解決手段】牛乳由来のラクトシルセラミドが、マウスの脾臓細胞培養系において、リポポリサッカライド刺激によって誘発されるIFN-γの産生を著明に増強することを見出した。特許資料>>astamuse 2002 

粘土をインターレースした酵母組成物およびそれを利用する方法

2014年11月27日 | 糖鎖生化学

出願番号 : 特許出願2011-546341 出願日 : 2010年1月14日
公表番号 : 特許公表2012-515001 公表日 : 2012年7月5日
出願人 : オルテック インコーポレイテッド 発明者 : ヤニクーリス,アレクサンドロス 外1名

本発明は、酵母細胞および/または酵母細胞成分を含む組成物、ならびにそれを生成および利用するための方法に関する。具体的には、本発明は、変化した細胞壁構造(例えば、細胞壁および/または変化されたグルカン:マンナン比を含む細胞壁に統合された(例えば、インターレースされた)粘土および/または粘土成分)を含む新規の酵母、同酵母を生成する方法、同酵母を含むおよび/またはそれに由来する組成物、ならびに(例えば、細菌および毒素を隔離および/または吸収するために)同組成物を使用する方法を提供する。本発明の組成物および方法は、食餌(例えば、飼料との混合またはその他の方法で動物に与えられる)、治療、予防(例えば、敷き藁源および/または動物と接触する他の材料と混合する、飲食物の加工および製造中の使用、および液体ろ過中の使用)、ならびに研究適用を含む、様々な適用において用途を見出す。特許資料>>astamuse 2012

糖鎖の構築方法

2014年08月28日 | 糖鎖生化学

出願番号 : 特許出願2008-120160 出願日 : 2008年5月2日
公開番号 : 特許公開2009-268384 公開日 : 2009年11月19日
出願人 : 国立大学法人弘前大学 発明者 : 山口 真範 外1名

【課題】 人工プロテオグリカンや人工グリコサミノグリカンの作製のためなどに有用な糖鎖の構築方法を提供すること。
【解決手段】 非還元末端に不飽和ヘキスロン酸を有するオリゴ糖の不飽和ヘキスロン酸の不飽和結合のオキシ水銀化(ただし使用する水銀塩はオリゴ糖に対して最大で5モル当量とする)とそれに続く還元的脱水銀化を行うことで非還元末端の不飽和ヘキスロン酸をヘキスロン酸に変換した後、ヘキスロン酸のグリコシル化を行うことを特徴とする。本発明は、非還元末端の不飽和ヘキスロン酸のヘキスロン酸への変換とヘキスロン酸へのグリコシル化を行うことによる糖鎖を伸長するための新たな方法論を提供する。J-Store >>国内特許コード P140010941


シクロデキストリン二量体、包接錯体及び人工血液用酸素輸液等

2014年07月19日 | 糖鎖生化学
出願番号 : 特許出願2012-103259 出願日 : 2012年4月27日
公開番号 : 特許公開2013-231111 公開日 : 2013年11月14日
出願人 : 学校法人同志社 発明者 : 加納 航治 外2名

【課題】容易に合成することができ、収量や収率の高いシクロデキストリン二量体、このシクロデキストリン二量体が水溶性ポルフィリンを包接してなり、酸素、一酸化炭素、シアン化物イオンとの親和性が高い包接錯体、及びこの包接錯体を有効成分として含有する人工血液用酸素輸液、一酸化炭素除去剤、シアン解毒剤の提供。
【解決手段】式(1)で示されるシクロデキストリン二量体。該シクロデキストリン二量体が水溶性金属ポルフィリンを包接してなる包接錯体。さらに、該包接錯体を有効成分として含有する人工血液用酸素輸液、一酸化炭素除去剤、シアン解毒剤。J-Store >>国内特許コード P140010768


ウィルス阻害剤

2014年05月13日 | 糖鎖生化学

国際出願番号 : PCT/JP2011/054384 国際出願日 : 2011年2月25日
国際公開番号 : WO2011/108471 国際公開日 : 2011年9月9日
出願人 : 国立大学法人静岡大学 発明者 : 碓氷 泰市 外3名

下記一般式で示される多価シアロ糖鎖又はアシアロ糖鎖配糖体を有効成分とするウィルス阻害剤(上記式(I)中、W1及びW2はそれぞれ水酸基又はN-アセチルノイラミン酸残基を表し、Xは水酸基又はアセチルアミノ基を表し、Yは、一般式(Y-1)又は(Y-2)で表される2価の連結基を表し、mは0又は1の整数を表し、nは2~4の整数を表し、Zは単結合又は二価~四価の連結基を表す。ただし、W1とW2が共にN-アセチルノイラミン酸残基になることはない。式(Y-1)及び(Y-2)中、L1は炭化水素基、アミド結合を含む炭化水素基及びエーテル基からなる群より選択された少なくとも1種からなる2価の連結基を表し、L2はオキシアルキレン基、アミド基及びアルキレン基からなる群より選択された少なくとも1種からなる2価の連結基を表す。J-Store>>国内特許コード P130009701