私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ベッコウチョウトンボ:お前はどこへ飛んでいく?・彷徨編

2017-10-04 17:51:49 | タイの魚たち
「タイのチンマイ魚捕獲隊」 5日目(2017年8月3日・木) その③

タイのチェンライから北の方にあったキャンプ場でのガサを終えた。
さあ! 次のポイントへ向けて出発じゃあ!

こんな赤茶けたにごり水の水路に出会った。


隊長、ガサをするかしないか悩んどる。
にごり水はコワイ。
水深も底質もわからないからだ。
ずいぶん前のことだが、ズボズボ埋まってしまい、身動き1つできんかったことがある。
私は、はじめから見学することに決めていた。
このレンガ色の水、鉄鉱石の侵食のせいなのだろうか?
そこらかしこ、ほとんどの水路はこんな色なのである。

おっ! 隊長チャレンジするどっ!

意外と浅いが流速は早いみたい。
成果は、前回登場したスキストゥラというドジョウだけ。

ええいっ! 次じゃ! 次じゃ! 
あてどのない彷徨がはじまる。

たどり着いたのはウェットランド。


実にすばらしい。
すばらしいのだが深い。
釣りをするにもボサが生い茂っている。

フラフラ歩いて回ると人家と飼育中のトリたちとウナギ採りの漁具みたいなのが。


もう少し進むと径が1mもある大きなモンドリがアチコチに。


ガサや釣りをしたいのだが、どうにも手出しできないまま頭を抱えるのであった。

そのとき、地べたにトンボが。


アカン! 隊長、写真を撮りはじめたわ。
これは、「あきらめて移動するぞっ」という半ば本能的行動なのである。

「ベッコウトンボに似とるね。ベッコウトンボモドキと呼ぼうや」と、話しとったのである。
後日調べると、ベッコウチョウトンボ( Rhyothemis triangularis )の仲間みたい。
我々のネーミングはいかにもいい加減だとあらためて思うのである。

さらに、次のポイントでは魚らしき気配もなく、稲刈りをしてる地元のオッサンたちだけ。


「も~アカンッ! 昨日、釣りをしたメコン川手前池にもう一度行こっ!」
コメント
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