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イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

暮れ増す賃

2011-12-04 22:03:21 | 健康・病気

ルルアタックEX作戦はどうやら当たりだった様で、まる13回と翌朝1回几帳面に服用した後、めでたく鼻←→喉間のジャリジャリ、ガスガス感とはお別れできました。

「服むか服まないか迷ったら、迷うということは服みたいくらい調子が悪いということだから、とりあえず服んどけ」という非高齢家族のご高説に従って結果オーライ。月河本人も、熱が2日先にいきなり出てとっとと自然下熱した後から時間差で出てきた鼻喉症状でなければ、ぐずぐずしないで速攻行ったんですが。

同じイブプロフェン主配合の他の風邪薬ですでに試した銘柄=パイロンMKエスタックイブに比べると、12錠で済む分、錠サイズがかなりラージで“呑みごたえ”と言うか呑み込みごたえがありますが、やはり“対腫れ赤み”要員のトラネキサム酸と、“対鼻”要員のクレマスチンフマル酸塩とが“勝因”でしょうかね。この2成分が一緒に配合されているイブプロフェン製剤は他には無いのではないかな。

ただしもちろんオトシアナもありまして、まずはこの暮れますチンが、個人差はあるにせよ激しく眠くなります。花粉症持ちの人には親しい、アネトンカプセルとか、耳鼻科や皮膚科で処方されるタベジール、そのジェネリックのテルギンなどはコイツ製剤ですから、毎シーズンおなじみの感覚だと思いますがまーーーーーーー眠い。服用後1時間~1時間半ぐらいで、身体の芯から脳髄に向かって、津波のような、総てを包み込み押し潰すがごとき眠気が襲ってきます。もう、息吸っても、吐いても眠い。手を上げても下げても、横向いても後ろ向いても眠い。自分の脳神経のどこかから眠けが来るというより、果てしなき眠けの中に自分がいて、地球があって、宇宙があるかのよう。

クルマの運転、船舶の操縦、機械の操作は当然もってのほか。火の気、電気ガス、刃物、ハサミ包丁鉛筆削り、爪切り、一切合財言語道断。最初に服んだときあまりの殺人的眠さに死ぬかと思ったので、次の機会にはスーパーストロングなコーヒーをまず飲んでから服用してみたんですが、どうしてどうして、コーヒー1杯や2杯ぶんのカフェインじゃ、暮れます朕とは十両と横綱ぐらいの差があって秒殺の電車道。これを覚悟しないと、軽々とは服めません。

まぁ、眠け“発症”してから、たかだか30分から小一時間くらいで峠は越えますし、13回服用の2回めくらいからは、うっしゃーこれから眠け来るぞ、惨敗だけはすまいぞという戦闘体制がカラダにできる分乗り越えやすくもなる。

以前、耳鼻咽喉科のドクターに聞いた話ですが、このクレマスチンのほか、“ザジテン”という名で処方薬としても市販薬でもおなじみのフマル酸ケトチフェンも同様で、脳のドコだかにフマル酸に対する受容体っちゅうか、まぁその、アンテナの様なモノのある人は、いつ服んでも、少量でも眠くなり、受容体の無い人はいくら服んでもしかとは眠けが出ないものなのだとか。月河周辺だと、高齢家族のうちひとりと、非高齢組はアンテナレスです。もうひとりの高齢組は、服めば反応はあるようですが、「クスリでボーッとしてるんだか、鼻炎でボーッとしてるんだかよくわからん」と実に高齢者らしい感想。アンテナも錆びてんのかもしれない。

ルルアタックEXもうひとつの要注意点は、コレはまったく月河限定かもしれないんですが、♪クシャミ3回ルル3錠~のCMの頃の、トマトオレンジ色したルルゴールド錠の昔から、ルルブランドの風邪薬を服むと、翌日決まって盛大に便秘するんです。効いても効かなくても。嗚呼ううううう。

エスタックイブ他銘柄風邪薬や、ザジテン、イブA錠などでもこういうことはないし、トラネキサム酸も、暮れます賃も配合されてない、伊東ゆかりさん(『おひさま』の大人版杏子ちゃんで久々拝見しました)や由美かおるさんがCMキャラをやっていた頃のルルからの話ですから、主成分の問題ではなく、何かルルシリーズに固有の添加物的なモノが、大腸内の水分を腸壁に吸収せしめるのかもしれない。それでその、うううう、固化するのかも。

…ビフィズス菌とかLG21入りのヨーグルトでもしこたま食べてヌルッとさせて乗り切るか。あと、とろろ芋とかオクラとか、もずくなんかもいいらしい。ヌルッ。

……シモっぽい話ついでにもうひとつ。ルルアタックEX、鼻喉の粘膜をリカバリーするというビタミンB2=リボフラビンも配合されているので、錠剤の外観は白色にもかかわらず、かなり濃厚鮮烈に尿が黄色になります。チョコラBBなどB2製剤の滋養強壮剤やサプリメントを愛用している人なら見慣れた現象でしょうが、こちらは見た目真っ白で、しかも、熱があるときにお世話になる薬を服んでの鮮黄色なので、風邪じゃなくもっとワルい病気!?…と一瞬焦る人もいるかも。

……記事の終盤になって、まさかこんなに排泄がらみの話でかたまるとは。

……………(気を取りなおして)めでたく効いても、こんな案配で、困ったことは必ず三つや四つ付いてきます。できれば頼りたくないのが風邪薬ですが、やはり、シーズンには症状別に何銘柄かストックして、いよいよキツくなってから寒い中、遅くまで開いてる薬局を探して遠回りしなくてもいいようにはしておきませんと。

コメント
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