「タイのチンマイ魚捕獲隊」 7日目(2017年8月5日・土) その⑥
たぶん、ブルーマハシール( Neolissochilus stracheyi )の幼魚である。
神の魚と呼ばれるゴールデンマハシールとか皇帝の魚エンペラーマハシールなんてのが、
今、巨大魚・怪魚として、結構多くの釣り人たちに人気らしい。
コイツたちを釣ったぞ! というブログが結構ある。
海外へ淡水巨大魚を釣りにドンドン出かけてんだなあ、と驚いたりもした。
が、私らに巨大魚は似合わんのである。
だから、もっとも一般的なブルーマハシールにしておくことにする。
幼魚じゃわからんしね。
しかもこの時は何も知らんもんで、勝手にアミメニセニゴイとでも呼ぼうと思ってたりした。
成魚は1mをはるかに越える体長なのである。
私が釣ったのは体長10cm程度の幼魚なのである。
(ホント苦労した1匹目)
往路の時に撮影した水中録画をベッドにねそべってダラダラ見てた隊長が言った。
「なあ、焼く前から焼き目がついたような魚がおるどっ! 他にもいろいろおるどっ!」
「そんなん見んでええ。釣れた魚がすべてじゃっ!」
「そんなこと言うて、帰りに寄らんでもええんな?」
「寄る!」
「もっぺんワシもちゃんと水中撮影したかったんじゃ」
「ええいっ! はじめっから何も言わんと好きに寄りゃええがな」
というイキサツがあったのである。
コイツを釣るために再びチェンマイ北部の渓流域に降り立った。
隊長、胴長・撮影道具の準備にかかる。
そんとき私は、すでに釣竿持って川原に立っとる。
「卑怯やでえ~!」と言われようが何だろうがグルテンを丸める。
ポロプンティウスくんとラスボラ・パビアナくんが「うわあっ! エサじゃあ!」と群がる。
釣れんでええ、ちゅうても食うてくる。
入れ食いも良し悪しなのだ。
「水中のぞくと結構ヤキアミメおるでっ! 早よ釣りや!」 隊長の緩めんお言葉。
こうなりゃトコトンじゃ。
宿も最初に泊まったトコじゃし、もう今日はココで終わりじゃろうし・・・・・・
と、数時間が過ぎていく。
1匹目がやっと釣れた時は震えるほど嬉しかったあ。
何度、岸辺にやってきたキレイなゼフィルス(シジミチョウ)と戯れようとしたことだろう。
何度、胴長はいてまだ見たことのない底魚を追おうと悩んだことだろう。
貫き通した自分をほめてやりたかったね。
不思議なもので、1匹釣れると2匹目はアッケなく釣れるもんである。
(お気楽に釣った2匹目)
しかも、コイツの方がキレイなのだ。
でも、感激は薄い。
初恋が美しく思える原理と一緒なのかもしれない。
まあいい。ココの目標は達成したぞお!
さておき、このブログを書いてる今日(10月28日・土)が丸1年。
365日目なのである。
このブログを含めて365回書いてきた。
1日1回の割合になるように最後は調整もした。
1人で手探りで始めたこのブログ。
やってくうちに魚や釣りや自然の好きな方々とドンドンつながるものと思ってた。
各地域のいろんなウオマニアと仲良くなると信じてた。
甘いよね。
未だにコメントもたまにポツリといただいて大喜びしてる有様。
それでも丸1年続けられたのだから、きっと選んだテーマが自分でも楽しかったんだろう。
なんせ、小さい頃から半世紀、日記は1週間も持たずに閉じてきたヤツなのだ。
「どうせ続かんよ。最初楽しくてドンドン書いててもすぐ閉じるヤツ多いで」とも言われた。
ともあれ、とりあえず1年間続いたからね。
本人が一番驚くわな。
ま、これからもボチボチと続けるので、おつきあいのほどよろしくお願いします、なのであった。
たぶん、ブルーマハシール( Neolissochilus stracheyi )の幼魚である。
神の魚と呼ばれるゴールデンマハシールとか皇帝の魚エンペラーマハシールなんてのが、
今、巨大魚・怪魚として、結構多くの釣り人たちに人気らしい。
コイツたちを釣ったぞ! というブログが結構ある。
海外へ淡水巨大魚を釣りにドンドン出かけてんだなあ、と驚いたりもした。
が、私らに巨大魚は似合わんのである。
だから、もっとも一般的なブルーマハシールにしておくことにする。
幼魚じゃわからんしね。
しかもこの時は何も知らんもんで、勝手にアミメニセニゴイとでも呼ぼうと思ってたりした。
成魚は1mをはるかに越える体長なのである。
私が釣ったのは体長10cm程度の幼魚なのである。
(ホント苦労した1匹目)
往路の時に撮影した水中録画をベッドにねそべってダラダラ見てた隊長が言った。
「なあ、焼く前から焼き目がついたような魚がおるどっ! 他にもいろいろおるどっ!」
「そんなん見んでええ。釣れた魚がすべてじゃっ!」
「そんなこと言うて、帰りに寄らんでもええんな?」
「寄る!」
「もっぺんワシもちゃんと水中撮影したかったんじゃ」
「ええいっ! はじめっから何も言わんと好きに寄りゃええがな」
というイキサツがあったのである。
コイツを釣るために再びチェンマイ北部の渓流域に降り立った。
隊長、胴長・撮影道具の準備にかかる。
そんとき私は、すでに釣竿持って川原に立っとる。
「卑怯やでえ~!」と言われようが何だろうがグルテンを丸める。
ポロプンティウスくんとラスボラ・パビアナくんが「うわあっ! エサじゃあ!」と群がる。
釣れんでええ、ちゅうても食うてくる。
入れ食いも良し悪しなのだ。
「水中のぞくと結構ヤキアミメおるでっ! 早よ釣りや!」 隊長の緩めんお言葉。
こうなりゃトコトンじゃ。
宿も最初に泊まったトコじゃし、もう今日はココで終わりじゃろうし・・・・・・
と、数時間が過ぎていく。
1匹目がやっと釣れた時は震えるほど嬉しかったあ。
何度、岸辺にやってきたキレイなゼフィルス(シジミチョウ)と戯れようとしたことだろう。
何度、胴長はいてまだ見たことのない底魚を追おうと悩んだことだろう。
貫き通した自分をほめてやりたかったね。
不思議なもので、1匹釣れると2匹目はアッケなく釣れるもんである。
(お気楽に釣った2匹目)
しかも、コイツの方がキレイなのだ。
でも、感激は薄い。
初恋が美しく思える原理と一緒なのかもしれない。
まあいい。ココの目標は達成したぞお!
さておき、このブログを書いてる今日(10月28日・土)が丸1年。
365日目なのである。
このブログを含めて365回書いてきた。
1日1回の割合になるように最後は調整もした。
1人で手探りで始めたこのブログ。
やってくうちに魚や釣りや自然の好きな方々とドンドンつながるものと思ってた。
各地域のいろんなウオマニアと仲良くなると信じてた。
甘いよね。
未だにコメントもたまにポツリといただいて大喜びしてる有様。
それでも丸1年続けられたのだから、きっと選んだテーマが自分でも楽しかったんだろう。
なんせ、小さい頃から半世紀、日記は1週間も持たずに閉じてきたヤツなのだ。
「どうせ続かんよ。最初楽しくてドンドン書いててもすぐ閉じるヤツ多いで」とも言われた。
ともあれ、とりあえず1年間続いたからね。
本人が一番驚くわな。
ま、これからもボチボチと続けるので、おつきあいのほどよろしくお願いします、なのであった。