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バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

岐阜県で検出された豚コレラウイルスの塩基配列の解析結果について

2018年09月19日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

プレスリリース 掲載日:2018.09.14
農業・食品産業技術総合研究機構

 農研機構動物衛生研究部門は、国内で26年ぶりに岐阜県で発生した豚コレラの原因ウイルスの塩基配列解析を行い、その結果、当該ウイルスは海外から侵入した可能性が高いことがわかりました。
https://research-er.jp/articles/view/73726


ノロウイルスの感染をいち早く検出する

2018年09月14日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
ノロウイルスの感染をいち早く検出する ~高感度かつ迅速な検出方法の開発~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.09.12

 静岡大学グリーン科学技術研究所グリーンケミストリー研究部門朴研究グループは、毎年環境衛生上感染が危惧されるノロウイルスを高感度で検出する方法を開発しました。
https://research-er.jp/articles/view/73687




豚コレラ疑い「陽性」=国の精密検査で判明-岐阜

2018年09月09日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
時事通信社 2018/09/09 07:00

首相、生活物資などプッシュ型支援
関空、復旧進むも医薬品輸出入に打撃
 岐阜県は9日、岐阜市の養豚場で見つかった家畜伝染病「豚コレラ」の疑いのある豚について、精密検査の結果、陽性だったと発表した。国の研究機関と県が死んだ豚に精密検査を行い判明した。

 県によると、国内で豚コレラの感染が確認されたのは、1992年12月の熊本県での発生が最後だった。MSNニュース.,2018-09-09



次世代インフルエンザワクチン研究の新アプローチ

2018年09月06日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

ワクチンを科学的にデザインする試み

高橋 宜聖1
国立感染症研究所免疫部
生物と化学 Vol.56 No.6 Page. 384 - 385

免疫学と他分野との融合により,従来のワクチンでは誘導できないような希少かつ高性能な抗体を持続性よく誘導するワクチン抗原の研究開発が近年盛んに進められている.ここでは本分野の最新動向について解説したい.


https://katosei.jsbba.or.jp/index.php?aid=988&back_bn_show=138&bt=on

抗ウイルス剤および抗ウイルス用組成物

2018年09月04日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願人: 国立大学法人広島大学, アルタン株式会社
発明者: 島本 整, 冲中 泰, 坂口 剛正, 辻 徹, 中井 義昭

出願 JP2009056635 (2009/03/31) 公開 WO2009123183 (2009/10/08)

【要約】本発明は、非エンベロープウイルスに対する効果に優れかつ人体に対する安全性も高い抗ウイルス剤、およびこの抗ウイルス剤を含有し上記ウイルスの消毒や感染予防のために有用な抗ウイルス用組成物を提供することを課題とする。本発明の抗ウイルス剤は、タンニンを含有するカキノキ属(Diospyros)の植物の抽出物、カテキン類、ワットルタンニン、ペンタガロイルグルコース、コーヒータンニン、没食子酸アルキルエステル(前記カキ抽出物中のものを除く)、ピロガロールあるいは有機酸および/またはその塩(前記カキ抽出物中のものを除く)を有効成分とすることを特徴とする。また、本発明の抗ウイルス用組成物は、少なくとも上記抗ウイルス剤と、アルコール、界面活性剤、殺菌剤、保湿剤、または化粧品用油脂類とを含有することを特徴とし、さらにクエン酸および/またはその塩やビタミンC類を含有することが好ましい。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2009123183/

ロタウイルス属の非エンベロープウイルスに対する抗ウイルス剤および抗ウイルス用組成物

2018年09月04日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願人: 国立大学法人広島大学, アルタン株式会社
発明者: 島本 整, 冲中 泰, 坂口 剛正, 辻 徹, 中井 義昭

出願 2013-186073 (2013/09/09) 公開 2014-012715 (2014/01/23)

【要約】【課題】非エンベロープウイルス、特にロタウイルス属の非エンベロープウイルスに対する効果に優れかつ人体に対する安全性も高い抗ウイルス剤を提供する。【解決手段】タンニンを含有するカキノキ属(Diospyros)の植物の果実の搾汁または抽出液を加熱またはアルコールで処理することによりその中に含有されていた当該カキノキ属の植物に由来する酵素を失活させて得られた、カキ抽出物処理物を有効成分とする、ロタウイルス属の非エンベロープウイルスに対する抗ウイルス剤。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014012715/

β-ラムノシドを精密に合成する新手法の開発=ワクチン開発への応用に期待-

2018年09月01日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
β-ラムノシドを精密に合成する新手法の開発 -病原菌由来糖鎖合成を簡便に、ワクチン開発への応用に期待-

日本の研究・プレスリリース 掲載日:2018.08.31
慶應義塾

 慶應義塾大学理工学部応用化学科の高橋大介准教授、戸嶋一敦教授らは、単糖が鎖状に連結した分子である「糖鎖」の中でも、立体選択的な合成を効率的に行うことが困難であった β-L-ラムノピラノシド(以下、β-ラムノシドと省略)を、有機ホウ素化合物を用いることで、完全な立体選択性で合成する有機化学的新手法の開発に成功しました。
https://research-er.jp/articles/view/73476

塩野義製薬、新規インフルエンザ治療薬の国内製造販売承認申請

2018年08月26日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

化学業界の話題.,knak (2017年10月28日

塩野義製薬は10月25日、同社創製の新規キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬S-033188について、成人および小児におけるA型又はB型インフルエンザウイルス感染症を適応症として、日本国内における製造販売承認申請を行ったと発表した。

S-033188は、既存の薬剤とは異なる作用機序でインフルエンザウイルスの増殖を抑制する新規化合物であり、2015年10月に厚生労働省より先駆け審査指定制度の対象品目に指定されている。
http://blog.knak.jp/2017/10/post-1941.html

手のひらサイズの遺伝子解読機、感染症の現場に

2018年08月24日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

日経2018/8/23 11:30
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NIKKEI BUSINESS DAILY 日経産業新聞
 手のひらにのる遺伝子解読装置を使って、自分の病気を調べる――。そんな時代が10年後にやってくるかもしれない。この装置は次々世代シーケンサーと呼ばれる。現在、主流の次世代型の遺伝子解読装置に比べて精度で劣るものの、血液などから短時間で遺伝情報を解読できる。細菌感染症の早期診断やマラリア治療薬の効きやすさの判定、難病の診断に応用する研究が進んでいる。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3444752022082018XY0000/