イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

隙隙隙隙

2009-03-27 00:41:57 | 特撮・ヒーロー

昨日触れた『ゴーオンジャーG3プリンセスG5プリンスProjectRスペシャルラップ』、昨日はメンズメンバーの“君ギュ”ソロヴァージョン・シリーズのあまりのインパクトで思わず取りこぼしてしまいましたが、忘れちゃいけないガールズの『G3プリンセスラップ~PRETTY LOVELimited』、早輝・美羽・ケガレシア、各ソロヴァージョン。

スルーのままではあまりにも失礼だし、『ゴーオンジャー』放送期間中、野郎メンバーと同じくらいガールズメンバーにも楽しませてもらった申し訳が立たないので、改めてレヴュっときましょう。

いや、実際、ここ10年ぐらいのスーパー戦隊シリーズ諸作品の中で、「ここは『ゴーオン』がいちばんでしょう」というセールスポイントを、無理やりひとつに絞って挙げるとしたら、「女性レギュラー(敵側含む)の“目の保養度”が圧倒的に高い」

………ひとつに絞るな!絞ったらソコかい!という抗議、ツッコミは甘んじてお受けしますが、個人的にはまったくこれに尽きますね。

“単品”で、可愛い子、顔立ちやスタイルにおいて目立って端麗な子がいるというだけの戦隊なら、多数の応募者から何段階ものオーディションを敢行してキャスティングする作品のこと、当然ながらそんなに珍しくありません。しかし『ゴーオン』、イエロー早輝の逢沢りなさん、シルバー美羽の杉本有美さん、ケガレシアの及川奈央さんと並べると、何と言うか、“華”の絶対質量が違うんですね。「可愛い」、あるいは「美しい」の後にいつの間にか“けれど”が来て、たとえば「可愛いけれど、どっかイタい」「可愛いけれど貧乏臭い」「きれいだけれどキャバっぽい」といった割引要素、がっかり要素が付いて回ることがいっさいなかった。演技し慣れていない、(特にムービーで)撮られ慣れていない新人さんの多い戦隊ガールズで、華を持ち通すというのは「それだけなら簡単」なようで誰にでもできるものではないのです。惜しみなく、思い切り良く、いつも華。しかも陽性にきらめき倒す華。

全員、野暮ったくない程度にいろんなところの肉づきがピチピチしているほうなのもプラス要因でしょうね。幸薄い感がまったくなかったですから。最年長…いやさ長姉格の及川さんは、通常時の衣装がハード&メタリックに固めているので、G3Pのぶりぶりピンクドレス姿を初めて見たときは腕や肩の細さに驚きましたが、ケガレシア衣装時の胸と太股(露出は右脚だけ)なんかは、“セクシーとは何たるかを知っている”貫禄でした。

さて、『G3Pラップ』ソロですが、初聴きでは区別がつかなかった(爆)。

早輝『Smile×Smile』、美羽『夢の翼』、ケガ『桃源郷(ユートピア)』とそれぞれのオリジナルソロ曲の後に入れるという編集上の親切がなかったら、ガチわからなかったかも。

誰がいちばんうまくて誰がその次、なんて線引いていても始まらない。「同じ詞曲を同じアレンジで一字一句違わず1人ずつ歌うほうが個性が際立つ」という感想を昨日書いたばっかりなのにナンですが、G3Pに関してはまったくプロデュースの勝利かも。危なっかしさと無難さ、“照れ”感と「でもこういうの着てみたかったのよネ」という血中“女の子テンション”上昇感のバランスが、全員同じ目盛りらへんで拮抗している。

強いて言うなら、早輝が最年少らしくふんわりおっとりシャイな感じ美羽はちょっぴりしっかり者と見えて実は天然なお姉さん風、ケガ様はさらにお姉さん風(当たり前か)。

及川奈央さんはキャラクターブックのG3Pページに「平成生まれのふたり(早輝と美羽)に、私が入ることで昭和風味のスパイスを加えられたらと思って(アイドルユニットに)挑戦しました」とコメントしていますが、これはナイス着眼でした。昭和っぽさってアイドルをアイドルらしくするために大切な要素。曲終わりの、♪未来の王子さま 早くぅっ! のケガ様ヴァージョンは必聴です。1曲前のオリジナルソロ曲『桃源郷』のミステリアスでノーブルな曲調と併せ技で聴くと、まさに「惚れなきゃ後悔」(@GP31)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする