イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

略してクリクラ(←何故略す)

2007-06-14 00:03:55 | アニメ・コミック・ゲーム

 “パワー”ストーンと簡単に呼びますが、石のパワーも決して無尽蔵ではなく、身に着けたり肌に触れたり、アクセとして大勢の人目にさらされたり、人の手から手へ贈られたり贈ったりしている間に衰えてくる、と言うか、鈍ってくることがあります。

 どのくらい使っていたら鈍るか?というのは石の種類や、持てるパワーの性質によって違ってくるので、もう、触れて、見た感じとしか言いようがありません。

 こんなぐあいに“疲れて”しまったパワーストーンの“充電器”の役割を果たすのがクリスタル・クラスター。あの、芯先を短めに削ったエンピツみたいなクリスタル(水晶)がツンツン生えてる塊り。

 漫画や絵本で「宝島で秘宝発見!」なんてシーンに必ず描き込まれて、美少女の目の中にあるような星が、ピンピン飛んでるようなヤツね。

 お疲れ気味のパワーストーンをこのクラスターの上に載せたりそばに置いておくと、てきめんリカバリーします。

 水晶の持つこの充電パワーの話は、パワーストーンにはまる前、早くから聞いていたので、ひとつは欲しいなクラスター…と探していたのですが、お店で展示販売されている中に、保管し易い手頃な形状とサイズ、かつお値段もカワイイものとなると、なかなか出会えず、あきらめかけた頃にやっと、小さめにカットしたファンデ用スポンジパフから、太さの違う眉ペンシルが4~5本生えたような形(しかし、どういう描写だ)のを見つけて買い帰りました。

 それからお疲れストーンの在庫をひとつずつこのクラスターで充電していましたが、ふと気がつくと、クラスター自身もかなりお疲れになっていました。

 水晶はその名の通り“水”と縁が深く、透き通った天然の湧水にさらすのがいちばんの浄化になるそうですが、都会では水道水しかないですからねぇ。当地は東京大阪よりはマシとは言え、人間がまんま飲んでも不味いぐらいなもんだもの。コレに漬けても、浄化されるどころか、濁らすような気がするんだな。

 渓流由来のミネラルウォーターを買って、天然塩を溶かしてさらすといい、という説もありますけど、市販の瓶詰めウォーターは本当に表示通りの水源から採水されてるのかアヤしいふしもあるし。

 月河は水には頼らず、もっぱら“日光浴”

 特に夏至の近い、ここ最近の、少年のようにためらいない真っすぐな日差しはクリスタル・クラスター充電日和です。毎朝、窓から窓へ追いかけるようにクラスターを運んで日光浴中。

 パワーストーンの本をいくつか参照すると、鉱物は地中の鉱脈から生ずるので、水晶は特に、土中に埋めるとパワー回復するとの説もあります。厚手の天然繊維の布につつんで埋めて置くといいそうですが、これも、庭付き戸建て、かつ土壌の汚染されていない田舎に住んでいる人じゃないと実践できないでしょうね。

 水晶の持つ浄化パワーは恐るべきものがあり、ストーンのパワー充電にとどまらず、普通にハダカで部屋に置いとくだけで、その周囲の埃のたまりが少ない。いや、これはホント。

 さらにはゴミためのようだった“汚部屋”が、何もしないのにみるみる見違えるように片付いてピッカピカにな………るのはさすがに無理でも、クリスタル・クラスターが一個部屋にあると、掃除やゴミ出しに積極的に着手し、不要なモノの整理整頓に集中できる精神的パワーは、確実にキャッチすることができます。

 鋭角に結晶する水晶。人間の精神をも、知らず知らずキリッと真っすぐにする力を秘めているのでしょう。

 もうちょっと大ぶりのクラスターもひとつ欲しいけど、それは馬券もう一発、中穴ぐらい当てたときだな。…と思って、はや約2年。

 ………あれか、水晶のパワーを享受する前に、このヨコシマな了見をどうにかするのが先か。

 『美味(デリシャス)学院』は11日が第11話。いよいよ狼馬(西島隆弘さん)と四天王トップ・徳平(城咲仁さん)のデリシャス・バウト。課題は“弁当”。

 めいっぱいマンガチックなようで、ホント脚本がよく出来ているよなぁ。この回、『特捜戦隊デカレンジャー』の最終エピと一緒「チームリーダーひとりで強大な敵に立ち向かっているように見えて、実は、メンバー全員が一緒に戦っている」図式。

