イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

5倍くらいかなぁ

2009-09-14 16:50:00 | CM

リアルタイムでのオンエアを観る機会がなかなか無いのですが、KIRINホップの真実CMの桃井かおりさんが美しいですね。

缶パケデザインに合わせた?光沢あり群青色のベルベットの、オフショルダーのドレス。スチールの撮られ方もあるのでしょうけど、1951年生まれ、今年満58歳であのウエストの締まり具合、腕や喉首のたるまなさ、アップに耐える肌の(SKⅡメイドの?)みずみずしさは感嘆、憧れモノですね。

そしてあのシャギーでショートでミニマムで、“固めました”じゃない動感あるヘアスタイル。あんな風にカットして似合う顔立ち、骨格に生まれつけるものなら、月河、何度でも死んで生まれ直すね。

桃井かおりさんという顔と名前が一致したのは1973年頃、映画『赤い鳥逃げた?』のグラビアで、共演は原田芳雄さん、掲載誌はいまは無きアイドル誌の老舗・集英社『月刊明星』だったと思います。もともとバレリーナ志願で、ロンドンの名門ロイヤルアカデミーに留学していたものの、女優への思いがつのり帰国後文学座研究生に。きっとヨーロッパ流の、貴族的で階級志向なクラシックバレエ教育に、彼女の、闊達で、ある意味頑固な個性が合わなかったのでしょうね。

ここ最近~いまの桃井さんのイメージからすると140%ぐらいふっくら、ぽっちゃりしていた22歳頃の当該グラビアには「バストの大きさが96センチ、名前が“桃井かおり”、しかも本名。なんとなく、うれしい」「自由に生き愛したい!」とキャプションがついていた記憶があります。

バスト96センチの桃井さんも懐かしいところですが、30数年を経て“20代初頭当時より美しい”と言い切れるアラシク(←around 60)女優さんはさらに数段貴重だと思うのです。

演技者としては如何ともし難いクセがある(モノマネ顔マネの清水ミチコさんが“桃井料理”の達人ですね)し、どんな作品のどんな役柄にも似合う柔軟性や透明感があるタイプとは言いにくく、キャリア的にギャラも安くないだろうし広くいろんな製作者・監督からオファーがかかりやすいタイプとは思えず、「あの人が出ているなら観てみよう」という客引きのきっかけにもなりにくい役者さんかもしれませんが、万難差し引いても“ぜひ末長く美しく輝き続けて欲しい”人ではあるのです。女優としても、女性としても。

ただ、TVCMで桃井さんの顔が見えると、どうも“後から竹中直人さんがもれなくついてくる”のではないかと一瞬危惧してしまう。コレはどうにかなりませんかね。

オンエア回数とかは比じゃないと思うんだけど、あの顔の濃さ訴求力の強さが問題なんだね。

コメント
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