新年化粧始めの真似事みたいなことやってたらパソコンが異常をきたしてしまい、予期せぬネット休暇、アナログ手書き生活の日々に。
たちまち利き手が書痙になって、磁気治療器を貼って介抱しているうちに、負担が増した利き手でないほうの手がもっと酷い腱鞘炎になってしまい、一時は“口で描く芸術家”デビューか?となりかけました。
いまも両手首・手の甲サポーター状態ですがなんとかパソコンが回復したのでブログに戻って来れました。
手が不自由だとメイクもお休みせざるを得ず、おかげでお肌のコンディションは休養十分。先月Dイソーで入手したハローキティの“BKTシリーズチーク”《ピーチピンク》と《コーラルピンク》を、やっと顔面でトライできるようになりました。
店頭で、キティちゃん顔のケースの透明フタ越しに見るだけではよくわかりませんが、《ピーチピンク》のほうは白み、《コーラルピンク》のほうは黄色みが若干優勢。
どちらもゴールド色のラメ入りですが、《コーラルピンク》のほうが大粒です。先に試した青紫み含みの《ローズピンク》もなかなか潤沢なラメ入りでしたが、今回の《コーラルピンク》はそれよりも大粒のゴールドの、堂々キラキラ。
一方《ピーチピンク》はごく細小粒な、注意して見ないとわからない程度の微量ラメです。
んで、発色はどちらも結構優秀。ケースに入った状態で見る淡めの製品色からは意外なほど、肌に乗せると主張する“紅”感があります。
特に光り物をたっぷり含んだ《コーラルピンク》は、肌の下から明かりが透けて見えるようなライトアップ効果があって、着物やドレスアップに映えそうですよ。・・って新年会シーズンは終わっとるか。
ブラシの種類にもよりますが、ラメが大粒な影響か、《コーラルピンク》はこのシリーズの中でもやや粉飛びが多めなように思うので、ブラシに取るときは少し用心したほうが。
・・調子に乗って頬の広範囲に付け過ぎると、顔が歓迎できない膨張具合になるので、ブラシを持ってないほうの手(←よく洗ってね)で頬骨の一番突出している“山頂”をたしかめて、そこを狙ってササッと。
チークにおいて、「濃く(=多量に強く)乗せ過ぎない、広げ過ぎない」ことはいくら強調しても強調しすぎにはならないと思います。
自分がある程度年くってからわかったことだけど、肌年齢を意識するにつれ、人間、過剰になりがちなんですよ。メイクって、若いときのほうが怖いもの知らずで、自分の顔に似合ってるかや場の空気にふさわしいかを考えずに、やんちゃに大胆にやり過ぎがちじゃないかと思われそうですが、若い子のヤンチャは、CMや流行りに乗せられて不必要なアイテムをやたら買い込んでつけまくったりという“数”の大暴れにむしろ行くんです。
塗らなくていいモノを何アイテムも塗り重ねたり、付けなくていい箇所にまで塗り広げたりという方面の過剰は、年をくってから嵌まりやすい。白ピンクなファンデを顎から上、境界線くっきりに塗って、チークで顔の全面ほとんど赤々とさせて、鼻筋や目の下にギラギラハイライト・・という残念厚化粧さんは、街角や電車内でもほぼ中高年のおばさまばかりなはず。
キレイな色、店頭で見て一目惚れした色ほど、抑えめ控えめ、適所にピンポイントで。
正月から百均でこんだけ色々集めておいてナンだけど、改めて今年もメイクは引き算でと再確認したのでした。
初化粧片頬だけに窓明かり
初鏡ハローキティとたはむれて たびと
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