 戦隊もの、チームヒーローもの、クライマックスの王道です。

 バウト準備のため狼馬が南郷先輩(中村優一さん)特製の段ボールハウスで特訓にいそしんでいる間に、秀吾(輿真司郎さん)が謎の手記を残して行方不明に。「秀吾が脱走した?」「裏切って学院側についた?」と疑う凛(相葉弘樹さん)マシュー(三浦涼介さん)たちデリシャス5メンバーは、真相を調査する傍ら、大切なバウトの前に狼馬を不安にさせまいと、自分たちの必殺料理武器(凛=ツインレインボー、南郷=炎龍、マシュー=アムール)を次々に狼馬に託して安心させようとしますが、ついに狼馬も秀吾失踪を知ることに。

 ダイアリーの文面からすると、秀吾は特効薬のない深刻な病におかされていて、学院での料理修行が続けられぬ体となり、狼馬のバウト勝利を念願し気にかけつつ、みずから姿を消したと思しい。

 バウトが始まったけど、秀吾の安否は知れず、彼の必殺庖丁“菊松”だけが手元に揃わない。どうしても料理に集中できない狼馬。対する徳平は一度に9種類の弁当メニューを同時進行で鮮やかに作っていく。演じる城咲さん、リアルでも野菜料理のレシピを出版されているだけあって、特撮の演出はあるものの、素でなかなかの手さばきです。

 狼馬、デリシャス5、絶体絶命!というところに、秀吾が病をおして会場に現われます。実は秀吾は脱走したわけでも、寝返ったわけでもなく、保健室に“緊急入院”させられていたのでした。病名は“尻の特大オデキ”。

 残り時間僅か、狼馬、秀吾から直に菊松を受け取る!

 秀吾「俺が菊松を使う姿、おまえは見てるはずや、おまえなら、絶対出来る!」

 狼馬、菊松のサヤをはらった!さぁ、鐡火丸(←フライパンね)が着火だー!

 狼馬「アムール(←ミキシングスプーンね)、オイラのためにソースをデリシャスにしやがれっ!」

 マシュー「あーン狼馬、ミーのパクリだよっ!でもうれしいよ!」

 狼馬「炎龍(エンロン)、オイラのコテに宿りやがれっ!」

 南郷「ちがーう、それはオレのコテだっ!しかーし、その調子だ!」

 狼馬「北坂狼馬オリジナル、ファンタスティック・デコレーションっ!」

 凛「ぜんぜんファンタスティックじゃない、むしろ、美しいっ!美しいよ狼馬!」

 狼馬「最後はオイラの、道産子サーモンチーズ焼きでどうだっ!激ウマ一丁っ!!」

 ……あんまり燃えたので、セリフをそっくり再録してしまいましたが、狼馬がひとつ必殺武器を繰り出すたびに、それを託したメンバーの顔がひとりずつ背後霊の様に狼馬の背中にかぶるの。…っつっても、本人たち、別にあの世から見守ってるわけではなく、目と鼻の先のギャラリー席に座ってるんだけど。このムダなドラマチックさがいいんだなぁ。

 さすがは『百獣戦隊ガオレンジャー』で自分がヒーロー(ガオイエロー)だった堀江慶さんの演出。ジュヴナイルヒーロー、ビルドゥングス・ロマンという基本、燃えツボをしっかり押さえてます。

 狼馬、ここまで「~だべ」「~しねぇべ」って取って付けたような北海道弁は、設定が北海道生まれだからかなと思ったら、演じる西島さんがリアルに道産子、北海道札幌市出身なのね。あらら、これは失礼しました。遅ればせながらAAAのサイトに行ったりしてしまいました。EDテーマ曲『唇からロマンチカ』もDLしちゃいましたよ。PVがまたカッコいいんだ。そのうちカラオケで歌っちゃうね。もうお風呂で練習とかしてるし(迷)。

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