私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

アカザ2匹2種?を同所ガサ!:友の奇跡?!(どちらもC1でした)

2020-06-10 17:55:36 | 純淡水魚
2020年6月10日(水)

まだ、外出自粛もまるでない3月半ば、友とガサに出かけた話の続き。

アカザの無斑タイプ(クレード2)ではなさそうだ


全身に脱色斑(白っぽい点)がまったく見られない。

※11/2追記:コメントにてRKさんから「無斑だけれどクレード1だよ」と
クレード2の詳しい特徴の説明も含め、ご指摘いただきました。
なるほど、無斑のC1もいるんですね。
ご指摘ありがとうございました。


アカザの脱色斑タイプ(クレード1)


私の住む町で採れるアカザは、白っぽい点々があるこっちのタイプ。

スナヤツメ・アユカケを自分だけ採るという乱暴狼藉の友。

このアカザ2種を同じ場所でのガサで1匹ずつ採るという更なる悪行を重ねたのである。


富める者はより富み、貧しき者はより貧しくなっていくのは
確かに、資本主義社会で大いに起き得ることなのだろう。
が、そのために福祉や基本的人権の尊重が必ずセットされねばならぬ。

なのにだ!

「コイツ、無斑タイプやで!初めてきっかり確かめたわ!」
「ほれ、見てみ見てみ?間違いないやろ?」
「遺伝的にも別種とされてるけど、分布が重なってて、2種同時に採らんとわからんかったかもなあ」

富める友の興奮した顔は夕日で更に紅潮し、緩んだ頬はほっとくとこぼれ落ちそうだ。

※11/2追記:友にメールにて連絡したので、落ち込んでるかもね。
ぬか喜びにがっくり肩を落としてると思うと・・・・・・笑みがこぼれるわ!
ワハハハハハ!


チックショ~!
ボウズハゼを採ったばかりに、私は・・・・・・

冗談はさておき、この2匹のアカザ、ほぼ別種ということでよさそうだ。

一応、判別ポイントの1つ、尾ビレも比べてみよう。


いまいちわからない。

もう1つのポイント、尻ビレの大きさを比べてみよう。


確かに、無斑タイプの方がかなり大きく感じるなあ。

詳しく知りたいもの好きな人は、参考にさせていただいた日本淡水魚類愛護会HP内の
アカザ種群~体側の脱色斑の有無で同定する~
にリンクさせているので、見てみてね。

もちろん同定・判別は科学的な世界。
「いや、やっぱりこの2匹、どちらも同じタイプのアカザですよ」というご意見も辞さない!
いや、むしろ大歓迎・・・・・・
よろこんで、訂正させていただくからね。

チックショ~!


コメント (6)
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