イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

2019百均初め ~清めたり染まったり~

2019-01-12 21:21:03 | コスメ・ファッション

 松が明けて正月飾りを、地下鉄で一区間先の神社のどんど焼きに持って行ったついでに、遅めの初詣で。

 この時期になると境内もすいていて、並ぶこともぽなく御手水をつかい深呼吸して二礼・二拝・一礼。

 白く凍った手水場もいいものです。天からの降り物で清められてる気がする。

 ただ柄杓を取ろうとすると足元がカマボコ状に凍ってるので、つま先が上向きになって危ない危ない。高齢の参拝者には手すりが必要ですな。

 新年早々、あれこれ邪念を持ちたくないので、深呼吸して清浄な精神のまま御神籤は引かず、大鳥居でもう一度一礼して退出。

 帰りに、いつもの最寄りの店舗ではないDイソーで、2019年の初100均市場調査。清浄な精神は一旦コッチに置いといて、好奇心、物欲解放。

 やっぱりDイソーは店舗によって品揃え傾向が大きく違うので、見たことのない商品があれこれ見つかって楽しいのなんの。

 コスメの棚でエスポルール プレスチーク なる円い透明ケース(透明フタのカットが花型)入りの、プチでかわいいパウダーチークを発見。直径4センチぐらいで手のひらにすっぽり握れてしまうサイズ。もちろんブラシもパフも付いていませんが、ポーチに入れて持ち歩くならかえって都合がいいかしら。

 5色展開らしいので、いちばん製品色にインパクトのあった《レッド》を試してみました。

 シングルカラーで、何というか、ストレートで飾り気のない、古風なくらいのレッドです。白みや黄色みがほとんど含まれず、直球で“頬紅(ほおべに)”という感じ。もちろんラメやゴールドなど光り物粉体も入っていません。

 ブラシが付いていませんからDイソーではおなじみの“春姫”ごくふわっ。チークブラシも一本買いまして、製品色濃いめチークの要諦=大胆にとってササッ!とつけて、ネチネチ付け足さない重ねない!を守ってつけてみました。

 ・・おぉ、製品色からは想像もつかないくらい、あっさり、素直に、薄っすーく・・と言うより、ライトにブライトに付きます。黄色み、オレンジ味など、外に向かってパァッと放散する要素が無いので、しっとりほんわか慎ましい紅色頬っぺに。

 月河には縁がないですが、上瞼の目尻側にも軽く付けると、和装のメイクにも適しているかも。成人式も近いですしね。

 ただ、前述のように白みや黄色み、ラメなどの、パァッと外へ散るベクトルを含みませんから、自前のお肌がお疲れ気味でくすんでいるときには、ちょっと沈んでしまうかもしれません。ファンデを明るめにして、ベビーピンクのフィニッシングパウダーをひと刷けお肌にサービスしたりすると引き立ちます。

 月河は肌年齢も考えて、ハイライトはなるべく光り物の入らないものを使うようにしているのですが、この《レッド》も、マットなハイライトのほうが合うと思います。キラキラさせないで、肌の下から紅(くれない)がほんのり透けて見えるかのように仕上げられれば成功。

 とにかく形状がかわいいので、付けるのが楽しくなります。これは加点。

 同じレッド系チークならレッド系チークで、ハイライトや挿し色とコンビネーションにするなどして、一点当たりの単価を上げていきたい百貨店ブランド等はまずやらない商品設計、こういう、外観かわいいけど性根は実質的なモノに出会えるのが100均の醍醐味です。

 この次は、同じシリーズの、フューシャ寄りなキリッと青みあり《ローズ》と、こちらはまた惜しげもなく甘ぁ~いパステル調チェリーとピーチの合体《ピンク》を試してみようと思います。

 やっぱり100均ハンティングは今年も楽し、でした。月河と同じ料簡の人が結構いると見えて、店内、正月休み明けで仕事が始まっている平日にもかかわらず、お客さんが引きも切りませんでしたよ。

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