2017年10月9日(日)
トウゴロウイワシをねらって釣り上げた。 127種目だ。
だけれども、この写真は2週間前のものなのである。
理由は後ほど書く。
2つ目に行った漁港はこんなとこ。
行きつけの漁港の反対側にある大きな突堤なのだ。
釣り人たちが群れとる。
スズメダイも群れとる。
最新機器を搭載してる人たちにまじって、180cmタナゴ用のべ竿をのばす勇気はない。
「えっ? こんなとこで釣る気なの?」という場所にいすわる。
後から誰か近くに来ても仕方ないケドね。
カワハギがポンポン来る。
「来るなっ!」ちゅうても来る。
さらに人気・魚っ気のない場所へ移動。 (魚釣りに行っとんとちゃうんかいっ!)
小さなトウゴロウイワシの群れがときどき近づく。
イソゴカイにもサヨリ用アミエビ(先々週ここで知り合った釣り人がくれたんじゃ)にも知らんぷり。
「父さ~ん、アゲサゲくり返しとるとトウゴロウ寄ってくるよお!」
「ほうか、そんで食いつくか?」
「うんにゃ。 シモリウキに寄ってくるわ」
私は、シモリウキとして3個入り3パック100円(中古釣具屋さん)の蛍光ウキ止めゴム6個を使っている。
以前は、ちゃんと蛍光糸や木工用ボンドで手作りしてたケド、
こっちの方がラクで、安くて、しかもよく釣れるのである。
利点はいくつかある。
1.遠くへ投入するときのオモリとなり、直線上にしかけをのばすことができる。
2.この蛍光色と大きさに小魚たちはよく反応して近づいてくる。魚卵と間違えてるのかもしれない。
3.にごりの少ないときの微妙なアタリは、このシモリウキの動きで判断すると呑まれない。
ぜひ、タナゴなどの小物釣りをはじめてみたいという方は試してみてほしい。
安くつくよお。
話がそれた。
私もアゲサゲを試してみたのである。
ほほお~! 寄ってくるやないかい!
となれば、まず、シモリウキの間隔を縮める。
続いて、カワハギにゴカイをつつかせてほとんど食わせる。
ハリにちょっぴりはりついたゴカイのかけらを水面近くでせわしなくアゲサゲする。
この新しい釣法を、サビキ釣りに似せてることと、やはり魚をだましとるので、
私は『ニセサビキダマシ』と命名したのである。(ダッサイネーミングじゃ~)
そして、時はついに訪れた。
「釣れたあ~!」 つい大声を上げてしまった。
ワラワラ釣り人が集まってきてしまったわ、どうしよ~。
と、日差しで熱くなってるコンクリートの上へポットン。
ハリがかりが十分でなかったためだ。
拾うのにも小さくて、ピンピンはねてうまくいかん。
「何が釣れたんですか?」 声をかけてくる勇気のあるオッサンが現れたぞ。
「・・・・・・・・・・」 急いどるのだ。恥ずかしいのだ。無言で撮影ケースを用意するしかないわな。
何と申し上げればいいのやら・・・・・・マコトに残念ながらご愁傷様になられとったんである。
最初の写真が2週間前にもらった大きめのトウゴロウイワシとなってるのはそのせいなのである。
ただしだ、ただでは転ばんのんである。(ただで転ぶやつがおるんかね?)
まず、顔面の確認をする。
やっぱり、イワシ3種の顔つきとはほど遠いねえ。
胸ビレのつき方もそうだケド、ボラに近い仲間だということがよおくわかるぞ。
ん? なんじゃ腹ビレからのびた2本のビラビラは?
コイツらの特徴ならおもしろいがな。
あわてて、前回の写真や図鑑やネットを調べてみる。
「こんなんついとらんど!」
寄生虫なのかもしれんのんである。
あるいは幼魚のうちは極端にのびるのかもしれんのんである。
(どなたか知っとられたら教えてくださいね)
かくして、謎はどんどん深まっていくのである。
推理小説で言えば「迷宮入り殺人事件」なのであった。(そんな推理小説あるかいっ!)
