私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ホンドギツネの轢死:外出自粛の犠牲者かな?

2020-06-25 16:24:39 | 哺乳類
2020年6月25日(木)

気が重くて重くて・・・保存したまま放置してた記録。

やはり書いておかないといけないな。

ほぼ1か月前の5月23日午前9時頃、人里離れた山の散策へ向かうバイパスでのこと。

何か小さめの犬くらいの動物が、反対車線で腹から血を出して死んでいた。

「キツネとちゃうか?」
「いや、タヌキの事故死はたびたび見てきたけどなあ、キツネは慎重なハズやで」

生きたキツネを見たことはあれど、交通事故に会ったキツネを見たことがない。

車を安全な場所まで移動させて、歩いて戻ってみることに・・・・・・

若いホンドギツネみたいだ。


(なお、絆創膏はお見苦しくならないよう自主規制で貼ってます)

反対側に回り、顔を確かめる。


顔からの出血は乾いていた。

どうやら轢かれたのは昨夜のことで、頭部挫傷が死因みたいで
腹部の破裂は、その後更に轢かれた結果のようだった。

街へ移動するのに信号も少なく、日頃は頻繁に車が行き来するバイパス。
私もちょくちょく利用する道だが、もちろんキツネに出会ったことはない。

外出自粛中、朝夕の出勤時に車の行き来は続いてたとしても
昼間や夜間の車は、極端に減っていたのだろうなあ。

夜間、人気を避けながら行動するホンドギツネくんも警戒心がゆるんでいたんだろうなあ。

自粛要請の犠牲者と言えなくもないよなあ・・・・・・

ちなみに、広島県東南部には、そこそこホンドギツネの生息が報告されているようだが
画像記録はとぼしく、「見た」というあいまいな観察記録がほとんどだった。

いや、つらい話ですんません。


公園の虫たちなんかも自粛が解けた後、一気に種類も数も減ったみたいだ。
昨日、ある公園に久々に行ってみて、あまりに虫がいなくなったことに驚いた。

人の往来する範囲では、より安全な管理が求められる。
草木の手入れと薬剤の散布によって、美しい花々や庭園が維持されている。

なんか、少々矛盾を感じてしまうんだよなあ。
例えば、フジにはフジのハムシが、ツツジにはツヅジのハムシが、そもそも生きてるんだよね。

花が好きな人が花を愛でることは良いこと。
でもなあ、花だけが美しいわけじゃなかろうに・・・・・・
虫もそれぞれに花を愛でていることを含め、丸ごと花を好きでいてほしいな。

「あら、きみもこの花のファンなんですね!」
なんて言える人って、とってもシャレてると思う。

公園の虫たちも犠牲者と言えなくもないよなあ・・・・・・
 
コメント (2)
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