イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

滋養刑事ガー&リック

2011-07-31 23:54:48 | 健康・病気

前記事のニンニクトークの続きです。

免疫力対策としてのニンニク歴は浅いほうだと思うので、自分のための復習も兼ねて書いています。

プチ遍歴のすえ辿り着いたA社のニンニク卵黄は、安定した効果をあげてくれていました。て言うか、いまも欠かさずリピって、効果バリバリあげ中です。店で売っているクスリのように、イザ体調を崩してしまってから対症療法として摂るのではなく、何でもない、むしろ体調良好で吸収力も盛んなときに、きちんきちんと身体の中に入れておく。ニンニクの有効成分はアリインとかいうらしいですが、有効成分を有効化するサイクルを体内に、体調のいい、体力のあるときにこそ作っておくわけです。

これができると、たとえば、13粒推奨で普通なら11粒摂るところ、今日はこれからきついスケジュールが待っているぞというとき、2粒いっても、ちゃんと2粒分効いてくれる。

強い味方につけたなという実感がやっとできた頃、つい先月ですが、「たぶん今日が2011年でいちばんクソいそがしい日になるだろうな」という日がやってきました。何しろ朝5時起床、出先と自宅を2往復、在宅時間に家族の食事と自分の食事と差し入れ弁当を作ってUターンという、普通の日の正味2日半ぶんの労働を1日でやれって話。折りしもこの1年のちょうど半分折り返し地点も間近、ここを越えたらあとの半年ゃ寝て暮らすぞ(←無理)ってな勢いで早朝、弾丸のごとく出発。

よし、何かカラダにカツ入れてボー燃やしてくれるモンないか!と飛び込んだ直近のコンビニのドリンク棚。健康ドリンクというと、わりとおなじみで味を知っているのは、非高齢家族が出先からよく持ち込んでいる、菅野美穂さんCMチオビタドリンク、浜崎あゆみさんのエスエスエスエスエスカップCMと言えば以前キャラをつとめていたイスラエル人ボディビルダーが不法就労だったことがあるアスパラドリンクCM見たことはないけど近くのドラッグチェーンでよく目玉商品になってる常盤薬品のグロンビター辺りですが、その日は2011年に二度とない(と願いたい)特別な日です。スペシャルなやつで胃の腑からスペシャルなハッパかけたいではないですか。

そこで目に止まったのが黒ニンニクの力

CMしまくられている“ウコンの力”と同じ、ハウス食品のシリーズだということはネーミングと缶パケのデザインからすぐわかりました。チオビタやアスパラなどおなじみ系がだいたい茶色の小ビンなのに対し、ボトル型のアルミ缶が新鮮。“黒”ニンニクってのも凄みがあって効きそう。缶パケ正面の、ニンニクの切り口のイラストなど、『海賊戦隊ゴーカイジャー』のエピソードタイトルバックのようでもあり。

えっ、あれ?でもハウスのニンニクの力って、白いボトル缶じゃなかったっけ。ってことは“黒”のついたコレは、戦隊で言えば強化フォームなのかな。『天装戦隊ゴセイジャー』におけるスーパーゴセイジャー、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』におけるスーパーゲキレンジャー(…以下略)なのか。でも“医薬部外品”ではなく“清涼飲料水”になってるけど?棚はドリンク“剤”の棚だし?

……四の五の言わずに論より証拠、まずはひとつ買っていってみる。250円。うぉお、チオビタアスパラのたぐいより100円がとこお高いけど。100ml、清涼飲料水。トクか損か、あんまり考えると買えなくなるな。

「発酵黒ニンニク500mg」。正面のキャッチ、コレを信じるか。効いてるか効いてないか、飲んで12時間かそこらのうちにはっきり体感できるのがニンニクのいいところでもあるし。

それでも朝イチ、これから行動を起こす時間ですからね。飲んだことのない初モノ。万が一、臭くなっちゃ大変ですから、飲んだ後、うがいのできる場所まで行ってクイッ。

第一印象、

「うわっ甘めぇ~~~!!」

黒ずくめに赤・金の、何とはなし“族”っぽいパケデザインからは想像もつかない甘さです。甘いったってジュースのようではないけれど。表示「清涼飲料水」でなんとなくもっと薄いとばかり思い込んでいたので、ちょっとカウンターパンチ。

“薄めのシロップ”という感じ。危惧していた臭いはほとんど感じませんでした。発酵黒ニンニク500mgもさることながら、原材料にある、りんご果汁・グレープフルーツ果汁30%があずかって力大な甘さかも。甘くしたことで飲みやすくなってるのかどうなのかは議論の分かれるところでしょうが、とりあえず、“精のつくものを飲んだ”感はある甘さ。

一応これで元気100倍!とまではいかないものの65倍くらいにはなったような気がして、無事、2011年のザ・ロンゲスト・デイは乗りきりました。

その後、お安い6缶カートンを入手してこの日以降もリピート。“発酵”“黒”ニンニクというところの有り難味、プラスアルファ感のようなものはいまだ実感できませんが、ニンニクの成分の良さを活かした良心的な製品だと思います。

ただ如何せん、冷蔵庫でキンキンに冷やして飲まないと、甘さ、濃厚感が限度を超えるので、ニンニクの最大効果のひとつ“カラダを温める”までが遠回りです。いったん、冷たい液体として胃の腑に入ってから、やおら温めはじめるもんでね。いまは夏だからいいけど、冬場、寒い戸外に出て戦闘開始なとき、冷えてる液体を飲む勇気があるかどうか。ここらが、唾液でも飲み込めてしまう小さいツルツル粒のニンニク卵黄とは違う困ったところ。まぁ、いまのペースでリピり続けていたら、冬までには、室温でも飲める程度に甘さ慣れするかもしれない。

それから、まさに強化戦士!といった感じの、“ニンニクの力スーパーもネットで廉価の店を見つけて試してみましたよ。こちらは120mlと若干スリムロングな缶。黒プラス“スーパー”らしく、ボディのゴーカイ風ニンニク切り口イラストも、ビカッと光っておる。

果汁類が入っていないので、飲もうとクチに近づけただけでむわっと(ニンニク単体臭ほどは生々しくない)クスリっぽい独特の匂いがあり、ニンニク摂ってるなーという実感は、“黒ニンニクの力”よりも強くて直球です。オンラインショッピングなら、“黒~”の250円より1本当たりの単価がお安いところがいくらでも見つかるので、月河のように“黒~”の果汁由来の甘さに引いた人にはこちらのほうがお薦めか。“黒~”で500mgだった発酵黒ニンニクが、こちらには600mg。プラス高濃縮ニンニクエキスも120mg。さらにアミノ酸の一種であるシトルリン1000mg。ビタミンB1も配合。

120ml40kcalと、100ml51kcalの“黒~”より低カロリー。甘さ控えめの分の差でしょうな。なんだかハウス食品の広告宣伝マン化しておるな。

要は論より証拠。容量も小さめですし、まずはひとついってみて、自分に合うなと思ったらそれを続ければいいと思います。どのみちクスリではないので、より頻繁に、多量に摂れば効果が強まるというものでもないし、副作用でカラダの別のところがおかしくなるということもない。

特にニンニク由来の健康アイテムは、“他人に臭わないかどうか”という、社会人にとっては厳然たる関門があるので、ただ摂ってそれなりスルーではなく“摂ったその後の自分、摂る前と比べてどうなったか、元気になったか、ならなかったか”にコンシャスになる。摂る者にほどよい緊張をうながすところが好きです。

それにしても、このシリーズでは、元祖白いボトル型缶の“ニンニクの力”だけが未体験で、噂によると高濃縮ニンニクエキス100mgと“~スーパー”に比べるとケチ…いや抑え目ながら、無臭加工ですっきり飲みやすく女性向きとのこと。徐々にニンニクオタクになりつつある月河としては一度お願いしたいのですが、近隣の、比較的大きなドラッグストアでも置いてないんですよね。やっぱり“清涼飲料水”だからかな。

ドリンクものでもファストフード、スイーツなど食べモンでも、お芝居や映画などエンタメソフトでも「女性向き」とキャッチコピーされた商品を試すとことごとく合わない、“血中女性濃度”が極低な月河に通用するか。かかって来いカモン。

コメント
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