その後、2尾目をねらうも全然釣れん。
そのうち時合いもすぎ、トウゴロウは去っていったのであった。
トウゴロウイワシをねらって釣り上げた。 127種目だ。
だけれども、この写真は2週間前のものなのである。
理由は後ほど書く。
2つ目に行った漁港はこんなとこ。
行きつけの漁港の反対側にある大きな突堤なのだ。
釣り人たちが群れとる。
スズメダイも群れとる。
最新機器を搭載してる人たちにまじって、180cmタナゴ用のべ竿をのばす勇気はない。
「えっ? こんなとこで釣る気なの?」という場所にいすわる。
後から誰か近くに来ても仕方ないケドね。
カワハギがポンポン来る。
「来るなっ!」ちゅうても来る。
さらに人気・魚っ気のない場所へ移動。 (魚釣りに行っとんとちゃうんかいっ!)
小さなトウゴロウイワシの群れがときどき近づく。
イソゴカイにもサヨリ用アミエビ(先々週ここで知り合った釣り人がくれたんじゃ)にも知らんぷり。
「父さ~ん、アゲサゲくり返しとるとトウゴロウ寄ってくるよお!」
「ほうか、そんで食いつくか?」
「うんにゃ。 シモリウキに寄ってくるわ」
私は、シモリウキとして3個入り3パック100円(中古釣具屋さん)の蛍光ウキ止めゴム6個を使っている。
以前は、ちゃんと蛍光糸や木工用ボンドで手作りしてたケド、
こっちの方がラクで、安くて、しかもよく釣れるのである。
利点はいくつかある。
1.遠くへ投入するときのオモリとなり、直線上にしかけをのばすことができる。
2.この蛍光色と大きさに小魚たちはよく反応して近づいてくる。魚卵と間違えてるのかもしれない。
3.にごりの少ないときの微妙なアタリは、このシモリウキの動きで判断すると呑まれない。
ぜひ、タナゴなどの小物釣りをはじめてみたいという方は試してみてほしい。
安くつくよお。
話がそれた。
私もアゲサゲを試してみたのである。
ほほお~! 寄ってくるやないかい!
となれば、まず、シモリウキの間隔を縮める。
続いて、カワハギにゴカイをつつかせてほとんど食わせる。
ハリにちょっぴりはりついたゴカイのかけらを水面近くでせわしなくアゲサゲする。
この新しい釣法を、サビキ釣りに似せてることと、やはり魚をだましとるので、
私は『ニセサビキダマシ』と命名したのである。(ダッサイネーミングじゃ~)
そして、時はついに訪れた。
「釣れたあ~!」 つい大声を上げてしまった。
ワラワラ釣り人が集まってきてしまったわ、どうしよ~。
と、日差しで熱くなってるコンクリートの上へポットン。
ハリがかりが十分でなかったためだ。
拾うのにも小さくて、ピンピンはねてうまくいかん。
「何が釣れたんですか?」 声をかけてくる勇気のあるオッサンが現れたぞ。
「・・・・・・・・・・」 急いどるのだ。恥ずかしいのだ。無言で撮影ケースを用意するしかないわな。
何と申し上げればいいのやら・・・・・・マコトに残念ながらご愁傷様になられとったんである。
最初の写真が2週間前にもらった大きめのトウゴロウイワシとなってるのはそのせいなのである。
ただしだ、ただでは転ばんのんである。(ただで転ぶやつがおるんかね?)
まず、顔面の確認をする。
やっぱり、イワシ3種の顔つきとはほど遠いねえ。
胸ビレのつき方もそうだケド、ボラに近い仲間だということがよおくわかるぞ。
ん? なんじゃ腹ビレからのびた2本のビラビラは?
コイツらの特徴ならおもしろいがな。
あわてて、前回の写真や図鑑やネットを調べてみる。
「こんなんついとらんど!」
寄生虫なのかもしれんのんである。
あるいは幼魚のうちは極端にのびるのかもしれんのんである。
(どなたか知っとられたら教えてくださいね)
かくして、謎はどんどん深まっていくのである。
推理小説で言えば「迷宮入り殺人事件」なのであった。(そんな推理小説あるかいっ!)
その後、2尾目をねらうも全然釣れん。
そのうち時合いもすぎ、トウゴロウは去っていったのであった。